エレベーター“閉”ボタンを押す

　院内をエレベーターで移動中、途中から台車を押して乗ろうとした方がいて、時間が掛かりそうと、手助けのつもりで、開けたままにしとこうと“開”ボタンを押したつもりが“閉”ボタンだった。
　もちろん、ドアは閉まり掛かり、台車を押した方にぶつかり、センサーが作動してドアは開き治して事無きを得た。
　慌てて「失礼、大丈夫？」と声を掛けて、無事確認。
　咄嗟の時に、“開”と”閉”を見間違えて閉まったのが原因。
　普段のゆっくりのリズムなら、見て確認して押す所、台車を押してるから時間が掛かりそうに見え、さっさとやろうとしての確認不十分で、確認前に指が動いてしまった。
　ふとした急なときに、確認せずに次に進もうとすることは折々。
　いつもやってることなのに、ドジは結構ガッカリ。
　遅れて入ろうとする方が、外のボタンを押せば済むことだった。
　余計な手出しは事故の元、“反省”。
　外のボタンに間に合えば“ＯＫ”、間に合わなければそれまで。
　台車が乗り遅れても、誰も傷つかない。もし、挟まれてしまったら大ケガ。
　でも、ギリギリを見かけたら、つい指が動いてしまいそう。

　外来の某患者さん。検査値の悪化が見られ、自宅での節制がグーンと出来てなさそうがミエミエ。節制に疲れてしまったのかもだけれど、虚しい感じ。
　それでも、そっとヨイショの言葉掛け。

※ さる方、一気に両側胸水排液は医師団、焦ってる？

“肉を切らせて骨を切る”

　昼前後にテニス少々、気温は予報程下がった感じもなく、動けば結構微妙に汗ばむ位の適度。
　今日の相手は“オバサン”軍で、力を入れてはマズイと、速い球は押さえて、ストロークのコントロールで競り勝つ事が目標。
　結果、肉も皮も十二分に切られ、骨もかなり切られて、骨を切り返すのは、かなり厳しい部分もあった。
　この“肉を切らせて骨を切る”、“骨は切らせない”為には、自分の練度がもっと上がらないと足りない事が当ったり前だけど体感的に分かった、ド○○。

　あの胸水、７日は右で今回は左。ということは、両側胸水があり、人の身体は原則左右対称だから、全身的な状態がまだまだ目標に届いていないと言う実体が推測される。
　下々外野からみると、しっかりじっくり療養をして、自身の肉体の回復を期待する。これしかなく、もう既に、肉は切られており、骨を切られる前に何とかなるか否か。
　もし、もう一回胸水排液処置があったときは、それなりの“覚悟”かな。

※ “Ｋ”大医学部、骨髄液無断採取は偉すぎ！

排液二回目の予定

　前回の“賢き辺り”の胸水排液は３月７日で１２日前、２０日に２回目の予定。
　まあ、２週間で２回目と言うことは、勘ぐりでしかないけれど、その間の内科的治療では調節できなかったという結果。
　再度の時間稼ぎ、究極的には自身の心臓の力如何に依る。
　冠動脈の血流をバイパスで改善して、心臓に血が良く流れるようになっても、肝心の心臓の働きが改善してこなければ、畑に水と肥料を一杯施しても、苗の成長は期待に届かず、結果生育不良かも。
　肺炎になって、理論上はこの菌に効くはずの抗生剤をドカンと入れても、患者さんの身体が受け入れて、治す力がないと無理。
　消耗し尽くしたら、点滴栄養は効かない。
　一番の大事は、御自身が元気になったかどうか、コレダケ。
　病気が有っても、元気だったら良い。
　あの人の言葉、“元気ですか！元気があれば何でもできる”これが真実。
　自分がやっているドック健診の宣伝言葉にも“元気の確認　人間ドック”と貰ったと少々宣伝。
　この治療を選択した、東大さんと順天さんの能力を、信じて期待するしかない。

