Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

英国一家ますます日本を食べる マイケル・ブース(亜紀書房)

2014-07-29 13:43:01 | 日記
坊や二人を連れて三ヶ月北海道から沖縄まで日本食を食べ歩くイギリス人一家の話の続編です。前作は幼い二人の子供が異文化のなかで子供らしく生き生きしていて楽しかったし著者の哲学的な話も納得できてとても新鮮でした。今回の”ますます編”は前編の紙面の都合でカットされたものに加筆したものでやはり新鮮味と勢いがない。しかし味の素社への直撃には驚いた。まあ会社にうまく交わされた感じですが。沖縄に長寿者が多いのは台風が世界一多い土地柄だからですって?海水のミネラルが土そのものや、食物、動物に与えられているからと言う。また「焼津の鰹節削りのスモークのまろやかな酸味は匂いは違うけれど、紙のように薄くスライスしたイベリコ豚の生ハムと似ている」と感じたそうです。今度私も心して鰹節削りを食べてみようっと。また築地魚市場の喧騒を「競馬中継のアナウサーがイスラム教の祈りの言葉を叫んでいるよう」と書いる。言い得て妙で可笑しかった。日本語を理解しない人にはこう聞こえるのですね。最後に著者には「伝統的な和食の本当の将来性は日本人が持つ揺るぎない価値観の中にある」と教えられた。

万願寺唐辛子

2014-07-27 10:06:47 | お料理
二本の苗からこれで15本しか取れません。曲がってしまい、なかなか真直ぐの姿の良いものが出来ない。表面が黒くなったり、やはり純粋のブランド苗(高かった)は難しいのですね。来年はもう作らない、捨ててしまおうか…とブツブツ言いながら、それでも焼いておかかをかけて食べたら、柔らかくてくさみもなく何と美味しいのでしょう~。丸ごと種まで食べてしまった。初収穫の時はそれ程感激しなかったのに…。焼き加減が良かったのかなあ。でも来年はもう作らない!あげた方も”有難う”も言わなかったものね(私は食に拘るが他人が同じとは限らない…そんなの当たり前ですね)

プライベート ビール

2014-07-26 15:20:07 | 日記
製本教室の友達Dさんが珍しいビールをくださった。日本でもこうしたプライベートのブルワリーが方々に出来ている事は知っていた。これは軽井沢のブルワリーでいろいろな味のビールを造っているらしい。エールを飲んでみたが味が濃くてイギリスのエールを彷彿とさせます。酷がありスパイシーで栄養たっぷり、中世ではパンと共にエールビールは無くてはならない飲み物だったと言います。その他ホワイト・エールといってベルギーの伝統的な製法で作られているが原料にコリアンダー・シードとオレンジピールを使っているので日本の酒税法上は発泡酒になると言うものもある。またアルコール度が7度もあるインディアン・ペールエールは(インドの青鬼と言うネーミング)苦味が強いが虜になる人もいるそうですから…楽しみです。たくさん飲みたい訳ではなく、肴にも拘って面白がって楽しんで飲みたい私にぴったりの頂き物…有難う。

牛筋の煮物

2014-07-23 12:00:52 | お料理
牛すじを使って料理をしたいとずっと思っていたが、なかなか手に入らずやっと私の好きな当地ブランドA牛の牛すじを見つけました。すじと言ってもブランド牛ですから100g398円もします。圧力鍋で25分(勿論あくをとってね)、その後冷蔵庫に一日置いて固まった脂を捨てました。洋風にするか和風にするか悩んで和風にした。コンニャク、人参、大根、いんげん、これに牛蒡が入れば良かったが良い牛蒡が見つからず四目煮となりました。甘辛の味付けに牛からの旨味が出て柔らかくて本当に美味しかった。これぞ日本の味の文化です。次は洋風にアレンジしてみたい。

あなたも眠れない 山口恵以子(文芸春秋)

2014-07-22 14:01:22 | 日記
社員食堂のおばちゃんが松本清張賞を受賞して有名になりその後の書下しを読んだ。受賞の”月下上海”のヒロイン八島多江子が個性的でとても魅力があり、ノスタルジックな雰囲気と共にすべてが素敵だったので、もう一度酔いたいと手に取った。しかしつまらなかった。日航機御巣鷹山墜落の事故を推察させるような事柄に絡ませた話で(他人を不眠に落とし込み自分が安眠を得る…と言う訳が解らない)、日航機墜落は私たちの脳裏に深く刻み込まれた悲しい出来事、こうしたいい加減な話にはして欲しくない…と言う思いが強く全く楽しめない。社員食堂は辞められたそうですが”月下上海”の線でもっと丁寧に書いて欲しい。

