私にはもう母の日がやって来ました。使っていたデジカメの電池が弱くなり、充電してもフラッシュ３回焚くと終わりになってしまう。電池を交換しようと思ったら、娘達が心配してもう少し性能の良いデジカメを今年の母の日のプレゼントとして贈ってくれた。ですから我が家はもう母の日なのです。ブログを紡ぐにはデジカメは必需品。これからもっと良い写真をお見せ出来るよう勉強します。有難う。
Ｍさんの中国土産の烏龍茶を飲みましょうと言う事で、私の持っている中国茶器の登場となりました。７年前、次女と台湾へ出かけました。かの有名な圓山大飯店に宿泊し贅沢な旅でした。その時手に入れた茶器です。急須は茶壷と言って蓋が赤い紐で繋がれています。お茶碗は茶杯と言いますね。茶葉を入れた茶壷を茶盤に乗せ熱湯を注ぎ、蓋をしてその上からまた熱湯を注ぎます。全体を熱くして蒸すのだと思う。茶盤はこぼれたお湯受け、竹で綺麗に出来ています。お湯冷ましのような物は茶海といって茶壷からお茶をここへ注ぎ、均一の濃度のお茶を茶杯へ入れ振舞うそうです。勉強になりました。
蕪の美味しい時期です。ご当地名産の金目鯛で”かぶら蒸し”を作りました。立派な日本料理ですが、意外と簡単に作る事ができます。塩をした金目鯛にお酒を振りかけ、器にいれ蕪をすりおろし卵白だけを加え混ぜます。ここに銀杏や木耳を散らせば尚良いのですが…。蒸し器で１０分蒸します。はしょって、めんつゆを希釈して片栗粉でとろみをつけたつゆを張り、菜の花と柚子の千切りを添えてみました。金目鯛の油とふかふかの蕪、めんつゆとは思えないだし汁がベストマッチで日本料理の素晴らしさを再確認しました。2人前を一皿に作ってしまったのはよくなかったですが、ふかふかの蕪がたくさん食べたくて…。美味しかった。
韓国映画”母なる証明”がやっと当地で上映されました。何処の国でも母親の子供に対する愛情は”無償の愛”です。貧しいがひたむきに生きてきた母一人子一人のその息子が殺人事件の容疑者として逮捕される。母親は彼の無実を証明しようと走り出す。息子の事だけを思い一途に行動する韓国の母は実に強い。しかし事件は意外な方向へ進み、予想外の結末を迎えます。ラストのあまりの衝撃に心が揺さぶられしばらく座席を立つことが出来なかった。観る人の心に諸々の余韻を残し感慨深い映画だと思う。母親役のキム・ヘジャが静かに、しかし強い母を演じ素晴らしい。弱者が弱者を傷つける、こんな悲しい事はありません。
Ｎ温泉一泊の中学のクラス会へ参加しました。環境保持と謳って温泉は循環湯だったので大不満足。やはり温泉は掛け流しに私は拘りたい。
Ｉさんが大変珍しい物を買って来て下さった。いるかのおつまみです。半世紀余り前、Ｋ町には海豚の脂身の唐揚げがおやつとして駄菓子屋に売っていました。お塩を振り新聞紙に包まれた海豚の脂身、何とも言えない脂の旨味とかりかりの皮、今でもその味は蘇って来ます。食べ物の少なかった当時栄養満点のおやつだったと思う。買って来て下さった海豚は”すまし”と言う背びれの薄切りを湯がいた物らしい。少々の脂と弾力のあるコラーゲンの塊と言った感じ…。匂いは余りない。今では手に入れる事が難しいそうでＹ町の一刻者の魚屋でやっと見つけたと言う。珍味なるが故、大変高価です。数々の思い出が浮かび涙がこぼれそうなくらい懐かしかった。知的な動物として鯨や海豚は捕獲を非難されていますが日本の古来からの食文化であると強く主張しても良いのではないでしょうか。
Ｉさんが大変珍しい物を買って来て下さった。いるかのおつまみです。半世紀余り前、Ｋ町には海豚の脂身の唐揚げがおやつとして駄菓子屋に売っていました。お塩を振り新聞紙に包まれた海豚の脂身、何とも言えない脂の旨味とかりかりの皮、今でもその味は蘇って来ます。食べ物の少なかった当時栄養満点のおやつだったと思う。買って来て下さった海豚は”すまし”と言う背びれの薄切りを湯がいた物らしい。少々の脂と弾力のあるコラーゲンの塊と言った感じ…。匂いは余りない。今では手に入れる事が難しいそうでＹ町の一刻者の魚屋でやっと見つけたと言う。珍味なるが故、大変高価です。数々の思い出が浮かび涙がこぼれそうなくらい懐かしかった。知的な動物として鯨や海豚は捕獲を非難されていますが日本の古来からの食文化であると強く主張しても良いのではないでしょうか。
アンティークショップで深い藍染の変わった絣の着物を見つけました。おくみがないので少年の普段着だったのでは？と思う。生地はしっかりしていて立派です。母親が一生懸命縫ったのに息子は嫌って余り着なかった…と想像します。アンティークショップでは丹波の絣と言っていたが、丹波絣は格子柄が多いと聞いているので、少々疑問です。絣は型染めではなく糸から染めて織ってある。藍の原料のタデアイの葉そのものは緑色なのに染めて空気に触れるとたちまち藍色に変化し、染め重ねるごとに深みを増し濃い藍色になると言う。自然の染料は素晴らしい。「青は藍より出でて藍より青し」「出藍の誉れ」など良い言葉です。藍色が好きで絣は何枚かリフォームしました。八分丈のパンツはとてもユースフルです。肌に馴染んで気持がいい。変わった絣に魅せられたけれど、少し絣が大き過ぎた感じがします。
静岡へ用事があり出かけました。知人に勧められランチは市役所の近くにある”朱朱”で食べてみた。品のいい居酒屋の感じ。ランチは”小皿10皿膳”（1300円）が売りらしい。豚の角煮、蛸、鮪の刺身、エビフライ、サラダ大根のピクルス、鶏肉と糸こんにゃく煮、自家製さつま揚げ、温泉卵…など。みなお酒の肴でしょ？サラダ大根のピクルスはお酢が利いていて小さな大根がシャキシャキ、お酒の後がさっぱりするでしょうね。自家製さつま揚げ、鰯と鯵の味がしっかりして美味しかった。減塩生活の私には少々塩気が強い感じがしたけれど。デザートは冷やしぜんざい、多種類を少量づつ…身体には優しいランチです。お店の壁には高価な日本酒や焼酎がずらりと並んでいましたよ。
友達のＭさんが夕方、シチュウを作って持って来て下さった。スープが沢山だったので土鍋で温めました。フレッシュトマトだけのスープが少しの酸味とローリエの香り一杯でさらっとした若々しい味、とても美味しかった。煮込んで酷を出すのがシチュウと思っていたがスープがメインのスープ・シチュウがあってもいいと思いました。じゃが芋、ニンジン、玉葱の甘さと爽やかなトマトソースが相俟って春の兆しの感じられるスープ・シチュウ、元気が出ました。
今年もまた、吊るし雛を市立図書館の分館へお貸ししました。もう5,6年飾って頂いています。全部絹の古布を使っている事が私の自慢です。でも利用者も少々飽きたかしら…ね。
立春を迎え彼方此方で梅祭りがスタートしました。しかし熱海では桜が満開です。糸川のほとり熱海桜と呼ばれている濃いピンクの寒桜の一種です。沖縄の寒緋桜と並んで日本列島で最も早い桜だそうです。この冬一番の寒さの今日、満開の桜から元気を貰った感じです。