とうとう１２月・師走

　今朝は昨日に比べて冷え込み寒い。
　外来も出足が悪く、１０時になっても新患患者さんは一ケタで少ないと思ってたら、１０時半頃からどっと急増。
　寒くなると良くあることで、寒い朝早めのスタート時には家、日が昇り家を出て、受付終了直前にどおっ～と駆け込み受診の急増。
　おかげで、前半は手持ち無沙汰、後半はダッシュしても進まず、終了は３時前、何でっと言いたくなる気持ち。でも、朝の寒さには負けるよ。これを避けるには新患も予約にするしかない。
　後半に胸水の方が来て入院、研修医に胸腔穿刺をやって貰う。
　今日に限って、二例も胸腔穿刺が続いて、同じ研修医が続けてやった。
　一例目の不十分さを学習し、二例目で補う。こんな事はめったにない。
　私は二例目で研修医の側について、とにかく局所麻酔をしっかりさせた。
　痛みが軽ければ、患者さんも我慢できるし、待ってくれる。
　しかし、太い管がなかなか入らない。側の私は変わって終えてしまいたい気が出てくるのをグッとこらえて忍耐。
　突然電話が掛かってきて、話してる間に無事入った。
　私が手出ししていたら、研修医は最後まで出来ずに挫折を味わったはず。
　患者さんには辛抱を強いたが、研修医は一行為を完結させて納得のはず。
　これで成長してくれよう。
　これらのことで日も落ちてしまった。

※　昨日の新聞、定額給付金の使い道例で選挙に来た人にあげる。きっと投票率上がり、もっと国民の心底が見えそう。