幾ら美味い料理でもてんでバラバラなメニューコースで出されては価値も減ずる。どんなに高級でもフレンチと和と中華を1度に出されたらイヤだろう。音楽も同じで、幾ら名曲揃いでも何かしら統一がなければ"アルバム"としての魅力、存在価値はない。ぼくはくまは素晴らしい歌だがアルバムに入れたら統一を損なうのではという危惧があった。が、Hステのお陰でその危惧は回避され得る。いわばHステは料理の鉄人で鹿賀丈史が「今日のテーマは、コレだ!」と紹介する厳選素材そのものであって、味はついていないけどそれを柱にして童謡にもアニソンにもCM曲にも発展できる、そんな存在なのである。
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