ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

突然、鎖骨下静脈穿刺&骨髄穿刺

2012-06-14 22:44:53 | Weblog
 今日来る予定の研修医は風邪を引いたとお休み。
 何で、こんな中間期に風邪を引くのか、卒後の緊張から慣れてきて、ふとした弛緩時期。あるいは五月病のようなもの?
 新患の初めは空いていて、午後には急だけど、骨髄穿刺検査を組む。
 そうして、ゆっくりやってたら、後半になって突然増えて、午後に突然の鎖骨下静脈穿刺を予定していて、焦る気分。
 なんとか、ダッシュで間に合わせる。研修医さんがいたら、結構きわどかった。
 鎖骨下静脈穿刺の方は、先週やって一週間弱で抜かれてしまった。
 スタッフから、自己抜去の危惧があり、鼠径部の大腿静脈からを促されるが、もう一回だけと、かなり強引に押し切る。
 でないと、研修医の練度は上がらない。
 同じ患者さんで、同じ研修医。十分にイメージが出来ているので、麻酔から後はかなりスムーズに出来た。まあ、当たり前かな。
 その後、外来で骨髄穿刺。骨を貫いて骨髄液を吸引しようとするも引けない。刺す場所を替えても引けない。今回は、もう限度と終了。
 こんな場合は、必要なら骨髄生検と、もっと深く刺すのだが、当院では器具もないので、他院紹介となる。
 結果は出なかったが、麻酔を十分に打って効かせておいたので、痛みは一切言われなかったのが救い。

※ 安全と言った途端の“オスプレイ”墜落事故、どう説明する?
コメント
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