昨夜はオニール研究会後の楽しい酒のままふとんに直行。
その勢いで脳が活性化し、朝方「ノスタルギガンテス」のチラシに載せる文章がこんこんと湧き出てくる。
夢のままに終わってしまう可能性もあるので、布団の中で目を閉じたまま推敲して熟成させる。
今だっ! って頃合いに起きだしてざっとシャワー浴びて(髪はもちろん洗わない)コーヒーを入れてパソに向かう。
途中で、腹が減りご飯ぱくつくが作業は続けてお昼には入稿した。
オニールの話がよい刺激剤になった。
シアターχの上田さんが研究会に参加した役者たちに語ってくれた。
海外から演出家を招いて数ヶ月、日本の俳優たちと共同作業する企画をいくつもやってきた。
彼ら演出家たちはある時から同じフィードバックを聞かせるようになった。
(俳優たちに)「本を読み込む力がない」。そして、なによりも「教養がない」と。
くやしいなあ。
1993年に「古事記」を東京で上演した時、見に来てくれたある俳優に「今さら勉強したくない」と言われたことがある。
まあ、学校で教えることのない日本の古典だからなあ。
そして「学校で教わったことない」から知らなくてもいい、ということばも子ども達とつきあうようになってからたくさん聞いた。
なんでかなあ。
「演劇」はもちろん、「お芝居」だって、実は結構めんどくさいものだ。
だって、考えないといけないんだもん。
感じるだけではできない。
練習してあるレベルまでいけるもの、音楽やダンスは考えなくてもいいところがある。
(もちろんその先は何だって大変だ)
演劇は、最初から考えないといけない。
学校で習ったことから出発するとしても、自分で考える力を持つことが大事だ。
そのためにも色んなことを知って考えないといけない。
ああ、まだまだ先は長いなあ。。。