掛川産のビーツを見つけました。
4個入りで130円でした。
ビーツは、ほうれん草と同じアカザ科の野菜。
だから、葉っぱを食べると、
アカザ科特有の風味が口の中に広がります。
日本人にとって、ビーツは
ロシア料理のボルシチに使われている以外では
なじみがない野菜ですね。
ということで、ボルシチを作ってみましょう。(^^♪
まず、大切なのはビーツの下ごしらえ。
お塩とお酢を入れた水に、皮付きのビーツを入れ、火にかけます。
沸騰したら弱火にして、茹でていきます。
目安は、串がすっと通るくらいまで・・・。
この茹で時間が、なかなか定まらないのです。
今回は、30分で茹で上がりましたが、
長い時は1時間近く茹でたこともあります。
茹で汁に浸けたまま冷ますと、
皮は手で簡単に、つるんとむけます。 (*^_^*)
これで、ビーツの下準備完了。
では、実にアバウトなボルシチレシピをご紹介。
1.鍋に水と牛肉、ローリエを入れて煮ていきます。
かなりアクが出るので、それは丁寧に取ってください。
2. そこに、食べやすい大きさに切った玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、
キャベツ、マッシュルームを加えて煮ます。
3. 具材が軟らかくなったら、食べやすい大きさに切ったビーツを加え、
ひと煮立ちさせます。
4. ディル、塩、こしょうで味を調えます。
器に盛り付け、サワークリーム(または水切りヨーグルト)をのせます。
今回は、使った牛肉が脂身の少ないものだったせいか、
かなりあっさりした仕上がりになってしまいました。
そこで、バターとホエー(水切りヨーグルトを作る時に下に溜まる乳清)も
加えるなどして、コクを出す工夫をしました。
ビーツの葉と茎も、さっと茹でてナムルにしましたよ。
塩、ごま油、炒りごまで和えるだけの簡単ナムルです。
夫は、ボルシチ以上にこのナムルが気に入ったみたいです。
岡山在住のハーブ&染色研究家のお友達が、
ビーツの茹で汁があまりにもきれいだったので、
思わずハンカチを投入してしまったと言っていましたが、
その気持ち、わかります。
この茹で汁で、うどんやパスタを打ってみたら、
どんな感じになるのかしら?
春色麺ができるといいなぁ・・・。 (^^♪