ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

稲毛浅間神社

2008年06月24日 | 散歩・旅行

 今朝は、朝飯前に、千葉市稲毛区の浅間神社周辺を散歩しました。
 
 五時半頃だというのに、多くの老人が散歩していました。
 私も、病気のことを除けば、やっていることはまるで定年後の老人です。

 私はとくだん神道の信者ではありませんが、人類の叡智が結集したところの、宗教全般に敬意を表する意味で、二礼二拍手一礼の正しい作法でお参りしてきました。

 腹が減って、朝飯が非常に旨く感じられました。


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コレステロールと気分安定剤(デパケンR)

2008年06月23日 | 精神障害

 私は家族性の高脂血症で、8年前からコレステロールを下げる薬(リピトール)を飲んでいます。薬のおかげで、コレステロールは安定しています。

 ところが、躁うつ病と診断されてから飲み始めた気分安定剤(デパケンR)の血中濃度が低く、薬が効いていない、と4月中旬に言われ、量が倍に増えました。
 先日、再度血液検査をしたら、これが正常値になっていました。
 まずは安心です。


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分裂感情障害?

2008年06月23日 | 精神障害

 一昨日から、シャワーを浴びているときや、洗顔しているときなど、一人で無防備な状態でいると、右斜め後ろあたりに、怪しい気配がします。男なのか女なのか、大人なのか子供なのか、人なのか化け物なのか、正体はわかりませんが、気配は明確です。
 
 これを霊的な現象と考えるべきか、病気の症状と考えるべきか。
 私はとりあえず、躁うつ病にそういう症状があるのか、調べました。
 すると、躁うつ病と統合失調症の両方の症状を併せ持つ病気として、分裂感情障害というのがあり、女性に多くみられる、とのことでした。
 今度の金曜日、診察があるので、そこで精神科医に相談してみようと思います。


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老師と少年

2008年06月22日 | 文学

 曹洞宗の僧侶である南直哉が書いた小説「老師と少年」を読みました。
 禅坊主が書いた、老いた僧侶と少年の対話をつづったものです。
 
 昨日「至高体験」を読んだせいか、今日は東洋思想に触れたくなりました。
 
 一時期、仏教唯識論にはまって、唯識の本ばかり読んでいたことがあります。
 
 三島由紀夫の「豊穣の海」に長々と唯識論に関する記述があり、それがはまったきっかけです。もう十年以上前です。
 
 それ以来、仏教関係の本はずいぶん読みましたが、最近は遠ざかっていました。

 この小説は、まさしく禅問答みたいなものなのですが、短いし、飽きずに読めました。

老師と少年
南 直哉
新潮社
老師と少年 (新潮文庫)
南 直哉
新潮社

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今日も

2008年06月22日 | 文学

 午前中は原稿を執筆していました。半日パソコンの前に座っていると、ひどく疲れます。目と肩にきます。手書きだったら、もっと疲れるでしょう。徹夜で書くなど、私には信じられません。
 トーマス・マンは、「神聖な午前」と称して、午前中しか創作活動をしない、と公言していました。普通の体力の持ち主であれば、当然のことと思います。


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至高体験

2008年06月21日 | 思想・学問

 コリン・ウィルソンの「至高体験」を読みました。
 至高体験とは、『健康人における、精神的エネルギーの奔出』だそうです。さらに、『美的・宗教的経験の極致に経験する』のだそうです。
 コリン・ウィルソンは目の付け所が良いというか、他に研究者がいない分野ばかり開拓して、現代の知的巨人になっていますが、逆に、胡散臭いと感じる人も多いと思います。
 躁うつ病の私には、至高体験なるものと、躁状態がいかに異なるのか、よくわかりません。至高体験のつもりが、精神科医に言わせれば、単なる躁状態で、躁を抑える薬を処方されてしまった、ということだってあり得ます。
「健康人における」と言っても、何をもってそれを担保するのか、不明です。
 論旨は明快で分かりやすく、面白く読めるうえに、考え方がポジティブですが、私は眉に唾をつけて読みました。 

至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫)
Colin Wilson,由良 君美,四方田 犬彦
河出書房新社

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原稿執筆

2008年06月21日 | 文学

 今日は朝八時から今まで、書き物をしていました。
 今月末締切りの「文學界」新人賞に応募するための小説です。
 集中してパソコンに向かったため、目や肩がひどく疲れました。
 これから蕎麦でも食い、午後はゆっくり読書などしようかと思っています。


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蟹工船

2008年06月21日 | 社会・政治
 今朝、朝食前に半身浴をしながら、「まんがで読破 蟹工船」を読みました。
 私はプロレタリア文学というものに全く関心が持てず、これまで敬して遠ざけてきました。
 ところが、昨今、ワーキングプアとかいう問題のせいか、「蟹工船」が多いに売れていると聞いて、まんがなら読めるかなと思い、読みました。
 内容については、とくにコメントすべきことはありません。
 ただ、私の趣味ではない、というだけです。

