まるでガキ大将のような名前、
こん太とはキンカンの品種名です。
この写真だけ見ても
キンカンか温州ミカンかわからないと思いますので
温州ミカンの2Lサイズと並べてみましょう。
こん太は、静岡市清水区柏尾の近藤恭史さんが
1990年に主力品種であった
「ニンポウキンカン」の枝変わりを発見し、
2002年に品種登録されたもの。
皮が驚くほど滑らかで、糖度が20度以上もあります。
この甘さとねっとり感は、生のキンカンというよりも、
キンカンの砂糖煮とか干し柿を食べている・・・
そんな気がしてきます。
キンカンの印象が変わるほど甘いのが
こん太最大の魅力と言いますが、
まさにそのとおり!
種なしこん太の研究も進んでいるそうですが、
「キンカンは種が苦手。」とおっしゃる方も、
こん太ならその苦労をいとわず、
手が伸びるはずです。