サイモン・シン著 青木薫訳「フェルマーの最終定理」読了
ずっと前に小川洋子の「博士の愛した数式」を読み、自分の中で「数学熱」が高まったときに買ってそのままずっと積読状態になっていたものを、今さらながらやっと読んでみたという次第でございます。
久しぶりに小説ではない、いわゆるノンフィクションというやつを読んだんですが、いやー面白かったです。フェルマーという、300年も前の数学者が考えた命題、XのN乗+YのN乗=ZのN乗 (Nは2より大きい整数)という方程式には整数解がないと言い、フェルマー自身はそれを証明できると言ったんですが、それを書いたものがないんですね。で、それ以来、世の数学者達はそれを証明しようと必死になってやってきたという、感動のドラマです。
アメリカのワイルズという数学者が見事にそれを証明してみせたんですが、その苦労たるや尋常なことではなかったようです。ほんと、感動しました。
余談ですが、この本はほかにも数学にまつわる面白い話がいろいろあって、例えば素数(1とその数自身でしか割り切れない整数)の話で
3 は素数
31 も素数
331 も素数
3331 も素数
33331 も素数
333331 も素数
3333331 も素数
33333331 も素数 でも
333333331 は素数ではない
おもしろいですねぇ。素数の現れ方はパターン化できないらしいんです。ほかにも面白い話が満載で楽しませてくれました。数学は、からっきしダメなんですが、こんな本ならとっつきやすいし、いいのではと思います。
ずっと前に小川洋子の「博士の愛した数式」を読み、自分の中で「数学熱」が高まったときに買ってそのままずっと積読状態になっていたものを、今さらながらやっと読んでみたという次第でございます。
久しぶりに小説ではない、いわゆるノンフィクションというやつを読んだんですが、いやー面白かったです。フェルマーという、300年も前の数学者が考えた命題、XのN乗+YのN乗=ZのN乗 (Nは2より大きい整数)という方程式には整数解がないと言い、フェルマー自身はそれを証明できると言ったんですが、それを書いたものがないんですね。で、それ以来、世の数学者達はそれを証明しようと必死になってやってきたという、感動のドラマです。
アメリカのワイルズという数学者が見事にそれを証明してみせたんですが、その苦労たるや尋常なことではなかったようです。ほんと、感動しました。
余談ですが、この本はほかにも数学にまつわる面白い話がいろいろあって、例えば素数(1とその数自身でしか割り切れない整数)の話で
3 は素数
31 も素数
331 も素数
3331 も素数
33331 も素数
333331 も素数
3333331 も素数
33333331 も素数 でも
333333331 は素数ではない
おもしろいですねぇ。素数の現れ方はパターン化できないらしいんです。ほかにも面白い話が満載で楽しませてくれました。数学は、からっきしダメなんですが、こんな本ならとっつきやすいし、いいのではと思います。
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