この冬は、本当によく九条ネギを食べました。
実は、本場の九条ネギを食べたのは、初めてかも?
これまで、地元スーパーに九条ネギが並んだことがなく、
私は、直売所に並ぶ地元産(たぶん袋井か磐田)の九条ネギを
九条ネギだと思って食べていました。
「普通の葉ネギだね・・・。」
正直、そう思っていました。
でも、この冬、初めて京都産の九条ネギを食べて
驚きました!! (@_@;)
緑色の葉の部分のシャキシャキ感!
そして、葉の部分にもぎゅっとネギ特有のぬめり成分、
フルクタンが詰まっています。
九条ネギは、産地を表示して売られています。
【吉祥院産、上鳥羽産】
【深草産】
「続・日本書紀」(平安前期)によれば、
九条村(現・京都市南区九条)で、
水葱を栽培したという記録が残っています。
この洛南一帯は低湿地で、
養分豊かな土壌が栽培に適した上に、
熱心な農家によって作りこまれ、改良が進んで
九条ネギの名前が生まれたそうです。
上の写真に記載されている地域名、
吉祥院、上鳥羽は南区、深草は伏見区。
まさに、発祥の地ですね。
それぞれ、種を自家採種し、
昔ながらの栽培方法で作り続けています。
さて、この九条ネギをどんなふうに食べたのかは
また、今度紹介させていただきますね。 (*^_^*)
※九条ネギの栽培方法とは
10月に種をまいて苗を作る。
↓
夏にいったん掘り上げて乾燥させ、干しネギにする。
↓
干しネギを晩夏に植えて、秋・冬に収穫する。