ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

藤田嗣治展

2006-05-14 21:39:20 | Weblog
 ・・に行ったのです。連休にと思ってたんだけど日程に都合付かず今日。
着くと、もう切符売り場にも、入り口にも結構並んでいた。
 入ると、人、多かった。“絵画”は精々一般の目線より僅かに上に掛けてあって、大勢の人の後ろでは、上三分の一しか見えない。流れの動きも鈍く、人の入れすぎ。
 それでなければ、ちょっと疲れるけど“絵画”をもっと高く、後ろの人達も全体が見える位の高めに掲げてくれないとよく見えない。
 ヨーロッパ人の画く、重たい油絵ではなく日本人の軽さと繊細さを感じさせる絵。
 人物の縁取りと眼球・黒目が特徴的に感じた。同じ目つきをした人が多い。
 それに全体に人物の顔つきは“ややこわい”と私には感じさせられた。
 絵の中の人物には感情はなく、作者の情感を匂わせる。
 でも、絵はメチャクチャうまい、当たり前だけど。
 1%の才能に、99%の努力を加えたのだろう。
 0.5%の才能に49.5%の努力、50%は酒飲んでテレビ見てたら結果は分かるね。

 藤田嗣治の絵って、そんなに人気があったのか?と思う位の人の出だった。 
 何故これに行ったかって?あの時代に日本を飛び出した人の足跡と日本の受け止め方を感じたかったのです。 
 説明文によると、当時は必ずしも日本には受け入れられてなかった様にも取れる。
そして、後になって感心する。
 
※ それ位なら、例えば“新庄のアンダーシャツのエリ”なんてどうってことないはず。
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