”農”と言える!?

食推おばさんのソムリエ日記

干し野菜で「だし」

2013-07-31 09:19:49 | 干し野菜

山形県の郷土料理、「だし」ってご存知ですか?

夏野菜と香味野菜を細かく刻んで、

お醤油などで和えたものです。

夏、食欲がない時は、これをご飯にのせたり、

素麺の薬味に加えたりして食べています。

 

今回は、きゅうりとなすだけを干して、

「だし」を作ってみました。

 

 

材料】作りやすい分量

 なす  1本、  きゅうり  1本

 オクラ  2本、  みょうが  1本

 大葉  3枚、  生姜  1片

 白ごま  大さじ1、  塩  適量

 醤油・麺つゆ(3倍濃縮タイプ)  各大さじ1

 

【作り方】

〈下準備〉

 きゅうりとなすは、薄切りにして1日干す。

 (粗みじん切りにしてしまうので、この時の切り方は適当に)

 

〈仕上げ〉

 ①干したきゅうりとなす、みょうが、生姜、大葉は

  粗みじん切りにする。

 ②ボウルに塩気を感じるくらいの塩水を作り、

  ①を5分ほどさらし、水気を切る。

 ③オクラはさっと茹で、粗みじん切りにする。

 ④ボウルに②③と白ごま、醤油、麺つゆを入れて混ぜ、

  冷蔵庫でよく冷やす。

 

 

すべて生野菜で作る「だし」に比べると

歯ごたえはあります。

でも、こんなふうに冷奴にかけても、

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干し野菜が汁気を吸い取ってくれているので、

水っぽくならずに済みます。

 

 

時間が経つにつれて、おいしさも増すので、

たまには、パリパリの「だし」もいかがですか?

 

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旬の野菜で料理教室

2013-07-30 14:04:10 | お米 

袋井市農政課さんの事業で

「はじめよう おうちで野菜づくり講座」という

市民農園で野菜づくりを勉強する講座があります。

 

第4回の今日は、

「旬の野菜を食べよう 夏編」ということで

講師を務めさせていただきました。

地場産の野菜の調理法や加工法を学ぶことが目的なので、

保存食や干し野菜も取り入れ、

盛りだくさんの内容となりました。

 

 

市民農園や家庭菜園で野菜を育てていて

一番困ることは、

一度に同じ種類の野菜が大量に採れてしまうことです。

そんな悩みを解決する方法として

干し野菜はとても喜ばれました。

 

 

男女合わせて20名でクッキングスタート!!

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にぎやかな声が飛びかいます。

 

 

出来上がったお料理はこちら。

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 ・とうもろこしと雑穀米のご飯 

  ・きゅうりの炒めピクルス

  ・なすのポタージュ

  ・干しきゅうりの和え物

  ・麻婆トマト

 

使用した食材

 ・米   袋井産 龍のひとみ

 ・とうもろこし  森町産 甘太郎

 ・きゅうり、トマト、みょうが、なす、オクラ  袋井産

 ・玉ねぎ  袋井 堀之内農園産

 

 

楽しい試食タイムです。

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なすのポタージュが一番驚かれました。

どのお料理も好評で、ホッとしました。 (*^_^*)

 

 

次回は、「旬の野菜を食べよう 冬編」で

お目にかかります。

それまで、野菜をたっぷり食べて、

元気でお過ごしくださいね。  (^^)/

 

ありがとうございました。

 

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大切なシール作り

2013-07-30 05:17:34 | ブログ

おはようございます。

 

今日の料理教室のことが気になって

めざましよりもだいぶ早く起きてしまいました。

 

 

料理教室が、うまくいくかどうかは、

最初の「材料分け」にあると思っています。

特に、料理ごとの調味料は、

きちんとわかるようにしておかないと、

参加者の方に混乱が起きます。

 

そこで、毎回、調味料を分ける容器には、

このようなシールを貼っておきます。

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このシール作りも大切な仕事。

以前、教室のサポートに入ってくださった方に、

「シールのおかげで、作業がスムーズにできました。」

と、逆にお礼を言われたことがありました。

 

 

さあ、今日もこのシールが活躍してくれるかな?

青空も見えてきたので、頑張ります。

 

皆さまも、すてきな一日をお過ごしください。 (*^_^*)

 

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朝から買い出し

2013-07-29 11:44:32 | ブログ

明日は、袋井市農政課さん主催の料理教室があり、

講師を務めさせていただきます。

 

そんなわけで、朝から農政課の方と一緒に

直売所やスーパーでお買いもの。

Img_7458   Img_7459

 

 

我が家にやってきた野菜は、今のところ、

Img_7460

きゅうり21本、生姜2袋、なす28本、

オクラ56本、長ねぎ3本。

あとは、トマト28個、とうもろこし7本、ミョウガ14個、

玉ねぎ4個で、すべて揃います。

 

 

玄関は、ちょっとした八百屋さん。 ^^;

さあ、午後から材料の仕分け、頑張るかぁ~!!

 

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茶草場と在来茶

2013-07-28 08:03:23 | お勉強

掛川市の東山地区に行ってきました。

世界農業遺産に認定された茶草場を視察し、

この地に昔から伝わる在来茶を味わってきました。

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 説明をしてくださった静岡大学の稲垣先生

 

 

●茶草場とは

この写真の中で、きれいに刈られたお茶の樹の間に、

少し緑色の濃い草地が見えると思います。

Img_7438   Img_7451

これが茶草場です。

主に生えているのはススキやササ。

11月~12月に枯れた草を刈って、干し、

1月~2月にそれを畑に敷きます。

 

こうすることで、有機物が増えて土が豊かになり、

お茶の味がよくなります。

 

この伝統農法は、掛川、菊川、島田、牧の原の4市と

本川根町で行われており、

このたび世界農業遺産に認定されましたが、

掛川の東山地区はその中心地です。

 

 

●茶文字の里、東山

粟ヶ岳の斜面に描かれた「茶」の文字。

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霞んでしまって、わかりにくいかと思いますが、

目を凝らしてご覧ください。

まだ、携帯などの通信手段がなかった時代に、

手旗信号で位置を確認しながら、

植えられたそうです。

 

 

●在来茶「加久良(かくら)」をいただきました。

富士東製茶農業協同組合 青年部の方が

ていねいに淹れてくださいました。

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上品な甘みと香ばしさ、深い味わいを感じます。

 

普通、お茶の樹は「さし木」で増やしていきますが、

在来茶「加久良」は、お茶の実から苗を作り、

それを植えていきます。

それゆえに、樹の成長にばらつきが出やすく、

育てにくいそうです。

茶業技術が進歩したとは言え、

そのような中で、一定の味を保っていく努力は

並大抵のものではないと思います。

 

 

●茶草場の最大の魅力

茶草場には、多様な動植物が生息しています。

この東山地区には、秋の七草がすべてそろっています。

また、「カケガワフキバッタ」など、地名が名前に入った

珍しい昆虫もたくさん暮らしています。

 

珍しい動植物が生息している地域なら、

他にもたくさんありますが、

農業のために守られてきた草地が

結果的に生物を守ることにつながったという点が

世界的にも評価を受け、

世界農業遺産として認定されたのだそうです。

 

 

今まで、茶草場という言葉を聞いても、

どの部分を指すのか、

私自身、明確にわかっていませんでした。

でも、これから季節が進み、

茶園の中の茶草場を見るたびに、

あの枯草色を誇らしく思うことでしょう。

 

稲垣先生、

富士東製茶農業協同組合 青年部の皆さま、

ありがとうございました。

   
   

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