このブログでも何回も書いておりますが、
静岡県の遠州地方は、温室メロンの産地です。
私の住む袋井市で作られる温室メロンは、
「クラウンメロン」のブランドで海外にも進出しています。
さて、この温室メロンのブランドですが、
クラウンメロン、アローマメロン、さらにライオンメロンというものもあって、
この3つがどう違うのか、静岡県民でも混乱することがあるので、
今日はしっかり整理してみようと思います。
ここからは、わかりやすくするために、メロンを色分けして表示します。
これは、生産者がどの団体に所属しているのかによって異なります。
静岡県温室農業協同組合に所属している生産者さんが作るメロンが、
クラウンメロンとアローマメロン。
こちらの生産者は約450名です。
JA遠州中央の生産者が作るメロンがライオンメロン。
こちらの生産者は約50名です。
【ライオンメロン 画像お借りしました】
では、同じ静岡県温室農業協同組合に所属する生産者が作る
クラウンメロンとアローマメロンの違いについて説明します。
静岡県温室農業協同組合は、4つの支所から成っています。
●クラウンメロン支所(袋井市小山)
●磐田支所(磐田市豊島)
●静南支所(掛川市千浜)
●浜松支所)(浜松市浜北区)
このうち、クラウンメロン支所に属する袋井市、森町を中心に
生産されている温室メロンを「クラウンメロン」と呼びます・
【クラウンメロンのシールです】
そして、残り3つの支所に属する磐田市、掛川市、浜松市を中心に
生産されている温室メロンを「アローマメロン」と呼びます。
【アローマメロンのシールです】
クラウンメロン、アローマメロン、ライオンメロンは
ガラス温室で作られており、
メロンの品種は、アールス・フェボリットの系統です。
しかし、静岡県温室農業協同組合(クラウンメロン、アローマメロン)と
JA遠州中央(ライオンメロン)とでは、
アールス・フェボリットの中でも品種は異なるものを栽培しているそうです。
今回、しっかり整理できてよかったです。
静岡県温室農業協同組合さま、JA遠州中央さま、
ありがとうございました。(^-^)