ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

悔しさ一年!最優秀!!

2010-09-20 20:04:10 | 教育

 報告が遅くなった。昨夜は反省会で酔っぱらい、今日は敬老の日、演歌ショーのダブルヘッダーだったから、書く暇がなかったんだ。皆さんとっても気にしくれてたみたいで、ブログへのアクセツも凄いことになっていた。嬉しいことだ、そんなに注目してもらえるなんて。そうそう、大会当日は山形地区の有力校の副顧問も偵察?にきていたそうだしね。やっぱ、気になる存在なんだね、置農演劇部は、なんていい気になるなよ。

 いつまで気を持たせるんだよ!

 はい!狙い通り、最優秀だった。昨年の苦い経験から、今年は何が何でも最優秀を取る!という強~い決意で臨んだからね、まずは目的果たせて、ほっとしている。ファンタジーが場外の判定?!だった昨年、よし!それなら堂々と高校生もので勝負してあげようじゃないの!と、開き直った『Catch&row』ボート部の物語、終わってみれば、狙い違わずってところだった。

 今年の置賜地区大会の特徴は、全体にレベルが向上したことかな。特に生徒創作の学校の作品に力があった。高畠と九里、昨年に引き続いての生徒創作だったけど、今年はいずれも見応えのある優れた舞台になっていた。部員も増え、台本も進化し、演技力も装置も数段進歩していた。終戦直後の満州を舞台にした一人芝居で高校生らしからぬ作品を提示した米沢東、お得意のにぎやか学園もので客席を沸かせた米沢中央、各校伯仲、どこが抜け出るのか最後まで緊迫の大会だった。

 中で置農、やはり頭二つ抜けていたかな?えーっ、そんな偉そうなこと言っていいのか?何の根拠で頭が二つ?一つは、部員の舞台経験の差。なんたって、年間50回以上の公演だもの、場数はやはり力だよ。キャストの演技力、スタッフの支える力、装置や衣装の創作力、どれも確実に上を行っていたって思う。それと、台本の力ね。今回は特に顧問二人の総力上げて仕上げた作品だったからね、やはり、それなりの完成度には達していたと思う。と、頭二つってわけ。

 でも、頭でそうは思っていても、発表の瞬間は血圧急上昇!身体に悪いよなぁ、これって!最後の最後まで、もしかしたらって恐れでつぶされそうだった。審査はほんと出てみないことにはわからない。とんでもない結果なんての、ちょくちょくあったしね。

 もっとも今年は顧問OBのY先生が審査員。その観劇力には定評もあり、僕も絶大の信頼を置く人なので、まず間違いないとは思っていた。結果は最優秀:置農、優秀:九里となった。僕の予想とぴったり一致。納得の行く審査結果となった。他校が一息足りなかった理由についてはやや説明不足の感はあったが、そこは心優しきY先生なので、褒め上手。各校の努力を精一杯評価してくれていたためだ。僕にはとてもできないことだと思いながら聞いていた。

 上演の日も結果発表の時も卒業生が大勢見に来てくれていた。みんな去年の悔しさが今も忘れられなかったんだね。その祈りと呪いが大きな力となって後押ししてくれたんだと思う。去年の3年生には改めて申し訳ないという気持ちでいっぱいになった。と、同時に君たちの無念を晴らすことができてほんと良かった。

 さあ、いよいよ県大会だ!やるべきことはすでに見えている。しっかりと準備して、東北大会を目指そう!!

コメント (4)
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