”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

もものすけ

2016-11-30 14:16:07 | 野菜

昨日の講座で紹介したかぶ、もものすけ。

 

皮が赤いのですが、赤かぶとは違います。

   

最大の特徴は・・・。

 

こんなふうに、手で皮が剥けることです。

  

根元付近に包丁で切れ込みを入れてあげると、

夏みかんの皮を剥くような感じで、剥くことができます。

最初、爪を入れる時に力が要りますが、

あとは、する~っと剥けておもしろいです。

   

  

 

昨日の講座でも、一人ずつ、もものすけの皮むきを体験してもらいましたが、

とっても楽しそうでしたよ。

   

 

色は、白地でところどころ赤くなっています。

肉質はきめが細かく、なめらかなので、

この色を生かすためにも生食がおすすめですね。

  

昨日は、生姜や昆布、唐辛子と一緒に甘酢に漬けた

あちゃら漬けとして召し上がっていただきました。

 

 

   

皮が手で剥けることがおもしろかったらしく

「来年は、もものすけを植えてみよう。」とメモする方が多かったです。

一年後には、もものすけが増殖しますよ。(^◇^)

 

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野菜ソムリエクラブ(かぶ)

2016-11-29 17:26:45 | 食育

磐田市の向笠交流センターで

第35回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

  

今回のテーマは、「ひっそりと地味においしいかぶの魅力」。

大根の陰に隠れておとなしい存在ですが、

このやさしい味と滑らかな食感は、冬を感じさせてくれます。

  

日本全国には、約80もの品種があるのに、

その種を他の地域で蒔いても、うまく育たない…。

そのくらい地域独特の在来種も多いのです。

  

静岡にいて集められる品種は限られています。

そこで、野菜の状態で手に入らないものは、

漬物と写真で紹介させていただきました。

  

では、集めたかぶをご覧ください。

(品種というよりも、種類で分類してあるものもあります。)

  

●小かぶ(直径5~6cm)

 

  

  

●中かぶ(直径7~14cm)

 

  

  

●赤かぶ(青森県産)

 

  

  

●もものすけ(袋井市産)

 

もものすけには、とってもおもしろい特徴があります。

それは、また次のブログで紹介しますね。

  

 

●あやめ雪(袋井市産)

 

  

  

●酢茎菜

 

乳酸発酵の漬物「すぐき漬け」に使われる酢茎菜も

かぶの仲間です。

  

 

●聖護院かぶ

 

「千枚漬け」に使われているのは、重さが1.5㎏~3㎏になる

大型のかぶ、聖護院かぶです。

  

  

●日野菜かぶ

 

滋賀県生まれのかぶ。

20~25cmほどの細長い大根のような形をしています。

葉に近い部分が赤紫色をしています。

  

  

●野沢菜

 

なぜ野沢菜がかぶの仲間かと言うと・・・。

大阪の天王寺かぶの種を信州に持ち帰って植えたら、

寒さが厳しかったせいか、葉だけが異様に伸びてしまい、

それが野沢菜として食べられるようになったからです。

   

 

かぶの栄養価、見分け方、保存法のお話もしましたが、

今日は、主にかぶの歴史や地域性について話が盛り上がりました。

   

 

そんなかぶのお料理を3品、試食していただきました。

●かぶのあちゃら漬け(もものすけ)

 

あちゃら漬けとは、生姜と唐辛子を使った漬物のことです。

  

 

●かぶの入ったコールスロー(あやめ雪)

 

  

  

●かぶのトマトシチュー

 

「クリームシチューにかぶはよく使うけど、

トマトシチューは珍しい。」と言われました。

  

 

試食中の受講生さんの様子です。

 

   

「これにご飯があれば、ランチになるね。」の声を聞いて、

かぶの葉の浅漬けを混ぜたご飯も用意すればよかったな…

と少し後悔・・・。(^^;

でも、今日もたくさんの「ごちそうさま」が聞けて幸せでした。

 

今回、もものすけを持ってきてくださったセイイチロウ先生、

まだぬかるんだ畑で、あやめ雪を収穫してくださったハルヨさん、

本当にありがとうございました。(*^-^*)

 

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あなたはだれ?

