Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

終わった人 内館牧子(講談社)

2016-06-26 08:32:46 | 日記
ベストセラーに入っていたので読んでみたけれどつまらなかった。東大法学部卒、一流銀行のサラリーマンのプライドがなせる惨な”終わった人”のお話。、定年近くに子会社へ左遷され、その後の家庭での処遇の有様(私たちの年齢では解りすぎるほど解るが)、最後まで働きたい己を必要としている会社はあるというプライド。私の周りにもこうした”終わった人”はたくさんいます。夫の知人にも80歳になっても××大学で、○○研究所で…と得意になって賀状などに書いてくる。惨めな”終わった人”たち。みんな知っているお話ですが著者は”普通の人”ではないのでこんな事が面白いと感じたのかも…。ではもう一捻りしてください。

らっきょう漬け 完成!

2016-06-21 11:05:36 | お料理
お百姓さんから直接お願いしておいたらっきょうが今年も漬け上がりました。目の前で抜いて頂いた泥らっきょうですから、そしてきれいに洗って夕方近くには漬け終わったのですから、これほど新鮮な事はありません。皆さんがシャキシャキして美味しいと言ってくださるのは素材が良いからなのですね。右側から麺つゆにお酢を加えたもの、次が紫蘇酢漬け、そして普通のらっきょう漬け。すべて我流の直付けです。お百姓さんへ報告とお礼に行って来なくちゃ…。

ボランティア

2016-06-17 15:10:49 | 日記
A市立図書館の古本修復のボランティアを始めた。A市は明治時代多くの文人墨客の出入りがあった。特に坪内逍遥は1920年から晩年の1935年まで”双柿舎”という別荘で執筆活動をしていました。彼の没後多くの郷土資料や貴重本をA市図書館へ寄付をされました。その貴重本の破損箇所を修復するボランティアです。昔の本は糸で4枚を綴って16頁としている。糸がよれよれになり殆どがばらばら、紙は日に焼けとろとろです。丁寧に綴り直す、写真は頁をつづり直している所です。同じ事の繰り返し、しかも慎重に扱わないと破れてしまう、好きでないと出来ない仕事です。修復して積み上がって行く本を見ると何となく充実感がわいてくるから可笑しなものです。クラスメートの男性のOさんはもう既に多くの古書の修復をしベテラン。私も頑張ります!
因みにこの本は昭和24年講談社から発刊されたオルコック著「日本における三年間」。

亮月 おそば

2016-06-14 17:06:40 | 日記
JAの朝市で手打ち生蕎麦を売っていた長女の中学時代のクラスメートがK町にお蕎麦のお店を開いたと言うので友達と行ってみた。彼は以前I・T関係の会社に勤めていたが、広いK町の空き地を借りて蕎麦栽培を始め、年々少しずつ広めていってついにお店を持てたと言う。ここ数年、日に日に日焼けしていく彼の顔が、苦難を切り開く意志を表していたように感じたものです。二十数人の客が入れる瀟洒な和風の店構え、近隣の彼を助けた人々で一杯になっていた。何事も一生懸命、真摯である人に神の恵みはある…と嬉しくなりました。かけそばを頂いたが、お蕎麦は勿論お汁も混ぜ物のない自然の美味しさ、小雨に濡れた緑溢れるT盆地の丘の上とても気持ちが良かった。繁栄を!

ぽたぽた漬け

2016-06-12 14:56:23 | お料理
ぽたぽた漬けが仕込み上がった。灰汁抜きして梅を三日間天日干しにするが、この時季なかなか天候が定まらない。去年は苦労したが今年は可哀相な私に神様は日光を恵んでくださった。丁度三日間お天気は良く日光を存分に受ける事が出来たと思う。紫蘇酢もできているので瓶をアルコール消毒して詰めました。角砂糖は700gほどを3~4回に分けて加えるそうなので甘さを確かめながら、完成は1、2ヶ月先でしょう。かつて長野県地方ではお年寄りの畑仕事の合間のお茶のお供だったそうですね。

