Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

皆既月食

2018-01-31 22:11:48 | 日記
今年は三現象が揃ったスーパームーンだそうですね。赤銅色に輝く影が見える。本当に宇宙は神秘的なものです。Uponwater天文台でも窓からかなり上質な写真が撮れたと思う。Canonのデジカメ IXY、思わず拍手してしまう。

私のつるし雛

2018-01-30 10:06:23 | 趣味
昨年は横浜の病院で脊椎の手術を受け悪戦苦闘の日々でした。家に戻ったのが四月、つるし雛も納戸で眠ったままでした。今年は例年にない寒気、術後一周年を迎えるが気がめげる。嘗て何かに憑かれたように夢中になって作ったつるし雛、我ながらそのエネルギーに感心します。紅絹の赤が光を受けて輝き気持がアップする。そしてお雛様のあどけなさに癒されます。

父の逸脱 セリーヌ・ラファエル著 (新泉社)

2018-01-29 14:53:07 | 日記
フランスで大反響を巻き起こした本と言うので読んでみた。サブタイトルに”ピアノレッスンと言う拷問”とついている。祖父が移民だった苦労が父親に暴力として受け継がれたらしいと言う。貧困で情操教育まで受けられなかった父親が娘を持って夢を叶えたいという思いが過ぎて体罰を加えてピアノの練習をさせる。幼児のお尻を革ベルトで鞭打つ…愛情が過ぎて本末転倒してしまったのか。大企業の管理職まで務めた父親は家に帰ると娘を虐待しピアノの練習、練習に追い込む。母親は夫の愛が欲しいため見て見ない振りをする…ここが理解に苦しむ所です。娘が成長し外部に発信出来るようになり学校の保健師に救われる事になる。幸い娘は医者の道に進み自分の体験を語り伝え「助けを求める小さな声が苦悩を秘めた小曲のように誰かの耳に届く事を切に願っている」と結んでいます。勿論父親は児童虐待の罪に問われた。歳を重ねた身にとって小さな子どもの苦悩ほど心を痛める事はありません。読んでいてとても苦しかった。思い返せば次女が幼児期ピアノレッスンをいやいや受けた…私は叱咤したが同じような事をしたなあと今思う。しかし次女も図太かった、先生の前で居眠りをしたのですよ。

緋寒桜

2018-01-25 16:31:45 | 日記
熱海糸川沿いの桜が八分咲きになりました。こんな極寒の中、咲き始める自然って素晴らしいですね。力を与えてくれます。小さな細い川の両側に60本あるそうです。本土では一番最初にお花見が出来る所だと言われています。

ターバン帽子

2018-01-23 21:29:36 | 趣味
フェアトレイドの毛糸、キッドモヘア78%、ウール13%、ナイロン9%の糸です。キッドモヘアの産地として知られる南アフリカの農村部の女性の手染め糸です。ふわふわでとても気持ちがいい。面白い形の帽子、1950年代のオールドファッションの再現です。形作りが難しかった。

恋 小池真理子著(早川書房)

2018-01-22 15:09:42 | 日記
弟114回直木賞を受賞した長編を読んだ。1992年浅間山荘事件の陰で大学教授と妻、そしてアルバイトの女子学生の自由奔放な男女関係が最後はあっと驚く一件で悲しく静かに終わっていく。理解し難い異質な恋は著者の単純だが静かに迫る文章力が美しく胸に沁みる。審査員だった平岩弓枝は著者の筆力、文章力に溺れた…と言っているが、音楽で言うと”バロック”的で気だるいような耽美がながれている。(余談ですが手術をする前好きな音楽を流してくれるというのでバロック音楽をリクエストした…後から考えるとこれから手術だというのにバロックじゃあね?がたがたの仕上がりだったらどうするの?)話の構成がとにかくうまい。結末は悲しくて遣り切れないが、教授の残した優しさが心に残り腑に落ちた。これで小池真理子を卒業しようかな…。

畜犬談 太宰治(きりぎりす所収 新潮文庫)

2018-01-19 21:40:05 | 日記
犬が大嫌いな人の話です。山梨県甲府の郊外に住んでいた時やたらと野良犬の多い所だったそうで犬に出会うと怖くて背中に毛虫が十匹も走っているような窒息しそうな悪寒にやられる。髪を長く伸ばしているのも良くないし、ステッキを持っているのも良くないと。とことん嫌いだったある日、子犬が迷い込みポチなんて呼んで面倒を見出すが大きくなると途端に駄犬の本領を発揮する…その過程がさすが太宰治、怖がり方も面白可笑しくしかし立派な文学。東京へ引っ越す事になりポチと離れられると安堵するがそうは問屋が卸さなかった。ポチが皮膚病にかかってしまった。薬をつけた牛肉で殺す事になるが薬は効かず、許してやることになる。”芸術家はもともと弱い者の見方なんだ”と悟りポチを東京へつれていく事にする。大嫌いが徐々にポチに心を開いて行く、可笑しくて笑っている内に…、やっぱり大家はうまいなあ…となります。

からすみ

2018-01-18 17:07:14 | 日記
熱海で自家製のからすみを作っている干物屋さんを見つけ買って見た。日本では高価で貴重なので安い外国産を買ってくる人が多い。しかし結構硬くてこんなものかと思っていたら、塩分が少ない熱海での自家製で柔らかいからすみを見つけた。少量を丁寧に作っているそうで黄金色をしていてとても美しい。これはねッ横浜の私の主治医へのお土産です(ウフフフフ…)。術後一年の経過診察へ出かけます。

第158回芥川賞受賞 おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子さん

2018-01-17 13:50:26 | 日記
文学賞を取り単行本になった時すぐに眼に留まったのが”おらおらでひとりいぐも”でした。読んで私は芥川賞が取れるかも…とビビットきた。語られる東北弁が何とも面白く標準語に変わったと思ったらまた東北弁が顔をだし、それがとても自然で全く知らない東北弁が自由自在に私があたかも東北弁を繰るかのように入って来て楽しかった。著者はまだ63歳、これから老いと向き合い同時進行で書いて行きたいと受賞後の感想で述べています。「おめでとうございますと期待しています」…を贈りたい。

アラジン グラファイト グリル&トースター

2018-01-16 17:11:06 | 日記
アラジンのストーヴは永遠の一品、十数年前は使っていたが最近こんなものまで造っているのですね。娘が安く買えると言うので頼んで見ました。安い食パンでもとても美味しく焼きあがるそうです。オーヴンの代理もするのでイングリッシュ・マフィンやココットのグラタンも焼ける。一昨年ガスコンロを新しくした時、ターキーも焼ける大きなオーヴンも処理してしまったので丁度良い。アラジングリーンで格好もいいし、若い人に情報を貰いながら生活改善をしなくては…ね?今朝トーストを焼いてみました。280度cで1.5分、むらがなく均等に焼かれた感じで外はカリカリ、中はふんわりです。安い食パンが…と娘は言っているが私の食パンは天然酵母でふた山650円だものねッ!???