スーパーには、無料のレシピが置かれ、
新聞や雑誌にもレシピは掲載されている。
ネット検索すれば、レシピはいくらでも出てくるし、
料理本だってたくさん出版されている。
それなのに、「料理がワンパターンになってしまう。」とか
「とにかくたくさんのレシピが欲しい。」と言われることが多い。
昨年12月に、地域おこしの一環で、地元食材を箱詰めした
「ふるさと便」というパッケージを作った。
「『ふるさと便』に同封する情報として欲しいものは?」
というアンケートを行ったところ、
「届いた野菜などのレシピ」という回答が圧倒的に多かった。
また、先日湖西市で行った研修会では、研修内容とは別に
約100種のレシピをまとめたものをお配りしたが、
研修以上に喜ばれた・・・と言っても過言ではない。
巷にはレシピが溢れていると思うのだが、
それでも「レシピがない!」と言われるのはなぜだろう?
仮に100種類のレシピがあったとしても、
家族の好み、食材の入手しやすさ、調理時間などを考慮すると、
その中で使えるものは限られてくる・・・ということなのか?
でも、「じゃがいも+玉ねぎ+人参+お肉」の組み合わせで、
肉じゃがとカレーとシチューを作ることは
誰もがやっていることだ。
それと同じことを、他の食材でもやってみたら、
料理の幅は広がっていくと思うのですが・・・