無意識日記
宇多田光 word:i_
 



数は目に入るだけで千は下らない。O-EastでのシークレットGigの観客よりずっと多い。そしてこの内の千人中千人全員が「宇多田ヒカルって知ってる?」との問いに「ハイ」と答えるのだ。見渡す限りの人が皆自分の事を知っている…妄想の中でホンの一瞬そのとんでもない重圧を感じれた気がした。ForYouの「ヘッドフォンをして人ゴミの」以下の一節は、ややもするともう二度と味わえない体験への郷愁かとすら思えた。「案外気付かれないんですよ」といつも笑顔で云う光、映画館で映画見てて"こわい"のは作品への反応に直に触れる事かそれとも人の視線の事か。チョッピリ考えさせられた。


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