無意識日記
宇多田光 word:i_
 



新譜に関しては気になることが余りに有り過ぎてヒカルの言うとおりどこから手をつけたらやら。でも迷ってばかりでは何も始められないので思いついたままランダムに取り上げていこう。


今回はいつにも増して国際色が強い。『Fantôme』の全米6位あたりから海外でのチャートアクションを話題にするのが珍しくなくなったが今回は連動企画である配信ライブにおいてそれぞれ現地で有料配信チケットを購入するといういよいよ本格的な商業活動に入った。つまり、それぞれの国で宇多田ヒカル/Utada Hikaruの国内盤がリリースされる公算が強まる。

これ今までとどう違うかというと、場合によってはヒカル本人が現地に飛んでプロモーション活動に参加する必要や義務が出てくるってことね。現在の感染症禍下ではそれ自体は現実的な話ではないけれど話の筋としてはそうなる。メジャーレーベルのアーティストはインディーズとはそこが異なる。売るのに尽力する義務があるのだ。

そうなってくると、コレクターマニア各氏におきましては各国盤を入手するのが至上命題になるのかな? そこらへんは任せるけれども、しかしもしかしたら2009年の『This Is The One』のように国によって曲順やボーナストラックが異なるなんてことにもなりかねないから単なるリスナーの私のような人間にとってもそれは関心事たり得るのだった。『Come Back To Me』が1曲目にくるか9曲目にくるかでアルバムの印象や評価なんて全然違ってくるもんね。細かい話はウィキペディアを参照のこと。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/This_Is_the_One


『BADモード』には『Face My Fears』や『君に夢中』など、日本語バージョンと英語バージョンの2つが存在する楽曲が収録される。例えばこれらが、各国内の国内盤のアルバム本編に於いていずれを選ぶかが異なるかもしれない。今作にはリミックス等も収録されるということなので、本編から漏れた方はボーナストラックとして共に収録されるかとは思うから曲順の入れ換えという結果に留まるだろうけれども。

そのリミックスに関しても、各国盤の今までのリリース状況によっては今までのCD化されてこなかった音源を改めて収録したりするかもしれない。そうなってくるとちょっと目が離せない。いやはや、情報ちゃんと入ってきて欲しいねそうなると。

そんななので、『One Last Kiss』LPの欧米盤は輸入してSONYが国内配給したんだから『BADモード』の各国盤も日本で売ってくれたらいいのにな、とちょっと思うのでありました。まぁ多分ないとは思うけど、各国の言葉で翻訳された訳詞がブックレットに載ってたりしたら面白そうだもんね。ないと思うけど!(日本みたいに歌詞を読みたいというニーズのある国がほぼないので)

取り敢えず、プロモーションでの来日等に関しては感染症禍の状況次第なので今は考えるのは止す。コレクターの皆さんは場合によっては心してかかってねというのが今回のお話でございました。……いや新譜や配信ライブに関しては他にもっと触れないといけない話が山ほどあるだろ!と思うわぁあたしも。うん、ヒカルもきっと、優先順位を決めずに告知をしたら告知し始められなくはないんだろうけど、いざそうやってみたらきっとこんな風な空気になるんだろうから気軽に呟けないんだろうねぇ。わかりみが深い。

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