無意識日記
宇多田光 word:i_
 



そう、↑これ。『40代はいろいろ♫』で余りにも然り気無く放たれた爆弾発言。「夏に日本に帰る」、ですと!

も、もちろん、「息子が夏休みだから帰省しようかなって」とはぐらかされる可能性もあるにはあるんだけど、我々が聴いてるのわかってて言ったんだからコンサートかテレビ出演か何かがあるんだと勘繰られるのは承知の上だろう。いやはやどうなることやら。

昨年の夏は南青山でシークレット・ライブ(ただし1曲12分)、それにテレビ出演3本だったかな、そんな感じで「夏に日本に帰って」きてはいた。更にその前にその12分のSpotify向け縦長ムービーを撮影するために八景島にも赴いていた。今年も、こういった仕事の為に来日をするのかもしれない。

だが我々に待望の全国ツアーを期待するなという方が無理だろう。『Laughter in the Dark Tour 2018』から5年が経とうとしている。インターバルとしては十分だ。今年の夏に日本全国を廻るとすればそろそろ告知があってもいい。前回のツアーは初日が2018年11月6日、告知があったのが2017年12月8日。1年近く前だったのだ。今年ツアーするならいつ発表があってもおかしくないのさ。

他方、ツアーでなくフェス出演なのでは?という推測もあるだろう。だがコーチェラ出演とは異なり、日本国内の宇多田ヒカルは即ヘッドライナー候補となる。確かに全国ツアー回数が少ないため知名度の割に集客力は大きくないだろうが、国内アーティストで宇多田ヒカルの後に歌いたいシンガーがいるかどうかというとどうだ。勇気要るぞ? なので、邦楽系フェスならトリ扱い、洋楽系フェスでもそれに準ずる扱いとなる為、こちらももういつ発表があってもおかしくない。真っ先に名前を連ねる筈だからね。

いやま、昨年のシークレット・ライブみたいにFloating Pointsと二人きりみたいな小編成なら特別ゲストもアリかもだけども。

今のヒカルがフル・バンド編成を組むとなれば「お馴染みのメンバー」を選んでくるだろうから、先日の『40代はいろいろ♫』でも弾いてくれていたメンツの今年の夏のスケジュールを睨んでおくのがうちらがまずやるべきことか。そしてそれに伴って考えるべきなのは「フェスのヘッドライナーもフィーチャーした全国ツアー」という、上記二案のハイブリッドだろう。こうなるとまさにお祭り騒ぎになるよねぇ。

後は、そうなるとアジアツアー/ワールドツアーとの兼ね合いよな。どういうスケジュールを組んでくるか、或いは今年の夏もテレビ出演程度の来日に抑えて、冬場にツアーとか、或いは年明けから? あーわからない。可能性は無限にあるぞ。

で、それを占うにあたって新アー写の作風をどう読むかってのがあるんだが、あの2枚って全然外に出掛けて歌う感じがしないのよね! どうみても室内楽で形而上学的な曲を録音しましたみたいな風なのよ。う~む、今年の宇多田ヒカルは、例年以上に読めないな。完全にバッドバニーのカバーで面食らわされてるわあたし。見事に機先を制されております!

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先週『40代はいろいろ♫』が終わった直後に新アー写が発表された。訳がわからない。

まだ1月19日になった途端に変わるんならわかる。『40代はいろいろ♫』で宇多田ヒカルの新しい年がスタートだ!心機一転! でこのアー写に惹かれて生配信を観に来てみたら謎のデザインセンスのトレーナーを着た人が出迎えてくれるというギャップ…なんて流れならね。そうでなくて、配信が終わった後ってのが如何にも中途半端なタイミング。そこで新情報があるかというと無し。ますますわからぬ。

そして、ヒカルのツイートによるとこの新・宣材写真は

@utadahikaru : New artist photos just taken a couple of weeks ago in Shibuya!
Photo by Masahiro Sambe. Styling and Hair&make up by Kyohei san and Inagaki san, 2 people I adore who have magically not aged for 20 years…🧸🧸 https://pic.twitter.com/NI42ZdefsM
https://twitter.com/utadahikaru/status/1616810578391060480

ということで、年始にお馴染みスタイリスト小川恭平氏とメイクの稲垣亮弐氏を伴い渋谷で撮影されたのだと。日本に居たのね。ところがInstagram情報によると、『40代はいろいろ♫』直前に小川恭平氏が渡英していた模様で、いやなんだそれは新アー写をこのタイミングに合わせる為ににわざわざヒカルが来日したってか。なのに新情報無し。ますますますますわからん。

私が先週「実は新曲をもう一方で作っていたのかも」とかいう自分でも可能性が低いだろう推測を敢えて記したのも、このアー写があったからなのだ。そうとでも解釈しないとこのタイミングでの公開の理由が見えてこないのよね。

まぁ実際は1月19日0:00に公開したかったのが何らかのトラブルで24時間延びたというのも考えられなくはないんだが、その割に19日のうちにYouTube公式チャンネルのアイコンが既にこの新アー写に取って代わられていたという話もあるしで、その順序もまた謎なんですわね。


しかしまぁでも、その意図はよく分からないとはいえ、これで「『BADモード』モード」は終焉を迎えたと取るのが妥当になる訳だ。擦りに擦り尽くしたアルバムだっただけに『気分じゃないの(Not In The Mood)』だけがプロモーション無しで取り残されたのが若干の心残りだが、いやそれにしたってここまでアルバム全体が注目された作品はヒカルの過去作の中でもなかったわけでね。史上最高のCD売上を記録した1stアルバムだって半分以上の楽曲は人々に名前を覚えて貰えてなかったりしそうだし。それを考えると、配信開始から丸一年凄まじく頑張ってくれましたと労いの言葉を掛けたくなる。本当にお疲れさまでした。こっちは何も変わらずいつも通り毎日聴かせて貰いますけども。

となるとその「『BADモード』モード」の次はどうなるかという話だけれど、それこそ『40代はいろいろ♫』の選曲が示唆になるかなと思われる。引き続き『First Love』のリバイバル・ヒットを心から歓迎しつつ、『Rule』と『Me Porto Bonito』の2曲からは「バイリンガルを超えていく」意図が感じられて、今まで以上にグローバルな活動を視野に入れるのかなと。特に『First Love』のリバイバル・ヒットはアジア各国を巻き込んでいるので、これは英米欧亜日総てをリスナーとしてみる感覚になっているのではなかろうかと。しかも西洋も英語圏フランス語圏ラテン語圏の3つの大きな枠組総てを見据えてるとなると、いやはや幾らヒカルの言語能力が高いといってもね…でもやっちゃいそうですね…。

とかなんとか深読みするこちらをよそに「いやほんとにうさぎ年だったからってだけだよ」と言ってきてくれそうな雰囲気もあって本当にこの人は今年も訳がわからないよ!?

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