万城目学「鴨川ホルモー」読了
本作品を皮切りに、「鹿男あをによし」、「プリンセス・トヨトミ」とヒットを飛ばし、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気作家、万城目学のデビュー作であります。
自分は、普段こういった“エンタメ系”の本はあまり好まないんですが、夏目漱石で凝り固まった頭には、こんなのもいいんじゃないかと手に取ってみた次第。
まぁ毒にも薬にもならないと言ったらちょっと失礼ですが、でも中味は文句なく「おもろい!」の一言に尽きます。
舞台は京都です。京都大学に入学した安陪という若者が、京大青竜会という、指定広域暴力団のような名称のサークルに入会するのですが、そこに「ホルモー」の秘密が隠されているわけです。
10人が1チームとなって、一人々がそれぞれの「オニ」10人(匹?)を従えて他の大学のチームと対戦するという、まぁそんな競技があるわけです。で、負けたチームの主将が、その勝負が決まった瞬間、「ホルモーーーーーー!!!」と叫ぶ(叫ばざるを得なくなる)という、どこからそんな奇天烈なことを考えるんだと思わず突っ込みたくなるくらいのもんです。
まぁそこは大学1年の若者ですから恋あり、友情ありというフレーバーもうまくまぶして読む者を飽きさせません。
最新刊「プリンセス・トヨトミ」もちょっと読んでみたくなりました。“万城目マジック”にはまりそうです(笑)
本作品を皮切りに、「鹿男あをによし」、「プリンセス・トヨトミ」とヒットを飛ばし、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気作家、万城目学のデビュー作であります。
自分は、普段こういった“エンタメ系”の本はあまり好まないんですが、夏目漱石で凝り固まった頭には、こんなのもいいんじゃないかと手に取ってみた次第。
まぁ毒にも薬にもならないと言ったらちょっと失礼ですが、でも中味は文句なく「おもろい!」の一言に尽きます。
舞台は京都です。京都大学に入学した安陪という若者が、京大青竜会という、指定広域暴力団のような名称のサークルに入会するのですが、そこに「ホルモー」の秘密が隠されているわけです。
10人が1チームとなって、一人々がそれぞれの「オニ」10人(匹?)を従えて他の大学のチームと対戦するという、まぁそんな競技があるわけです。で、負けたチームの主将が、その勝負が決まった瞬間、「ホルモーーーーーー!!!」と叫ぶ(叫ばざるを得なくなる)という、どこからそんな奇天烈なことを考えるんだと思わず突っ込みたくなるくらいのもんです。
まぁそこは大学1年の若者ですから恋あり、友情ありというフレーバーもうまくまぶして読む者を飽きさせません。
最新刊「プリンセス・トヨトミ」もちょっと読んでみたくなりました。“万城目マジック”にはまりそうです(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます