無意識日記
宇多田光 word:i_
 



UtaDAのコンセプトが明快にうたわれている曲だ。「飛び越えたいのはジャンルとジャンルの間じゃなく、アナタとワタシの間なの」-思えばコレは、英語で歌われていながら日本人がより受容し易い考え方だった気がする。程度の差はあれど、何でもジャンル化して棲み分けをする多民族国家のアメリカより、1ッの事に皆で飛び付く少数民族の日本の方が、逆説的だが私的に音楽を楽しむ気がする。四畳半フォークもウォークマンも日本の文化だ。一方アメリカでは音楽はその人の立場を表明する社会的なもの。コンピュータスクリーンの暖かさに気付く詩情を先に受け入れたのが日本だったのは自然な事なのかもしれない。


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