ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

研修医突っ込まれ過ぎ

2008-07-10 22:36:04 | Weblog
 先週の外来は少なめだったのに、今日はそこそこ。
 スタートは在日外国人で始まり。
「言葉、分かります?」
「分かります。」で開始。しかし、細かくなっていくと言い換えても通じない。
 開始から時間が掛かり、ウィルス感染疑いの方から「薬はないんですか?」、「特効薬はありません。無理しないで自然経過に任せるだけです。」
 もちろん、患者さんは明らかに不満顔。
 こんな感じで、診療スピードは遅い。
 研修医が来て、これは内科ではなく皮膚科疾患だと感じ、『早めに皮膚科へ』とアドバイスしたのに、丁寧に話すから遅れる。
 成人の“手足口病”、見たことなかったので分からなかった。やむを得ない結果。 はっきりしない不快感を訴えて来た方に、「原因不明なんですね?」と突っ込まれ、モドロモドロシドロと背後から困惑を感じたけど、ヘルプの叫びがないから、終了まで待ち。
 患者さんが出て行ってから、「はっきりと現状では原因は分かりませんと言っていいんだよ。」と教えたが分かったかな。
 分かる範囲で答え、目に見える範囲で説明し、それ以上は現状では不可と、まだ言い切れないもどかしさを学んだはず。

※ ・・・みんな悩んで大きくなった・・・と言う唄もあった。
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