ジャカランダ 2016

2016-06-10 15:55:08 | 日記
熱海海岸のジャカランダが満開と聞いて見て来た。数本あるジャカランダが満開で花の房が風にわさわさゆれて、あたり一面に良い香りが漂っていた。木陰は藤色の花びらの絨毯を敷いたよう…。南アフリカは桜のようにジャカランダが咲き当たり一面藤色に覆われるそうです。熱海のジャカランダは1990年ポルトガルのカスカイスと姉妹都市を結んだ時2本贈られたそうです。歯が抜けたようにジャカランダの木が植えられているのでまとめて5、6本となれば少しは見栄えがいいのに。でも今、苗を育てて海岸通をジャカランダ並木にしようと頑張っているそうです。

いちご濃縮ジュース

2016-06-07 14:49:02 | お料理
手製いちごスカッシュの濃縮ジュースをもう終わりの苺を買って作りました。10個ぐらいのいちごを浮かべて炭酸水と割って飲みます。友達のKさんの発明だけれどとても美味しい。すくったいちごの種のぷちぷちと炭酸のキリッとした舌触りが何とも言えず、暑さも吹っ飛びます。これから暫くは楽しめるでしょう。

英国一家、インドで危機一髪 マイケル・ブース (角川書店)

2016-06-04 16:23:03 | 日記
マイケル・ブースはイギリスのフード・ライターです。フランスのル・コルドン・ブルーに家族を引き連れて留学したり、日本へ来て和食を食べまくり、フード・ライターは経験が必要とインドへもでかけます。子どもを二人連れてインドですから怖い。旅が始まって一週間、次々に家族が下痢で倒れていく。(インドのツアーは必ず腹痛でダウンする人が出ると聞いている)父親のマイケルは細い路地の裏にある”美味しい”と言われるレストランを訪ねることや、一般家庭の料理を食べる経験をしたくてインドへ来た。マイケルは奥さんリスンに勧められ、いやいやヨガをやったら食欲が自然になくなり爽快になったそうです。あれもこれも食べたいという気持ちが突然消えたと言うのですからダイエットにヨガは効果がある。三ヶ月インドに滞在して最後は物質的なことより精神的なことが人間には大切でマイケルも平静と清澄と自制が増したように思ったそうです。若者がインドで”自分を見つける”とよく言うが本格的なヨガに浸り自然と見えてくるものらしい。私はインドは怖くて出かけられない。訳者の寺島のぶ子さんが「英国一家日本を食べる」と同じように面白可笑しいマイケルの文章を本当にうまく訳していると思う。

ジャーナル2015

2016-06-03 18:44:41 | 日記
趣味の”おけいこ”の宿題に通例のdiaryより文学的にいうjournalを書いてくる…と言うものがあります。一年の私のジャーナルがまとまったので本が二冊出来上がった。毎週苦しんで書いているが先生のチェック済みなのでまあまあ…と言うところです。クラス・メートに製本教室へ通っていると話しても解らないのでこれを見て頂けば解るでしょう。”どうだ!しかと御覧じろ!”ってね。(鉄面皮、ごめんなさい)表紙のプリントはリバティーのものを和紙で裏打ちして使っています。

らっきょう漬け

2016-06-01 17:04:23 | お料理
季節がやって来ました。いつも真心のこもった新鮮な野菜を分けてくださるお百姓さんに去年から頼んでおきました。とても農業をしている方には見えない、静かで真摯で畑は見ても美しいと思えるほどです。そうです、かつては筑波の研究所へ勤めていたそうですから。朝9時に掘って頂いてお昼を挟んで足腰痛いのに、泥らっきょうを洗って根を切ってきれいにして漬け酢を作って…大変ですが楽しい手作業です。紫蘇が手に入らなかったので梅酢は少々遅れてから漬けます。左手のものは市販の麺つゆに酢や砂糖、水で調節したもの。紫蘇酢漬けも出来たので加えます。やはり自家製紫蘇酢は濃くてきれいです。