ヴィクトリー・プレス 1992年7月号
メインタイトルは、
「EL&P”BLACK MOON”を徹底解剖」
笹川孝司氏が、収録曲ごとの解説をしています。
それぞれの内容は、
主にキースの使用楽器について説明していますね。
小生は楽器については、
ほとんど詳しくないのですが、
逆にキーボードに詳しい人であれば、
何のメーカーの何というものと使用しているかが、
聴いただけで解る事もあるのでしょう。
グレッグとジェフ・ダウンズの共作である、
「アフェアズ・オブ・ザ・ハート」に関しては、
面白い記述があります。
デモの段階では、
ジェフのキーボードが前面に押し出されたヴァージョンだったとの事。
しかし、ご存知の通り、
出来上がった曲は、グレッグのアコースティック・ギターを中心に据えたものになっており、
キースのキーボード音に関しては、
弾きまくるギラギラ感0(ゼロ)ですよね。
良く言えば、芳醇な薫りのするシンセの使い方です。
「ペイパー・ブラッド」のジェフのアレンジヴァージョンも、
タイトル違いで、グレッグのアンソロジー2枚組に収録されているのですが、
こちらに関しては、曲そのものが、全く異なっています。
グレッグと曲を制作していく過程で、
ジェフは、キースをかなり意識していたのかも知れません。
その時にどう立ち向かうかという点において、
キーボードを前面に押し出すという選択をしたのでしょうね。
グレッグのパートナーを務めるキーボードプレイヤーは、
キースと比較される運命にあるので、
大変といえば大変ですが、
グレッグ&ジェフはアルバムが出ませんでしたので、
特に比較される事もなく終わったわけです。
また、
笹川氏は、ベター・デイズの解説の箇所で、
「もしかしたら、キース・エマーソンは”90年代風レッド・ツェッペリン”を目指していたのかもしれない。」
と購買意欲をそそるような表現もしていますね。
タイトル曲であるブラック・ムーンを含めての分析のようですが、
ヴィクトリー・プレスは、販促用のペーパーなので、
本アルバムに関心をもってもらい、少しでも購買につなげるために、
ツェッペリンを引き合いに出したのかも知れません。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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それぞれの内容は、
主にキースの使用楽器について説明していますね。
小生は楽器については、
ほとんど詳しくないのですが、
逆にキーボードに詳しい人であれば、
何のメーカーの何というものと使用しているかが、
聴いただけで解る事もあるのでしょう。
グレッグとジェフ・ダウンズの共作である、
「アフェアズ・オブ・ザ・ハート」に関しては、
面白い記述があります。
デモの段階では、
ジェフのキーボードが前面に押し出されたヴァージョンだったとの事。
しかし、ご存知の通り、
出来上がった曲は、グレッグのアコースティック・ギターを中心に据えたものになっており、
キースのキーボード音に関しては、
弾きまくるギラギラ感0(ゼロ)ですよね。
良く言えば、芳醇な薫りのするシンセの使い方です。
「ペイパー・ブラッド」のジェフのアレンジヴァージョンも、
タイトル違いで、グレッグのアンソロジー2枚組に収録されているのですが、
こちらに関しては、曲そのものが、全く異なっています。
グレッグと曲を制作していく過程で、
ジェフは、キースをかなり意識していたのかも知れません。
その時にどう立ち向かうかという点において、
キーボードを前面に押し出すという選択をしたのでしょうね。
グレッグのパートナーを務めるキーボードプレイヤーは、
キースと比較される運命にあるので、
大変といえば大変ですが、
グレッグ&ジェフはアルバムが出ませんでしたので、
特に比較される事もなく終わったわけです。
また、
笹川氏は、ベター・デイズの解説の箇所で、
「もしかしたら、キース・エマーソンは”90年代風レッド・ツェッペリン”を目指していたのかもしれない。」
と購買意欲をそそるような表現もしていますね。
タイトル曲であるブラック・ムーンを含めての分析のようですが、
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ツェッペリンを引き合いに出したのかも知れません。
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