サーモフォーカス

　朝からもう冬、新患外来は先週とうって変わって、最初から多い。
　この数では研修医とやってると夕方になりそう。
　隣の医師に１０名余りやってもらうが、かすかに不満がにじんだみたい。でも、不満なんて出すなら、研修医の面倒を一緒にみてくれるかい？
　二名の外国の方、一人は私が、もう一人は研修医に診療して貰った。
　両名共ひどめでなくて良かった（言葉の微妙さは通じない）。

　外来を終えて出ると医療機器業者さんが待機。
　夏前からデモ器貸してよと頼んでいた“サーモフォーカス”を漸く持ってきてくれた。
　サーモフォーカス＝非接触式体温計、額に光を当てて３秒で測定〔細かいことは“サーモフォーカス”をネット検索して下さい〕。
　皮膚に触れないから、汚れずに電池の切れるまで、連続して何人も測定できる。
　インフルエンザ対策や小児の体温測定にも有用の可能性がある。
　検温誤差は０．２～０．３度位で実際これ位はどうってことはない。
　３９．５度でも４０度でも、高熱に変わりなく、こだわるほどの役には立たない。
　昼間の外来と夜間は救急外来に試用を頼んでおく。
　使い勝手が、予想以上に悪いとマズイけど、体温の重要度から考えれば、非接触の方が大事そうは私の考え。
　１～２週間、借りられそうで結果楽しみ。

※　“Ａ”首相支持率低下、でも、対抗“Ｏ”氏も伸びない、誰がいい？