アルベルタ通りにある1906年建築。赤くみえるのはタイルを使っている。女性やスフィンクス人の顔などさまざまな彫像で装飾されていて素晴らしい。装飾をもっとアップで撮れば良かったと反省しています。
三階の壁面の彫刻が見事です。二階テラスの照明もアールヌーボー風。こうしたアパートメントは大体が賃貸住宅です。かつては一フロアが一家の住居だったが、ソ連時代には一部屋が一家族の住居となっていた…とイングリットさん。その後持ち主が名乗り出て、住むためにはとても不便なので、他人に譲る事が多かったそうです。
人物の顔や女性の上半身像が観られます。迫力がありますね。アルベルタ通りのアールヌーヴォーは殆どがエーゼンシュテインと言う人の作だそうです。彼は本職は鉄道員で趣味で設計しデザインしていたとイングリットさんは言っています。驚きます。
現地ガイドのイングリットさんの説明を一生懸命メモしてきましたが、自分の字が読めません。従って何の建物かが書けません。でもこの獣のデザイン、ヨーロッパでよく観られますね。
ラトビアの首都リーガの中心部の建築物は三分の一がアールヌーボー様式でドイツ語でユーゲントシュテールと言うそうです。その建築群を徒歩で見学です。これは賃貸住宅で民族ロマン主義が見受けられると言う。1903年に建てられ、現在は中には画家や作家の記念住居博物館もあります。幾多の戦火を潜り抜け、幸運にも私たちもその藝術に浴することが出来る…人間何が一番大切かまた考えさせられるひと時です。
いよいよラトビアに入りました。ホテルはラディソン系、立派です。ラトビアは通貨単位がラッツと言い、１ラッツ180円ぐらいだそうで、また混乱します。