”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

九条ネギをこんなふうに食べました

2015-03-31 10:13:20 | 食・レシピ

昨日の続きで、今日も九条ネギのお話です。

  

この冬は、本当によく九条ネギを食べました。

お鍋やすき焼きに使うことが一番多かったのですが、

九条ネギを白い茎の部分と葉の部分に分けて使うことも・・・。

  

 

一般的な白ネギに比べれば細いのですが、

それでもしっかりとした茎は刻んで、

ネギソースを作りました。

  

それを鶏の唐揚げにかければ、油淋鶏ですが、

我が家は冷凍庫にブリがたくさん眠っているので(笑)、

ブリの油淋鶏風にしました。

 

 

  

  

  

九条ネギの葉の部分は、シャキシャキ感と

ネギ特有のぬめりを活かして、洋風の和え物にしました。

 

 

 

こちらはレシピを紹介させていただきますね。

 

   

九条ネギとスティックセニョール、ホタルイカのマスタードソース和え

  

【材料】 4人分

 九条ネギ(緑色の部分)  2本分、  スティックセニョール  150g

 ボイルホタルイカ  1パック(95g入りでした)

 

 〈ソースの材料〉

 粒マスタード  小さじ1と1/2、  オリーブオイル  大さじ2と1/2

 ワインビネガー  大さじ1、  塩、こしょう  各少々

 

 

【作り方】

 1 スティックセニョールはさっと茹で、ザルにあげる。

 2 九条ネギもさっと茹で、ザルにあげて、適当な長さに切る。

 3 ソースの材料をオリーブオイルが最後になるように合わせ、

   とホタルイカを和える。

  

  

見た目は「ぬた」なのに、食べてみると洋風の味付けなので

黙って出すと、たいてい驚かれますよ。

ホタルイカのシーズンが終わってしまったら、

あさりのむき身などで作ってみてくださいね。 (^_-)-☆

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九条ネギにぞっこん!!

2015-03-30 09:47:50 | 野菜

この冬は、本当によく九条ネギを食べました。


  

実は、本場の九条ネギを食べたのは、初めてかも?

これまで、地元スーパーに九条ネギが並んだことがなく、

私は、直売所に並ぶ地元産(たぶん袋井か磐田)の九条ネギを

九条ネギだと思って食べていました。

「普通の葉ネギだね・・・。」

正直、そう思っていました。


  

でも、この冬、初めて京都産の九条ネギを食べて

驚きました!! (@_@;)

緑色の葉の部分のシャキシャキ感!

そして、葉の部分にもぎゅっとネギ特有のぬめり成分、

フルクタンが詰まっています。


  

 

九条ネギは、産地を表示して売られています。

 

      【吉祥院産、上鳥羽産】

  

  

         【深草産】



  

  

「続・日本書紀」(平安前期)によれば、

九条村(現・京都市南区九条)で、

水葱を栽培したという記録が残っています。


この洛南一帯は低湿地で、

養分豊かな土壌が栽培に適した上に、

熱心な農家によって作りこまれ、改良が進んで

九条ネギの名前が生まれたそうです。

  

  

上の写真に記載されている地域名、

吉祥院、上鳥羽は南区、深草は伏見区。

まさに、発祥の地ですね。

それぞれ、種を自家採種し、

昔ながらの栽培方法で作り続けています。

  

 

さて、この九条ネギをどんなふうに食べたのかは

また、今度紹介させていただきますね。 (*^_^*)

  

 

※九条ネギの栽培方法とは

  10月に種をまいて苗を作る。

         ↓

  夏にいったん掘り上げて乾燥させ、干しネギにする。

         ↓

  干しネギを晩夏に植えて、秋・冬に収穫する。


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御無事で何より

2015-03-29 09:14:17 | ブログ

夫がパキスタンの出張から戻ってきました。

ドバイ経由なので、

お土産は定番のデーツ(なつめやしの実)です。

  

 

やけに立派な箱に入っています。

 

  

  

 

開けてみると

 

  

デーツの真ん中に大きなナッツを挟んだものが

2段になって入っています。

  

奥から、カシューナッツ、くるみ、アーモンドです。

お砂糖は一切使っていない、天然の濃厚な甘味と

ナッツの香ばしさが一緒になると

とっても贅沢な味わいを感じることができます。


  

夕方、「疲れた~!!」という時、

デーツを食べると、もうひと頑張りできるんですよ。(*^_^*)


  

   

今回も短期出張でしたが、

その短い滞在期間に、爆弾テロがあり、

警官が二人亡くなりました。

前回の出張の時は、空港で銃撃戦があり、

出張が延期になりました。

  

会社の事務所があるところは、

パキスタンのカラチで比較的安全なところと言われていますが、

それでも毎回、何か事件は起きています。

無事に帰ってきてくれて、ホッとしています。 (^^)


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良いこともあるものです

2015-03-28 13:09:17 | だし

風邪で頭はすっきりしないのですが、

寝てもいられないので、午前中はスーパーを何軒か回り、

このようなものを集めてきました。

 

  

「化学調味料無添加」とか「食塩無添加」と表示されている

顆粒だしを中心に、良く売れている顆粒だしや

だしパックも集めてみました。

さて、この中で本当に「だし」と言えるものは

どのくらいあるのでしょうか?

 

  

  

そして、これらを集めるために、

普段利用しないスーパーにも行ってみたのですが、

そこでこんな素晴らしいものを発見!!

 

  

伊豆 田子産の本枯れ節です。

袋井では、焼津産の荒節(花かつおとして売られているもの)は

入手しやすいのですが、

本枯れ節となると、焼津産でさえ売っていないので、

今までは静岡のデパートまで買いに行っていました。

  

それが、伊豆の田子産の本枯れ節が手に入るなんて!!

田子の人が、かつお節菌を発見したことが

かつお節のカビ付けの始まりですから、

とてもありがたく感じます。

  

 

こんな良いこともあるので、

早く風邪を治して、

また地道に地道にやっていきます。 (^O^)

 

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わさびの栽培法を再確認しました

2015-03-27 11:47:21 | 野菜

3月24日の新聞にこのような記事が掲載されました。

 

  

県立田方農業高校の生徒さんたちが

わさび苗の培養に授業で本格的に取り組むのだそうです。

  

 

わさびの栽培法は、大きく分けて3つあります。

 1.実生法・・・種子をとって苗を育てる方法

 2.分けつ茎をそのままわさび田に植え、栽培する方法

 3.わさびの生長点を培養し、増殖した芽を発根させる方法

 

  

1の問題点は、

 遺伝的に雑多で、苗の性質にばらつきができてしまうこと。

 

  

2の問題点は、

 増殖率が低い上に、伝染性の病害に弱いということ。

 

  

今回、田方農業高校が取り組もうとしているのは

3の方法です。

こちらの方法の良い点は

 ・病原菌に強い。

 ・苗の性質が同一なものを育成できる。

問題点は

 増殖に費用と労力がかかるということ。

 

  

しかし、この授業を通じて、生徒さんの中から、

わさび栽培の担い手となる人が現れるかもしれません。

そして、何よりもわさび苗が安定的に確保できるようになれば

県内のわさび生産者にとっても、良い刺激となることでしょう。

 

  

  

ちなみに、私、以前、わさび田を見学させていただいた時、

分けつ茎を持ち帰り、

 

 

グラスに入れて育てていましたが、

やはり、グラスの水は清流とは異なり、

すぐに腐らせてしまいました。 ^_^;

 

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