ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

超音波エコー画像

2014-12-13 22:05:06 | Weblog
 昨夜は11時20分頃に寝て、朝は5時半の目覚ましで起きられた。
 7時前の電車に乗って、9時半開始で8時半の受付前に着いたのに、もう、100人も先着がいて、日本人の生真面目さを再発見した。
 今日の勉強会は超音波エコー、まあ、自分の場合、エコーは人にやって貰い、その結果を使っているだけで、折角の機会、最近の外のレベルを見てみようと思いたった。
 終わりまでいて、一番感じたことは、探触子を当てて、臓器の画像をみていくモノだけれど、写真で診断するのではなく、動画で診断すべきモノ、動きをともなう連動画面の方が、一枚の写真よりも圧倒的によくわかる。
 消化管のX線撮影でも、隣室で放射線技師さんがX線テレビを見ながら、「ハイ、息止めて・・・」なんて言って静止画を撮っているが、これよりも、X線テレビ画面を見て、バリウムの流れと粘膜具合を見る方が、明らかによく分かる。
 例えば、ポリープは体位を変えても動かないが、一見、同じようにみえる泡は体位変換で流れていく、この違いは、テレビ動画なら、直ちに分かる。
 ただ、動画を見直すと、そのままのかなりの時間が掛かってしまうことが難点になる。
 あの、防犯カメラも静止画よりも、動画の方が有用性が高いのと同じ。
 財布から、お金を出そうとしているのか、入れようとしているのかは、静止画像では判定不能。
 時間の掛かる所は、大事なポイントを絞るとかすれば、もう少しは短く出来そう。
 ポリープを見つけて、右や左に振ってみると、その程度がもっとよく分かるのは道理だろう。
 静止画で診断することの限界を正直に認めたほうがいいと思われた。

※ “焼きそばに虫”事件、操業停止にまでするべきかは?
コメント
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