※ 日本で売れなかった“Ｋ”社デジカメがアジアでブレイク、先は読めない。

春の手前

　朝の内は曇っていたが、気温はそれ程下がらず、ストーブも日中は不要、冬は終わりそう。
　４月、研修会の原稿作成。受持時間は１５分位なのに、もう原稿スライドは３０枚位になってしまい、バンバン削らないと、超早口しゃべりまくりになって、理解への期待が出来ない。漸く８割は出来た。
　早めの昼食は焼きそば、午後のテニスに行こうかと出ると、小雨。
　雨中は気が引けたけど、先に来てる方もいるかもしれないし、出かける。
　着くとやはり小雨、まあ出来るとこまでと開始。
　暫くすると、曇天のままだけど、雨はやんで安堵。
　折角雨が止んだのに、身体は重く、鈍くさいを自覚し、屋外の身体は冬のまんま。

　新潟地滑り、表土の落っこちは範囲が広すぎると手に負えそうもなく、耐えて自然の経過を待つしかなさそう。
　今週は明日出勤、明後日休みときっと気が緩む。

※ ワシントンの桜はもう満開と“差”。

天気は雨

　予報通り、夜半から、もう雨。気温は少々上がると言ってたのに、全然上がらずそっと寒いまま。
　来月初めの新人研修会の原稿を作る、持ち時間１５分をぶっ飛ばす。
　話したいことの全部は無理なので、作っては練って削るの繰り返し。
　元の本はあるけど、パソコンの説明書と同じで、全部は読む気はしないし、読んでも退屈で頭には入らない。
　その中から、ちょっとだけ選んで、あとはその時その時にお任せ、口から出るまま。
　昼食は外食で重ため、アルコールは抜いたけど、緩んで昼寝の睡魔。
　
　新聞では、“朝日 vs 巨人”が書かれているけど、実名の出た選手は今後すきま風が凍みそう。
　でも、それ位の覚悟がないと、裏契約は出来ないハズでもある。
　明日から、三日間少々テニスをする予定は脳天気。

※ 米国で日本某自動車メーカー燃費、広告表示以下と訴訟和解、誇大？

“君が代”口パク

　大阪市、某校長が式典で教員の口の動きを「監視」なんて、まるで○○。
　嫌なら“口パク”で対抗してみたらって感じだけど、どっちもヒマそのもののド○○。　そんなヒマあるなら、他にやることあるだろ。
　
　午後に２年目研修医が鎖骨下静脈穿刺。前にやったのはかなり前とビビって、「（首を指さして）ここからでもいいですか？」と聞くが、無視（鎖骨下に決まってるダロ！）。
　事前のエコーチェックはかなり慎重というか、しつこく待ってて疲れた。
　慎重の行ったり来たりは迷いの証拠。
　実施、刺し進んでいくと、患者さんが「痛い！」と言う。
　麻酔が足りない、麻酔薬を注入して、針を進めるようにと言ったのに、緊張で忘れた？
　ちょっと深めで何とか、鎖骨下静脈を探り当て挿入出来た。１年目の研修医が見てたのも、プレッシャーだったかも。
　最後の固定の縫合、縫う時に「ちくっと痛いよ」と二回も言って縫った。
　終わってから、「□□（研修医の名）がケガした時、二針は麻酔なしで縫ってイイって事ね。」と言っておく、『分かったかな？』

※ 関西電力、原発なければ夏がヤバイというけど、節電してる？

朝刊一面に・・・

　プロ野球巨人の新人契約時のルール違反の記事。
　こんな記事が、新聞一面に出るなんてのは、余程ニュースがなく、平和。
　申し合わせに反する行為は、あの球団なら十分予想されること“さもありなん”、どうしてもそうしたければ、規則にしてしまわないと無理そう。
　しかし、自分の周囲でも、規則に縛られたくないことは一杯。
　そこは互いの“紳士淑女協定”、即ち、“エチケット”？
　『巨人は球界の紳士たれ』と言ったのは初代オーナーの“Ｓ”氏。
　まあ、どこでもエチケットが守れなく、また、各自エチケットの尺度が違うから、ルールや規則が欲しくなるけど、真面目にルールを守っている方々が、“アホ”らしくならない程度まで辺りって知ってるはずなのに、ちょっとマズイ境界。

