”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

九条ネギにぞっこん!!

2015-03-30 09:47:50 | 野菜

この冬は、本当によく九条ネギを食べました。


  

実は、本場の九条ネギを食べたのは、初めてかも?

これまで、地元スーパーに九条ネギが並んだことがなく、

私は、直売所に並ぶ地元産(たぶん袋井か磐田)の九条ネギを

九条ネギだと思って食べていました。

「普通の葉ネギだね・・・。」

正直、そう思っていました。


  

でも、この冬、初めて京都産の九条ネギを食べて

驚きました!! (@_@;)

緑色の葉の部分のシャキシャキ感!

そして、葉の部分にもぎゅっとネギ特有のぬめり成分、

フルクタンが詰まっています。


  

 

九条ネギは、産地を表示して売られています。

 

      【吉祥院産、上鳥羽産】

  

  

         【深草産】



  

  

「続・日本書紀」(平安前期)によれば、

九条村(現・京都市南区九条)で、

水葱を栽培したという記録が残っています。


この洛南一帯は低湿地で、

養分豊かな土壌が栽培に適した上に、

熱心な農家によって作りこまれ、改良が進んで

九条ネギの名前が生まれたそうです。

  

  

上の写真に記載されている地域名、

吉祥院、上鳥羽は南区、深草は伏見区。

まさに、発祥の地ですね。

それぞれ、種を自家採種し、

昔ながらの栽培方法で作り続けています。

  

 

さて、この九条ネギをどんなふうに食べたのかは

また、今度紹介させていただきますね。 (*^_^*)

  

 

※九条ネギの栽培方法とは

  10月に種をまいて苗を作る。

         ↓

  夏にいったん掘り上げて乾燥させ、干しネギにする。

         ↓

  干しネギを晩夏に植えて、秋・冬に収穫する。


コメント
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