”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

野菜ソムリエクラブ(アブラナ科)

2015-03-26 12:31:14 | 食育

磐田市の向笠公民館で

第18回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

  

今回のテーマは、「すごいぞ!!アブラナ科」

キャベツや大根、白菜のようなメジャーなアブラナ科ではなく、

この時期にしか食べることができない

蕾や茎や脇芽を食べるものを中心に集めました。

 

  

  

では、集めたお野菜をご覧ください。

 

 

この並べ方には意味があります。

 

ケール芽キャベツを交配してできたプチベール

  

   

 

ブロッコリーかいらんを交配してできたスティックセニョール

 

  

  

そして、わさび菜蕾菜(つぼみな)

 

  

   

 

食べ比べは、ちょっと遊んでみました。(*^_^*)

私は、これを「お口の中で品種改良」と呼んでいます。

  

  

「両親」と「子」を食べ比べてみようというものです。

ケール → 芽キャベツ → プチベール

ブロッコリー → かいらん → スティックセニョール

の順に食べてもらいました。

  

「子」は「両親」の良い性質を受け継ぎ、

とても食べやすくなっていることに気づいていただけました。

また、なかなか手に入りにくいかいらんが大変な人気で、

「自分で育ててみたい。」という声も!

 

  

  

試食としてお出ししたのは、

 

 

 ・蕾菜の天ぷら

 ・わさび菜たっぷりのライスサラダ

  

ライスサラダは、女性に大人気!

蕾菜は初めて食べるという人もいらっしゃいましたが、

その場で揚げた天ぷらは、文句なしのおいしさでした。ヽ(^o^)丿

 

  

  

今日、集めた野菜は今が「旬」というよりも

「瞬」という漢字を使った方がいいくらい。

あと数日で採れなくなってしまうものもあります。

  

だからこそ、味わってほしかったのです。

この味をしっかり記憶して、また来年おいしい出逢いを!! (^_^)/

 

  

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

 

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さつまいもの苗床(回答)

2015-03-25 10:56:16 | 野菜

2日前に、さつまいもの苗床のその後について

記事を書きましたところ、

いくつかの質問をいただきましたので、

今日はそれにお答えします。

  

 

まず、種芋の植え付けは、このように並べるだけなのか?

というご質問ですが、

並べた後に、

 

  

表面にうっすらと土をかぶせてから、

藁をかけます。

  

 

  

   

そして、雨よけのビニールがかけられました。

 

 

  

   

次の質問は、水はあげないのか?ですが、

発芽までは、このままの状態で水やりはしません。

発芽には1週間~10日ほどかかるそうですが、

その後、ビニールと藁をはずします。

  

土が乾きすぎたら、水やりをしますが、

基本、あまり水は与えなくても大丈夫だそうです。

 

  

次は、発芽したらご報告させていただきますね。 <(_ _)>

 

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常温食品がやっと来たよ~♪

2015-03-24 12:43:26 | 食育

にんべんさんから荷物が届きました。

 

  

分類としては、常温の食品となっています。

 

  

  

実は、昨年末から買えなくて困っていたのですよ。

この「食品」!!

 

  

食育やだしの講座で、かつお節について説明する時に使う

媒体「カツオ解体君」です。

 

 

  

 

  

   

今まで、必要な時は袋井保健センターにお願いして

貸し出していただいていましたので、

かなりご迷惑をおかけしていたことと思います。

 

  

 

これからは、いつも私だけの解体君と一緒。

マジックテープでくっついているこの「常温食品」を

大切に活用してまいります。 (*^_^*)

 

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こうなりました さつまいもの苗床

2015-03-23 12:34:10 | 野菜

以前、昔ながらの方法でさつまいもの苗床を作っている

農家さんのことを書きました。

その記事は、こちらです。

 

 

  

あれから約2か月経った3月18日、動きがありました。

 

   

あの苗床に土が入りました。

でも、土は数日前の雨の影響で湿っているため、

すぐに種芋は植えません。

土が乾くのを待つのだそうです。

 

 

  

   

そして、ついに今日、種芋が植えられました。

 

 

  

  

1列に3~4個。列と列の間は、30cmくらい空いています。

 

  

  

芽が出やすいように、お芋の端はカットされています。

 

 

  

  

  

そして、上から藁がかけられました。

 

  

昔は、ここまでで苗床作りは終わりでした。

今は、資材があるので、ビニールをかけます。

その方が雨を防ぐことができ、発芽も早まるのだそうです。

竹のアーチは、ビニールをセットするためのものです。

 

  

  

種芋の種類は、安納芋。

今度は、安納芋のつるが伸びた様子をご覧いただけるように、

私も近所からじっくり見守ります。 (*^_^*)

 

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中国産乾しいたけ

2015-03-22 09:12:41 | だし

昨日、東京でだしソムリエ2級講座が開催されました。

私が2級を取得してから、1年以上が経ちます。

そこで、自己研鑽のため、

講座のお手伝い&見学をさせていただきました。

  

 

乾しいたけの授業の見学では、大変おもしろい話を聞くことができました。

それは、

「なぜ中国産の乾しいたけは悪いと言われるのか?」ということ。

  

【中国産の乾しいたけは、軸の部分がカットされているのが特徴】

 

 

では、その理由を挙げてみます。

 ●工場の衛生管理が良くない。

 ●しいたけ栽培に使う水そのものが良くない。

 ●乾しいたけをコンテナ輸送する際、夏場にカビが発生するため、

  防腐剤を大量に使っていた時期があった。

 

 

今現在、輸送の際、防腐剤は使用していないそうです。

また、国産であれ、中国産であれ、

農薬は使用していません。

農薬を使用したら、しいたけ菌が死滅してしまうからです。


  

そして、中国産の乾しいたけは菌床栽培のものを使用していますが、

中国に菌床栽培の技術を伝えたのは日本。

教えたその国に、教えられた国の安い製品が

大量に出回っているんですね・・・。


 

 

今まで、中国産と聞くだけで、感情的に「恐い!!」と思っていましたが

今回、その理由をひとつひとつ解説していただき、

良い機会に恵まれたと感謝しています。


  

ちなみに、中国産乾しいたけと国産乾しいたけのだしを飲み比べた結果は、

 国産・・・香りが強い

 中国産・・・飲んだ後、口の中に雑味が残る

でした。

 

しかし、戻したしいたけそのものは、

「中国産が意外とおいしい!」という結果に・・・。



  

すべてが大変有意義な乾しいたけの授業でした。 (*^_^*)

ありがとうございました。

 

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