　今日は新患外来、さすがにインフルを心配する方はいるが、本当にそれらしき方はいなかった。
　某肺炎患者さん、入院治療を進めるも「帰る！」と言われ、点滴をして帰す。
某腹痛患者さん、「痛い・・・・！！！」とわめきすぎ。これを聞いた回りの患者さん達は『痛いっと、叫んでいる患者さんを待たして、何て言う病院だ？』と思ってしまったかも。　
　でも本当に目一杯痛い方は、ワメクと更に痛みに響き、その力も出せなくて、青い顔をして、精々じっと静かにうなって耐える位。
　ワメク痛みは、それよりはランクは下。　

※ 元々、ルールなんてないのだから、ルール違反ではない。

週半ばに仕事少なめ

　朝起きて、テレビを見ると、米国ＭＬＢのオープン戦中継。
　あのポスティング“Ｄ”投手が登板し、秘かに日の丸の期待が乗っかって、期待の重圧を感じてたらちょっと気の毒。今日は出来が悪くて、更に気の毒。
　でも、今年は期待するしかない。

　今日は予約外来だったけど、正月のサイクルの影響で少なめの時間的余裕ができた。　合間に溜まってきた宿題を進める。
　気になってた方が二人いて、一人はまずまずで今後の精進を期待。
　もう一人、悪くは無いけど、進歩もなく、内心今後が困った。

　宿題は、４月の研修会・５月の検討会・６月の研修会の原稿作り。
　これ位の時間的余裕があると、結構試行錯誤で中身を練れる。
　練りすぎると、ひねりすぎでマズい。

※ １０９才の虫垂炎手術、うちでも１０１才に鎖骨下静脈穿刺、そんな時代。

転医希望

　天気予報では、寒いかもと言ってたけど、確かに出勤時の空気は冷たかった。
　しかし、日中日が上ってくると、空気もそれ程でもなくなって、まさに“春、遠からじ・・・！”って感覚を肌に感じた。
　今日はドック検診をやったが、某受診者がどうやら転医を希望されているような雰囲気を匂わせる。
　現在、掛かっている医師の処方間違いが気に入らなくて、どこかに替わりたがっている様子を言葉の端々に出す。
　でも、十二分に太りすぎだし、『文句垂れる前に、まず、減量をしてみせたら・・・』と不遜にも思ってしまった。　
　患者さんは、まさに自分の目の前しか見えないし、自分の足下、今回は自分の体重は自分では見えてないのが良くある。
　転医しても、なかなか難しい減量が出来てこなければ、先に進むのは大変。
　名医に掛かっても、半分は自分に掛かるが、その糸口を感じさせるのが名医。
　この近くに居るかな？

　明日は“ホワイトディー”と昨日言われ、すっかり忘れていたが、店頭のワゴン物色は、結構度胸がいるし、某中～上等スーパーで、なんとか間に合わせる事が出来た。
　忘れるようだと、もう終焉も近そう。

※ “この瞬間に脱原発を果たしたとしても、ゴミは存在。”とあったが真実はコワイ。

今日の一番・・・

　・・・はマラソン日本代表選出、代表はまあ妥当に見える。
　某公務員ランナーは東京マラソンの結果で無理、やむを得ず。
　でも補欠を“Ｈ”選手と競っていたけど、“Ｈ”選手はびわ湖マラソンで後半失速抜かれまくりなのに、なんで補欠決定？　
　陸連の古い体質の意地？
　とまあ、お気楽に書けるが、いずれも一時ほどの力はなく、メダルは厳しそう。
　でも、ロンドンで元気を見せてくれたらいい。

　夕方、気管支内視鏡検査を若いのがやっていて、自分はレントゲン機械を動かす。
　静脈麻酔剤を使って、患者さんの夢うつつの内に検査を終えるのは良いけど、麻酔から覚めて貰う時の手際が悪くてガッカリ。
　この手際の悪さを研修医に見られてしまった、ドジ。

※ アルゼンチンのバンジージャンプ、２人一緒に飛び降りて頭同士激突、気の毒だけどド○○。