小学校の卒業式

　今朝の通勤時、道に正装の子供達。
　どう見ても小学生で、この地区は小学校卒業式に決まり。
　女の子は袴（ハカマ）、男の子はスーツや紋付き・羽織・袴が目立ち、一見、普通服は見当たらない。
　きっと、みんなと同じという子供の気持ちと、自分の子供に気後れさせたくないという親の気持ちの両輪が、この風景につながっている模様。
　自分の時代は、９０％以上が普通服で前の日と同じ。
　クラスのごく数人が、ジャケットやドレスのような服が精々で、ちょっと金持ちさん風を内心うらやましく思ったり、自分だけだったら逆に恥ずかしいかもと思ったり程度で、それ以上は気にもならなかった。
　自分が普通服の多数派だったからかもしれない。
　今の自分の年では、もう、そんなことは各自の自由で、程々以上でＯＫ！
　外来診療にネクタイなんて、首の周りがうっとうしくて、もう無理。
　長白衣ですら、物入れポケットの多い作業衣でしかない。
　楽に慣れたら、戻れない。

　今日の外来は、昨日までと変わって、結構来られて、面倒なのも混じっていた。

　明日は春分の日でお休み。

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