毎年お目にかけていますが、やはり登場させていただきましょう。当地の人形作家のみちこ人形です。（これも毎年書いている、すみません）何時見ても品が良くていとしい。
モロッコから帰国後図書館で見つけ補習をした。行って来てから又その国の本を読む…意外と良く理解出来これもいいなあと思った。モロッコは世界のリン鉱の三分の二の埋蔵量があるそうです。”肥料の三大要素、窒素、リン酸、カリ”のリン酸で他の二要素は人工的に製造出来るが、リン酸だけはリン鉱から採集する以外にないと言う。肥料ばかりでなくインフルエンザのタミフルや無公害の燃料電池には必要。何の天然資源もなく観光に生きるしか…と考えていたが。マーケットではモロッコで獲れた蛸が味があり軟らかく美味しい。使っているスパイス類もモロッコ産であった。モロッコの王家はイスラームの預言者ムハンマドの子孫”シャリーフ”の家系であり連綿と続いた歴史の中で血統は一般人にも広がり、長距離運転手が血統証明カードを持っていると言いますから驚きます。
６年ぐらい前から近くにあるジムへ週２～３回通っています。数種類の機械相手に一時間ほど身体を動かす。親切なスタッフに助けられ、お友達も出来励みにもなっています。過日、全く思っていなかったが500回達成とかで賞品（パイロットのボールペン）を頂いた。我ながら驚いてしまった。でも上には600，700、果ては1000回と言う方もいらっしゃる。1000回は無理だと思うけれど通える限り頑張る！
自分で勝手に調合してスープ・カレーを作った。鶏手羽を油で焦げ目をつけて置き、玉葱のみじん切りをバターで炒めそこへお水を入れる。じゃがいも、人参、南瓜、シナモンスティック、ベイリーフを放り込む。カレー粉、カルダモン、ターメリック、コリアンダー（これも手持ちのスパイスで適当、でもカレー粉とターメリックは必須だと思う）を適当に振り入れ味を見ながらお塩を加えて野菜が柔らかくなるまで…。市販にないスパイシーさで６本の鶏手羽からスープが出て極上のカレー・スープの出来上がり。次は蓮根も入れてみたい。
私がモロッコから帰って一息ついたのでいつもの仲間と”ひな祭り”会をしました。ホテルＰでランチ（スープ、ステーキ、デザート）をとり我が家に席を移しモロッコの土産話やそれぞれの近況をお喋り。かつては週一回集まってお喋りしながらつるし雛を作っていました。ご主人たちがリタイアしいろいろ事情が変わり今では月一回集まる事がやっと。でもそのお蔭でたくさんのつるし雛が完成し癒されたのです。気心の知れたお友達今日も言いたい放題を言わせて頂き感謝しております。
かの”ほりえもん”が塀の中から帰ってきて書いた本です。”何もない自分に小さなイチを足していく”と言い”久しぶりに経験するゼロのじぶんは、いがいなほどにすがすがし”と良い事を言っています。ネクタイをした白いワイシャツのスリムな姿がとても爽やかに見える。かつては金満を体中にみなぎらせ傲慢な人と見えた。塀の中の孤独な夜に号泣し来し方を思い…しかし反省したわけではないと再び”ほりえもん”が顔を出す。幼少時の記憶は家族で行ったたった一度の外食と両親の働く後ろ姿しかない。子供が育つ家庭環境が如何に大切か？情緒あるそして弱者の気持ちが解る人に育てるには？など考えさせられた。
10年前から始めて大型7吊、中型１吊、小型5吊を作り上げた。考えてみるとよくぞエネルギーを注ぎ込められたと我ながら感心します。孫娘が誕生した事、そして人生における最も過酷な別れが重なり、このつるし雛をつくる事で癒されたと今はつくづく思う。ひと針ひと針に悲しみや喜びが込められていて今でも胸が痛くなる。
今年もつるし雛4吊りを図書館に飾っていただいた。72個プラス真ん中の玖珠球5個でひと吊り。あまり歓迎されていない様子で、余計な事をしたのかそれともそのような事を覚悟で飾って頂かなくてはならないのか…深く反省した。来年は何方か欲しい方がいらっしゃったら譲ちゃおうかなあ。紐以外はすべて正絹で古布、貴重な縮緬もあります。
何故かモロッコ旅行記からドロップ・アウトしてしまったサボテンシルクのスカーフ、サボテンの繊維で織られています。イスラム女性の夏用スカーフには最適でしょうが、張りがあり過ぎ頭に馴染まない。我が家の玄関で襤褸下駄箱カバーとなりました。光沢があっていい感じです。出入りするたびにモロッコが甦りグッド・アイディアと思っています。
二回もの大雪の中にたった一輪の薔薇の花。気がついて家の中へ…。それにしてもこの寒さの中どうしたのでしょう？10ｃｍはある大輪です。二月中に薔薇は剪定しないと春の花つきが良くないと聞く。私の肩を叩いてくれたのかなあと早速残雪の中剪定となりました。