Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ニュー・シネマパラダイス

2021-04-30 13:22:48 | 日記

不朽の名作”ニュー・シネマパラダイス”を二回観たけれど三回目を昨日観て、またまた感動した。自由にならないコロナ渦の中でこうして誠実に生きている人々の話は、自分の精神のバランスを保つための良薬だと思いました。


パパメイアン (Papa meilland)

2021-04-26 17:28:19 | 日記

夫の残していった8本の薔薇。家を建ててすぐ京成バラ園から買って植えたのでもう40年経ちます。私のケアが足りないので4本になってしまった。これは大輪でしかも香りは素晴らしい。フランスが原産地だそうです。(イギリスにかぶれていたのにね)老木は半分になってしまい情けない。しかし今年根元から太い一本が真っ直ぐに伸びて見事に咲きました。直径15センチはある。色も深いバラ色で美しいビロード。あといくつ咲くかしら?

 


大根サラダ(つまらないけれど)

2021-04-22 09:25:51 | お料理

ついでにサラダも作ったがこれは居酒屋さんの定番で人気があるそうです。大根の千切りにツナ缶を加え、マヨネーズとポン酢で味付けし鰹節ともみ海苔をかけるだけ。ポン酢を使う事は初めてですがこれが私にとって大発見。ゆずポン酢が効いています。飲み屋さんでは市販のめんつゆも入れると書いてあったが私は止めた。…で大成功!爽やかでたくさん食べられる。


大根とベーコンのスープ

2021-04-21 09:31:01 | お料理

これが本当の”大根足”だと納得できる立派な大根がお百姓さんのスタンドで手に入った。何か洋風に大根を使ってみたいと考えて厚切りのベーコンとスープにしてみました。新玉ねぎのスライスをオリーブ油で炒め、そこへ乱切りの大根と厚切りのベーコンを加え、材料の上少々までの水とコンソメを投入(ローリエ、胡椒も)4,50分中火で煮ます。大根にベーコンの旨味と玉ねぎの甘さがしみ込んで、勿論おでんの大根のように柔らかく、洋風大根料理絶品!の出来上がり。(自画自賛)しかし、コンソメを入れたのが失敗だった。新玉ねぎの甘さと厚切りバーコンの旨味で充分。何か人工の味がして情けなかった。反省です。お塩を少々足してそれで良かったのに…。あぁぁぁ~……。


小説”スパイの妻” 行成 薫(講談社文庫)

2021-04-18 08:57:40 | 読書

本屋で見つけて読んだ。映画をミスして、ラッキーにもテレビで見る事が出来たが、シナリオが先に書かれ映画が出来、それに沿って本にする。初めて知りました。小説は何と夫妻二人の娘が登場し孫まで…全く蛇足です。二人がこの世からいなくなった後の話などいらないと思った。映画の終わり方は悲しくて切ないけれど、愛してやまない夫が苦難の末自由を求めてアメリカへの亡命に成功し数年後には妻も後を追ったかもしれない…と観客に想像させた。小説は拙い表現が多く練られている文章とは思われない。急いで書いたのではと思われる。コミックでも出版されているそうで、この深刻な話をコミックなんて嫌だ。

 


スパイの妻 (NHKBS)

2021-04-13 12:14:40 | 日記

数か月前近くのシネマプラザで上映され監督がヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞、監督賞を受けたと報じられた。興味があったけれどミスしてしまった。そこで本屋を覗いたら”スパイの妻”があったので買って読んでいる。(現在進行中)しかし、こんなに早くテレビで見られるとは…。オリジナルの脚本が先に出来てその後小説になった…こう言う事もあるのですね。戦時中の人体実験記録を見てしまった主人公、お嬢さん育ちの妻が徐々に強くなりスパイの妻になっていく。映画は迫力があり、夫を愛するが為に怖い危険な道を妻は歩んでいく。亡命すると決めたアメリカのその後は数行のコメントで観た人の想像に任せて終わる。切ない重い心象を抱いてベッドへ私は入った。小説はもう少し穏やかなラストらしい。どちらがいいか?それが楽しみになった。高橋一生は秘めたる信念を簡単には現さないと思える非情さ、ミステリアスで凄い。蒼井優のエネルギーが画面に溢れて、これも凄い。


ウィーン近郊 黒川創(新潮社)

2021-04-12 12:56:41 | 読書

ウィーンは大好きな街で4,5回行った。著者の弟は長く暮らしたウイーンで自死、父も自死と考えることの多い自分の視点を「私小説」ではないと言いながら俯瞰して書いたと思う。兄が自死したという知らせに幼子のいる妹がウイーンへ行くなんて考えられない。何のためにベビーカーに乗せるほどの幼子の登場が必要なのか?色々と雑多に組み合わさって租借するのに苦労する。エゴン・シーレや”第三の男”の話そしてバルト三国、すべてが中途半端。行った事があると言う興味本位で読んだが、ウイーンで死亡した場合財産相続が大変難しいと言う事だけが頭に残った。著者のメモ帳を覗いた感じ。


花まつり

2021-04-08 14:08:12 | 日記

世間はコロナ、コロナでゆかしい行事は忘れ去られています。仕方がありません。今日は”花まつり”お釈迦様の誕生日と言われていますね。当地の禅宗R寺は毎年甘茶をお釈迦様にかけておこぼれを頂戴する行事を行っています。写真を撮ってこようと出掛けてみた。質素に清貧に祀って参拝者を待っていました。何年か前は子供が大勢楽しんでいた事もあった。お釈迦様が乾ききって暑そう、私が甘茶をかけてあげて、諸々お願いした。甘茶は山アジサイの一種で発酵すると甘くなると言う。甘茶を頂くのはこの時期遠慮申し上げた。中国の故事で政治が上手くいっていると甘い露が民の上にたれてくる…とあるそうですが、世界中の民は今苦しんでいます。


アーミッシュの老いと終焉 堤純子(未知谷)

2021-04-06 16:51:09 | 読書

アメリカでただ一か所行きたいと長い間思っていた”アーミッシュ”の村です。観光もOKと読んだことがある。ルターの宗教改革(1693年)の流れの中で分かれたキリスト教の一派です。彼らはドイツ系移民としてスイスからアメリカのオハイオ州やペンシルベニア州へ移住した。電気は使わず馬車を足として自給自足の生活を送り清貧だが心豊かに暮らしている。基本的には大家族でコミュニティは深い絆で結ばれお互いに助け合い、それはクモの巣の糸のように密だそうです。子供たちは村の小学校で学びその後は16歳まで外部の学校に行き、村に戻るかそのまま外部で生活するか選ぶ事になっている。しかし大部分の若者は村へ戻りアーミッシュとしての生活を採る。今の日本人が憧れている生活をアーミッシュの中に見つけ私は合点がいった。彼らのゴールは”主は与え、主は奪う”。