菜の花座第16回『おもかげチャンチキ』なんとかかんとか、終わりました。ご覧いただいた皆さん、応援して下さったみなさん、ありがとう!!
改めて、大変な舞台だった。何がって?まずチンドン屋でしょ。それに場転の大がかりなこと。これまでの菜の花座の苦手分野がぎっちりだものね。
特に場転は前日のリハーサルからしか稽古出来ないからね、ほんと、辛かった!!今までなら、一度立て込んでしまえば、後は芝居だけだったのに、なんと、芝居の中で大がかりな転換が二度もあるんだもの、昨日の舞台稽古は、ほとんどすべて場転の練習だった。芝居なら生き生きする役者たちが、もう完全にメロメロになってしまった。
チンドンも今までを越える試みだった。できれば劇団員全員がなんか楽器ができるようになってほしかったんだけど、う~ん、得意不得意あるからなぁ。でも、チンドン屋に関しては、やって良かった。小松の人たちにも、菜の花座を認知してもらえたしね、地域とつながる最初の一歩になったと思う。これ、ほんと貴重だ。
今回、いつになく観客も多かったし、何より、熟年層がたくさん来てくれた。これからの菜の花座の目指すべき道が、おぼろげながら見えてきたって感じだ。これからも、地域に密着しつつ、地域の地平を越える芝居を作って行かなくちゃ。そのためにも、チンドン屋菜の花商会は力になるよなあ。
さて、いよいよ、舞台の総括だ。
まず、場転が下手だ。たしかに大変な場転だったけど、あそこまて゛時間がかかるかい?一人一人が、舞台の全体構造を理解してないから、照明点いたら、スタッフか残ってた、なんてことになるんだ。菜の花座はほとんどが役者だから、こういうことになるんだよね。役者って、本質的に身勝手だもの、自分に関わる部分しか関心ないからね。
つぎ、チンドンの稽古が足りない。舞台にかける以上、それなりの仕上がりにしなくっちゃ。もっとも、僕もドジってしまったので、偉そうには言えない。もっと一人一人が、楽器や音楽を楽しめることが、大切なんだよね。
ともかく、課題がたくさん見つかった。これを一つ一つ解決して、9月の舞台には完璧な芝居を見てもらいましょうか。リベンジだよ、リベンジ!!チンドン屋もお芝居も精一杯、仕上げて行こう。
さて、9月21日、プラザ演劇祭に参加します、同じ『おもかげチャンチキ』で。そこまで、どれだけ積み上げて行けるかなぁ。そんな成長過程をじっくりご覧いただきたいですね!!幸司も成長し、菜の花座も一皮むけたと感じた。
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