”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

バジルシードで悩んだ5日間

2016-09-30 16:56:16 | ハーブ

お友達がFacebook に台湾のお土産の

バジルシードの写真を投稿していました。

 

左側は、ぬらしたキッチンペーパーに蒔いて

発芽させている写真です。

   

この投稿を見た時、このバジルシードが食材なのか、

それとも園芸用のものなのかわかりませんでした。

 

   

私にとってバジルというと、まず思い浮かぶのはこちら。

 

   

次に思い浮かぶのは、この葉を乾燥させたもの。

 

  

でも、ディルのように、葉(ディルウィード)と種(ディルシード)

両方を使うハーブもあります。

バジルも私が無知だっただけで、

葉と種を両方ハーブとして使うのかも…。

  

バジルの種ってどんな味がするんだろう?

種をすりつぶしても、ジェノベーゼができるのかしら?

疑問に思うと、調べずにはいられません。

   

ここでもう一度、お友達の投稿を読み返してみました。

「お約束のドリンクとして飲んだ。」

と、書かれています。

  

ドリンク?

バジルシード?

あっ、なんか思い出してきた!!

 

駅ビルに入っているちょっと高級なスーパーで、

チアシードのドリンクの隣りに

たしかバジルシードのドリンクが並んでいたような…。

 

女子力が極端に低い私は、

その「カエルの卵のようなものが浮かんだドリンク」など

見向きもしないで通り過ぎたのでした。

 

  

バジルシードそのものは、探しても見つからなかったので、

種の味を確かめることはできません。

こうなったら、何としてもあのドリンクを手に入れなくては!!

   

探し回ること3日。

袋井市内のドラッグストアで、やっと見つけました。

 

   

このプチプチがバジルシードですね。

 

  

プチプチを味わってみましたが、味はなく、

バジルの香りもしませんでした。

   

調べてみると、イタリアなどヨーロッパでは

この種は使われてはおらず、

東南アジアでスイーツに使われていることがわかりました。

水分を含むと寒天のようにプルプルと膨張し

低カロリーでお腹も満足するのが魅力なんでしょうね。

 

バジルシードで悩んだ5日間。

あ~!! すっきりした!! ヽ(^。^)ノ

 

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野菜ソムリエクラブ(ぶどう)

2016-09-29 14:18:08 | 食育

磐田市の向笠交流センターで、

第33回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

 

今回のテーマは、「ぶどうについて考える」。

食べるのが楽な種なし品種が増え、

静岡のメロンの上をいくような高級な品種も出ているぶどう。

家庭では同時に何種類も食べることは滅多にないので、

今回は食べ比べを中心に、好みのぶどうを見つけてもらいました。

  

用意したぶどうは、10種類。

 

●巨峰

  

 

●ナガノパープル

  

 

●ブラックビート

  

  

●デラウェア

  

  

●シナノスマイル

  

  

●サニードルチェ

  

  

●クイーンニーナ

  

  

●ナイアガラ

  

 

●シャインマスカット

  

 

●ロザリオビアンコ

 

ぶどうの歴史、日本への伝来、栄養価、見分け方や保存法に加え、

・種なしぶどうはどうやって作るの?

・ぶどうの色の違い 着色のメカニズム

についても説明しました。

 

  

さあ、10種類のぶどうの食べ比べです。

 

 

ゆっくり味わいながら、自分の好みの品種を探してもらいました。

今回は、甘味の強いものが多かったのですが、

その中で全員が「おいしい!」と言ったのは、

サニードルチェでした。

理由は、

 ・ただ甘いだけではなく、香りと後味が爽やか。

 ・パリッとした皮の食感が良い。

  

ナイアガラも、人気がありました。

また、「今まで食べた中で、一番おいしいシャインマスカットだった。」

とか

「ブラックビートの皮の渋さがいい。」

という意見もありました。

 

 

試食は、ナガノパープルのコンポートにヨーグルトを添えたもの、

そして、自家製ナイアガラの干しぶどう入りスコーン。

 

   

 

「いつか、私がお金持ちになったら、

 ルビーロマンを一粒ずつプレゼントしますね。」

と言って、講座を終えましたが、そんな日が来るのでしょうか?

