微熱の原因

　今日は新患外来で、このところの連日少なめなので、安心して外来に行ったら、既に５人以上が待っていて、『何で、今日は多いの？』と思ってしまった。
　そこそこダッシュを掛けないと、終わらない。
　こういう日に限って、書くとわるいけど、“ヘンナノ”が来る。
　他科に掛かっていて、そこから「処方された薬を飲んだら、調子が悪くなった。」
　だったら、『処方した科に、まず相談してよ！』と思ったりが始まり。
　その後、「少し前から微熱が出て、下がらない。」という方が、二人も来た。
　いずれも、他所で検査して、何ともないと言われたという。
　熱の出る疾患を上げて、再検査をするが、お二人とも、これはという異常はなく、特定できない結果で致し方ない。
　正直に「今日の検査では、ここが、これが原因で熱が出ていますという、原因を決められません。」と言うしかない。
　そして、心配される部分を否定して、消去法で「暫くは日常生活に余裕をもって、様子を見て下さい。」と締める。
　たまに、貧血だったり、甲状腺機能亢進症だったりがあるが、それ以外に決定出来る場合は少なく、ウイルス感染だったら、不明熱に耐えて３週間位はみて貰わねばならない。
　まあ、“微熱が続くんです。”と来られたら、ちょっとためらいが出る時もある。
　その間に研修医が来て、研修医が悪いんじゃないけれど、やっぱりドンドン遅れて、結局終わったのは１４時半近かった。
　終わって、ド～ンと疲れを感じてしまった。

　夕方、雷雨かもの予報もでて、空は薄暗かったが、帰宅まではもった。

※　大相撲“Ｅ”国“大”のかちあげは、殆どエルボー（肘うち）に見える。