やもり

2014-07-21 09:07:51 | 日記
私は爬虫類が大嫌い、特に家の周りにいる蜥蜴は注視できない。気配を感ずると寒気が走る。ところが昨夜、トイレの窓に動かない化石のような影を見つけてしまいどうしよう、どうしよう…と慌ててしまった。少し窓を動かしたら、影が動いた!家に入ったら大変と半開きの窓を急いで閉めた。しかしその7cmほどの白い影は2、3歩移動し静止した。ああ気持悪いと思いながら、それでも写真を撮る余裕はあったのね。我ながら可笑しかった。調べたらヤモリで”守宮”と書くのですね。宮を守るんだったらいいかなあ…。

セイロンティ "ルールコンデラ"

2014-07-20 08:37:22 | 日記
製本教室のOさんがスリランカへ旅行した。旅行社のガイドにもスリランカは余りなく考えてもみなかったがOさんらしいと思う。お土産にセイロンティを頂いた。”ルールコンデラ”とは初めて聞いた銘柄、素敵な缶に入ったリーフティです。1867年スコットランドからジェームス・テイラーと言う人がやって来てスリランカで最初に紅茶の栽培を始めた土地の名がルールコンデラと言うそうです。ですからスリランカでは彼はセイロンティの父と仰がれているらしい。缶も素敵ですしパウダーに近いリーフティでとても濃く抽出されるが、苦くなく芳醇なセイロンティです。今は冷たくしても香りもよく美味しく、イギリスのブランド品よりフレッシュでいい感じです。Oさん有難う、嬉しかったです。

かご人形

2014-07-19 13:52:55 | 趣味
製本教室でのランチのデザートにWさんがゼリーを持ってきてくださった。奥様が10人分のスプーンまで用意してくださいました。そのお気持に答えてゼリーの入っていたざるを利用してかご人形を作って差し上げた。人間ちょっとした心遣いがお互い嬉しいものです。「癒される」と彼は言っていました。一つはT先生へ…。

ポットラック・ランチ

2014-07-17 22:04:31 | 日記
今日は製本教室です。お昼は女性たちの持ち寄り料理(男性は自分のおにぎりだけ持参)を頂きます。賑やかなテーブルとなりました。我が庭の中玉トマトは本来のトマトの味がして美味しいと皆さん褒めてくださいました。野菜の煮物(私が蕗の白醤油煮を)、和え物、てんぷら、サラダ、小魚の干物、漬物、デザートはところ天と温泉饅頭…豪華でしょ?他の家庭の味が楽しめて男性のお一人はその辺のビュッフェより立派と言って喜んいます。今日は飛び入りでゴスペルのコンサートへの誘いがありその女性が一曲歌ってくださった。黒人のゴスペルと違って軟らかです。これもいいでしょう。美味しい食事にエンターテインメント、贅沢な昼食です。

運転教習再チェック

2014-07-16 09:16:48 | 日記
Aged parsonに課せられた運転免許更新前のチェックに行って来た。気は重かったが仕方が無い。まず認知度のチェックです。お決まりの名前、生年月日、今日は何日、今は何時頃など書き、次は16枚の絵を2,3分見て記憶する。しかしすぐに紙へその名前を書くのではなく、もう一つの仕事をしてその後先程の絵の名前を書いてください…と言う事になる。これって、介護度認定の時ケア・マネージャーがその人の程度を計るメソッドと聞いた事がある。脈絡の無い16の絵ドキドキしながらも全部思い出せた。認知度は100点、だらだら生きていないもの当たり前でしょっ!次は実技チェック、教習車ですから慣れないが生徒さんに混じってなのでのろのろで良い。しかし近来まれに見る緊張感で体のすべての細胞が立ち上がって私を動かした。結果は同世代の中での評価は4全体では3でした。屈辱に耐えた3時間、Aged parsonの手や足をもぎ取って生き難い社会にするらしい。チェック料6,000円ももぎ取った。