  

皆さま、今回もご参加いただき、ありがとうございました。(*^-^*)

 

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私の思ひ出の味

2016-09-28 11:51:53 | ブログ

本日、配信になりました日本野菜ソムリエ協会の

メルマガ「野菜大好き469号」

 

その中の「野菜ソムリエの思ひ出の味」のコーナーで、

私の「思ひ出の味」について取り上げていただきました。

  

これが私の活動の原点です。

「あいちの伝統野菜」という言葉を聞くと、

今でも背筋がシャキッと伸びます。

 

何もわからず、ただひたすら飛び回っていたあの頃に比べたら、

今は、多くの方々に支えていただき、

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

       【コラムの中に出てきた人参寒天はこんな感じです】

  

 ライターのタナカトウコさんが

すてきな文章にまとめてくださいました。

ご一読いただけると幸いです。

 

これからも、ひとつひとつの仕事に真摯に向き合い、

野菜・果物の魅力を伝えてまいります。

 

自分自身の活動を見直すきっかけを与えてくださった

日本野菜ソムリエ協会様、

そして「野菜ソムリエの思ひ出の味」のバトンを

私につないでくださった小櫛香穂さん、

心から感謝申し上げます。

 

 

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ジンジャーエールを作りました

2016-09-27 08:36:50 | 飲み物

昨日のブログに書いた生姜ですが、量が多く、

きれいに泥を洗い流すことが難しかったので、

皮を剥きました。

 

   

660gありました。

 

   

夫からのリクエストに応え、ジンジャーエールを作ることにしました。

  

1.生姜を5mmくらいにスライスします。

 

 

 

2.水を加えてミキサーにかけます。

 

右のボウルの中に入っているのが、ミキサーにかけたもの。

左の鍋の中には、砂糖、はちみつ、レモン汁が入っています。

 

 

3.2の写真に写っている材料をすべて鍋に入れ、

 沸騰させたあと、中火で10分煮ます。

 

  

 

4.ザルで漉します。

 

漉して出た生姜の量、すごいですね。(@_@。

  

 

5.漉した液の方にシナモンスティックと鷹の爪を加え、

 さらに中火で5分煮詰めます。

 

これが、ジンジャーエールの原液になります。

1リットル強、取れました。

 

 

氷を入れたグラスに原液1、炭酸3の割合で入れると、

ジンジャーエールの出来上がり!!

 

 

辛口、大人のジンジャーエールになりました。(*^-^*)

夫も大喜びです。

 

   

今回は生姜が大量だったため、

まるで防災訓練の炊き出しに使うようなアルミの鍋で作りましたが、

作りやすい分量を書いておきます。

これで、原液約250ml分になります。

 

 ●生姜         150g

 ●水          350g

 ●砂糖         100g

 ●はちみつ       50g

 ●レモン汁       大さじ1/2

 ●シナモンスティック   1/2本

 ●鷹の爪        1本

  

お試しくださいね!! (^o^)丿

 

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青くなった!!

2016-09-26 09:25:29 | 野菜

田舎のいただき物はハンパない!!

ということは、何度も書かせていただきました。

 

9月に入ってから、生姜をいただくことが、

いや、正確に言えば、生姜を置いていく人が相次ぎました。 (^^;

  

たいていは、玄関先に置いて行ってくれますが、

中には、雨の降る日に、雨が当たる場所に、

泥付きの生姜を置いていき、

「泥を洗ってないから、ここに置いておけば雨で泥が流れるかなと思った。」

というツワモノもいらっしゃいます。

  

その他の野菜もいっぱいで、

冷蔵庫にも入りきらず、家の中にも置けず、

仕方がないから、濡れ縁にいただいた野菜を並べ、

上からシートをかけて、保管しておりました。

  

昨日から、ようやく晴れてきたので、シートの中を見てみると、

 

  

生姜が、青くなっていた~!! (@_@。

  

これは、太陽の光を浴びて、光合成により緑色に変わってしまったのです。

決して病気になっているわけではありません。

多少、硬くなっているかもしれませんが、普通に使うことができるそうです。

 

緑色っていうと、じゃがいもの変色を想像してしまいますが、

生姜は、じゃがいものように「ソラニン」は発生しません。

 

 

あ~、でも、土の中に埋めておけばよかったんだよね。

  

今週の講座のために、冷蔵庫の野菜室も空にしなきゃいけないから、

この生姜で夫のリクエストのあるものを作ろうかと思います。

 

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