ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

寒い冬、ネギがあるから大丈夫!

2017-12-21 08:36:51 | 食べ物

 越冬野菜、ふんだんに貯蔵してっからねぇ、この冬は豊かだぜ。去年みたいに、半結球の白菜の葉むしって食べつなぐ惨めさなんかにゃおさらばだ、どっしり重たい白菜が新聞紙にくるまれてずらーっと並んで、出番の来るのを待ってるんだ、いい光景だぜ、心安らぐ眺めだぜ。大根も人参もジャガイモもコンテナの中にぎっしり、さらに、部屋の中にはカボチャ、里芋、サツマイモ、食べきれず腐らせてしまいそうで、それが心配、なんて、贅沢な話じゃないか!

 さらにさらに、今年の冬越しエースはネギ!

 ほら、卒業生野菜農家サトシからもらった余り苗、あれが見事に大豊作!秋口からずっと、数本ずつ抜いては、味噌汁に炒め物に焼き鳥に、もちろん薬味に、八面六臂の大活躍なんだ。取っとも取っても、食っても食っても、無くならぬネギの列!知り合いにも何回も送って喜ばれてる。公演させてもらった三種町にも芋煮材料として送ったから、今頃忘年会の鍋を賑わしてんじゃないか。

 太くて長くて柔らかいこのネギ、雪に埋もれさせるなんて、もっての外だぜ。冬の栄養源に、食卓の名わき役に囲っておこうじゃないか。

 去年までは旧鶏小屋にいけてたんだが、雪をかき分け取りに行くてのが大いに面倒、しかも、覆った土はからからでせっかくのネギも敢え無く萎れ果てちまった。この二つの難題、て程じゃないが、を克服するにゃどうすりゃいいの?おお、いい所、思いついたぜ。雪囲いと積み上げた薪の間だ。薪運びのための通路、その端の部分ならネギの寝床に丁度いい。雪は降ってもさらりと覆う程度だし、積雪に閉じ込められても掘りに行ける。

 軽く溝を掘ってネギを横たえ土を被せる。さらに防寒対策?に藁で覆って完了。どうだ、これなら積雪1メートルだって関係ない、いつだって好きなだけ取って来て使えるってもんだ。写真にゃ、ちっとしか写っておらんが、かなりの本数をこちらに退避させた。

 うん?まだ大量に残ってる?春先のネギ用としても多すぎだ。よしっ、さらに、空いてるプラボックス、ここに土がらみ突っ込んでおこう。

 て、ことで、雪に降り込められてからも、毎日、ネギ!お役立ちだよ、おまえ。免疫力高めるって言うし、ビタミンの吸収も助けるそうじゃないか。これで、この冬は風邪しらず、健康で美味しい越冬ライフが過ごせるぜぇ。苗、譲ってくれたサトシ、来年もぜひ頼むぜ、期待してっからね。

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