ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

残念!ZUMBA講習中止!

2018-07-24 09:06:24 | 菜の花座

 公演終わって1週間、反省会もみっちりやったし、締めくくりにZUMBAでも踊って夏休みに入ろうか、って企画したZUMBAレッスン、講師から、仕事で行けなくなったって。あらら残念!菜の花座一同楽しみにしてたのに。仕方ないな、また、盆明けの稽古再開時にでも計画するとするか。急な中止で、メンバーには迷惑かけてしまった。

 ZUMBAをレッスンに取り入れるについちゃ、ちと迷いもあった。それは、ダンスには違いないが、エアロビクスの要素も強いってことだ。エアロビはエクササイズだから、当然、筋力の鍛錬やストレッチ、耐久力の養成が目的になる。振りの美しさとかかっこよさは二の次、三の次、元気溌剌体操気分、目的はトレーニングってことだ。

 ZUMBAだと、より音楽重視になっているから、踊りの要素もぐっと強くなっちゃいるが、エアロの一派であることにゃ違いがない。音楽の情感を体の動きで表現するって部分じゃ物足りないのだ。振りにエアロ的な運動要素が色濃く残っている。菜の花座が目指すのはあくまでミュージカルのダンス、鍛錬より表現だから、そこは違うよな、ってためらいもあった。

 でもなぁ、リズムに合わせて体を動かすって点じゃ同じだし、エアロとは違う魅力的な振りもたくさんある。使う音楽のジャンルも幅広い、これもプラス要素だ。まっ、ミュージカルとは別流だが、いろんな音楽に接して感じておくことにゃ大いに意味がある。

 それと、教わるものじゃない、ってところも、劇団のダンスレッスンに相応しいんじゃないかな。舞台なんかで踊る劇中ダンスの練習だと、まず、何小節かに切って、その振りを振付師が踊って見せて、それをまねていく。まず、振りの説明があるわけだ。でも、ZUMBAは違う。解説などない。講師=インストラクターはただひたすら踊っている。参加者はそれを見ながら見よう見まねで体を動かす。完全な振りを身に着けることが目標じゃない。それっぽくリズムに乗って追いかけて行く。

 これって、ダンスのトレーニングとし、優れてるんじゃないか。まず、リズムを体で感じ取る。振りも体で学び取る、踊ることの基本だな。スポーツで、まずは優れたプレイの真似から始まるってのと同じことだ。感じる力、盗む能力、これを鍛えられるなら、ZUMBAも悪くない。と、しばしのためらいの後、講習会を設定したわけだが、うーん、残念無念、だったな。

 ただ、中止になったお陰で、コント台本の締め切りも盆明けに延期になった。これは助かった。なんとか1本は書けたが、3日で4本はあまりにノルマかきつかったんだ。

 と、いうことで、ようやく公演明けの夏休み、宿題抱えてのんびり過ごせそうだよ。

 

 

コメント
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