2016-11-28 09:09:31 | 果物

沖縄の在来柑橘をいただきました。

 

      

果肉の色は、黄色みがかったオレンジ色。

 

  

 

品種名は、タルガヨ(タロガヨ)と言います。

かなり、酸っぱいです。(@_@。

   

沖縄に、カープチーという柑橘がありますが、

その血を引いていると言われています。

そして、もうひとつ沖縄にはオート―という柑橘があります。

  

カープチーの収穫時期が10月~11月上旬、

オート―の収穫時期が11月中旬~12月中旬、

その間の時期に収穫されるのがタルガヨなので、

カープチーでもオート―でもない

「あなたはだれ?(タルガヨ)」と呼ばれるようになったとか?

  

酸味は強いけど、くせになります。

夫は、毎日、お弁当と一緒に持って行っています。

 

私は残ったタルガヨで、ポン酢を作ろうかなと思っています。

ミステリアスなポン酢、あなたはだれ? (^◇^)

 

 

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苦い、苦すぎる!!

2016-11-27 12:00:47 | 野菜

沖縄の食材で、どうしても食べてみたいお野菜がありました。

それは、こちら。

 

一枚一枚はがされた状態で袋に入っていました。

形はスプーンのようです。

  

まず、思い切って「生」でかじってみました。

苦い!!

苦すぎます!! (ノД`)・゜・。

私は、苦味には強い方だと思っていましたが、

この世のものとは思えない苦さでした。

  

それもそのはず?

このお野菜の名前は・・・。

 

苦菜(にがな)と言います。

ゴーヤくらいの苦さを想像していたのですが、

はるかに超えています。

  

沖縄ではンジャナと呼ばれ、

海岸沿いの岩場や砂地に自生するキク科の植物だそうです。

自生している苦菜の写真がありましたので、お借りします。

 

   

キク科と聞いて納得しました。

そう、この苦み、

レタスを切った時に出てくる

あの白いミルクのような液の味にそっくりです。(@_@。

   

それでも、茹でていたら、

小松菜を茹でているような匂いがしてきたので、

「茹でれば、きっと苦みは軽減される。」と言い聞かせて、

苦菜の白和えを作ってみました。

 

ごまをたっぷり入れ、お砂糖もいつもより多めの白和えにしました。

多少苦みは和らぎましたが、でも苦い!!

   

沖縄では、古くから健胃野菜として受け継がれてきたと言いますから、

胃が丈夫でない私には必要な野菜です。

おいしく食べる工夫をしていきたいと思います。

 

すっごく貴重な体験をさせていただきました。

ありがとうございます!! <m(__)m>

 

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サカタのタネ見学(ほうれん草編)

2016-11-26 09:26:08 | 野菜

こちらは、サカタのタネのほうれん草のハウスです。

 

 

ほうれん草の品種名は、カタカナのものが多いですね。

  

ほうれん草の葉の形には、丸葉と剣葉があります。

 

  【左のギザギザした方が剣葉、右が丸葉】

 

日本では、剣葉の方が好まれますが、

外国では丸葉が好まれるそうです。

また、根元が赤いものを好む人もいれば、そうでない人もいます。

   

ほうれん草の品種改良は、常に病気との闘いの中で行われてきました。

 

こちらをご覧ください。

 

 

立て札に「べと病R-1~10、15抵抗性」と書かれています。

「R」とは、「レース」のことでべと病の種類を意味します。

 

つまり、この「オシリス」というほうれん草は、

1~10と15という11種類のべと病に抵抗性を持つ(発病しにくい)品種

ということになります。

 

べと病は、葉に褐色や黄色の斑点ができる病気ですが、

この数字の数だけ変化を遂げてきたということになります。

ある種のべと病に強い品種が育成されれば、

今度は新たな種類のべと病となって現れる・・・。

病原菌も生き延びるのに必死なのですね。

 

ほうれん草の品種が増えていくということは、

人の叡智と技術が病原菌と闘っていることを表しているのです。

  

サカタのタネ 掛川総合研究センターの見学を通じて

心に残ったことを何回かに分けて、書かせていただきました。

拙文お付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。

 

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