無意識日記
宇多田光 word:i_
 



そういえばファンでも余り持っている確率が低いなぁというのがキングダムハーツのサントラ盤。別にないならないで困らないが、特にパートIIではここでしか聴けない"Passion - Opening Version -"が収録されているのが大きい。

もしかしたらゲームをやっていなくてサントラを持っていない層はOpening Versionを全く聴く機会がなく、いきなりLIVEであの中間部のパートが出て来て戸惑ったりしたのだろうか? Sanctuaryの方は逆にSingle Versionがないからあれの日本語バージョンだと思えば違和感はないが、This Is The Oneをチェックしていない宇多田ファンもかなりの数にのぼるのでやはりPassion - Opening Version- の認知度は相当低そうである。今更だが。

それにしてもThis Is The Oneをチェックしていないファンが多いのは誠に残念だ。流石にここに読みに来てくれるファンは殆どが愛聴しているだろうが…どうなんだろう。

私の場合、現時点での生活においていちばんよく曲を聴くアルバムは、回数の多い方からSCv2、TiTO、Hステ、UB、Exodus、DR、Distance、First Loveと見事なまでに新しい順なのだ。自分でも笑ってしまうが、何だかんだで常に"今の光"に興味があるので出来るだけそれに近い歌を聞こうとするのだろう。特にTiTOは歌モノアルバムとしては秀逸で、光の"英語での歌唱"を堪能しようと思えば自然にこちらに手が伸びる。コンポーザーとしての才能に触れたければExodusの方だが。

ヒカルの日本語の歌は歌詞がこちらに訴えかけてくる強度が時に非常に強いだけに、ついつい聴き手として感情移入過多に陥ってしまうものだが、これが英語の歌だと単語がただの音として流れていってくれる度合いが増す為よりリラックスして耳を傾ける事が出来る。歌詞の意味など考えず、メロディーの美しさを丁寧に味わう事が出来るという点においてはヒカルのアルバムを含めてもTiTOがいちばんである。これからは「秋の夜長」の季節になっていくであろうから、茶や酒でも入れてこのアルバムを聴きながらひんやりとした空気を味わうのも乙であろうなぁ。少しずついい季節になってきた。

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