 今日は一日雨とのこと。散歩はお休みして、書き物をやろうかと思っています。それに飽きたら、何か読みましょう。

蟹工船 (まんがで読破)
小林 多喜二
イーストプレス
蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
小林 多喜二
新潮社

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診察

2008年06月20日 | 精神障害

 今日、診察がありました。
 6月15日に激しい落ち込みがあったこと、その後、少しづつ安定してきていること、を話しました。
 医師からは、落ち込みが長引かなくなったのは、良くなっている証拠だと、言われました。これからも躁になったりうつになったりするだろうが、その振幅の幅が狭くなれば、職場復帰も可能だろう、との助言をもらいました。
 やはり、私は愚かにも、将来への希望を持って、生きることになりました。


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石川淳 コスモスの知慧

2008年06月20日 | 文学

 文芸評論「石川淳 コスモスの知慧」を読みました。石川淳の小説世界について、様々な論考がなされていました。
 しかし、私は文芸評論が苦手です。読むのが苦痛でした。
 ただ、石川淳の作品に関する評論を読んだことがなかったので、今回読んでみました。
 どこかの絵描きが言っていました。
「考えるな、感じろ」、と。
 小説もそれで良いのではないかと思います。  


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ラスト・フレンズ 最終回

2008年06月19日 | その他

 半端な酔いが、かえって私を興奮させて、眠れません。睡眠薬は処方の倍を飲みましたが、全然ねむくなりません。

 「ラスト・フレンズ」の最終回を観ました。ジェットコースターのようなドラマでした。
 そして、あれほど濃い友人関係は、現実にはあり得ないでしょう。しかし、あり得ないからこそ、それは魅力的です。
 
 人は独りで生まれて独りで死ぬもの。親子といえど、夫婦といえど、自分とは違う人間という意味では、他人です。
 誰だって他人なのに、人は他人との関係性を求めてしまいます。
 切ないことです。悲しいことです。
 
 私は、独りでは生きられないことを知りながら、独りで生きることを求める愚か者です。私は不可能を可能にする努力を続けて、病気になりました。それは仕事にしても、私生活にしても、そうです。

 もっと自然に、素直に生きられたら、と思います。
 しかし私は、生まれついてのひねくれ者。
 それならいっそ、ひねくれ者の王になりたいものです。


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ただいま

2008年06月19日 | その他

 鮨屋から帰ってきました。
 酔っ払って良い気分です。
 春子(かすご)鯛と水貝は絶品でした。
 酔っ払いはとっとと寝ます。
 お休みなさい。


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高級鮨 

2008年06月19日 | その他

 今日は私のちょっとした記念日です。
 それを祝うため、夜は浅草の高級鮨店を予約してあります。
 この店の店主は、私と同年で、銀座の久兵衛で16年修行して、独立した人で、私と気が合います。
 どこにも値段が書いていない、恐ろしい店でもあります。
 しかし、私はこの店に行くと、盛大に飲み、食います。
 それというのも、最初、父に連れて行ってもらい、それ以来、いくら飲み食いしても、父につけて構わない、と言うので、私はかけらも遠慮することなく、この店を利用しています。
 値段がはたしていくらなのか、皆目見当がつきません。
 店主も父も、絶対に値段を言わないからです。
 じつに有難い話です。


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靖国

2008年06月19日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 今日、映画「靖国」を観てきました。千葉でも始まったので。
 内容は、正直に言って、退屈でした。靖国神社に特別の関心を持っていない方には、お勧めできません。
 ただ、上映中止騒動であまりにも有名になったので、行きました。
 靖国神社の様々な現実が、静かに、語られます。立場はほぼ中立です。
 しかし、そこには、精神の運動のようなものは感じられませんでした。

 

靖国 YASUKUNI [DVD]
刈谷直治,菅原龍憲,高金素梅
CCRE

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ラスト・フレンズ

2008年06月18日 | その他

 最近、テレビドラマの「ラスト・フレンズ」にはまっています。
 ドメスティックバイオレンス・性同一性障害・不倫・セックス恐怖症など、現実的な問題や心の闇を抱えた若者たちの群像劇です。
 私は、テレビドラマは浅薄なもの、という偏見があったのですが、このドラマは深く人間を描いているように思います。
 このようなドラマが多く作られれば、テレビに対する偏見も減るように思います。
 
 第6話で、エリが瑠可に語る次のような内容の台詞。
 「人生、白か黒だけではない。グレーもある」
 そんなことは大人の常識です。
 しかし、私は、白か黒だけの世界で生きていきたい。
 灰色など、認めたくない。いや、認めません。


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