泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

トリノ王立劇場の「椿姫」に感動

2010-07-30 09:22:11 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、ものすごいものをみた。
 上野文化会館でイタリアのトリノ王立歌劇場の引っ越し公演。「椿姫」。
 かみさんが知人に強く勧められてお高いチケットを購入していた。

 オペラを観るのは久しぶりだ。(一応6月に自分で演出してるけど♪)
 装置からして自分の趣味で。
 幕開きのシーン(オペラに詳しいかみさんによると普通はオケだけでこういう場面は無いという)から引きずり込まれてしまった。
 そして主演のナタリー・デセイと恋人の父親役のローラン・ナウリに惚れ込んだ。(後でパンフレットを買って知ったのだが2人は夫婦だった)
 この2人、自分には「素晴らしい役者だ」という言葉が自然に口をついて出た。
 というか見終わって「役者たちがさあ」と言ってしまう。
 今までみたオペラ、素敵なものもたくさんあった。そしてどれも「歌手」が演じていると感じていた。

 今回は「台詞」も何回かあり(「椿姫」を何度もみているかみさんによるとこれも異例なのだとか)、現代演劇の演出家の作品として見入ってしまった。
 デセイ、美しい。小柄でエネルギッシュ。せつない声がどうして3階にいる自分までふるわせるのか。
 そして、裸足で走り回る姿にふと仙台の女優・丹野久美子さんを思い出す。
 かみさんも大興奮。
 他の客も興奮。最後はスタンディングオベーション。ただ、さっさと帰って行った客も何人か。
 かみさんは「豪華な装置や衣装を期待している日本のオペラファンの間では賛否両論になるだろう」と。
 本当にそうなのか? この素晴らしさが伝わらないのか!?
 そういう「ファン」は衣装や装置や着飾った白人をみに来ているのだろうか、芝居の中身ではなく。

 この舞台のことは一生忘れないだろう。もう1日だけ本番がある。も一度みたいが稽古と重なっていて無理。残念。日程があえばその場でチケットを買っただろう。値段は問題ではない。
 会場で売られていたデセイ出演のDVDを2本、CDを1枚購入。他に自分が以前テレビでみて覚えていた別の「椿姫」のDVDも。チケット代を含めるとものすごい散財だったが、こういうときにお金使わなくて、いつのためにちまちまと稼いでいるのだ♪

 2人ともかなり興奮した状態で居酒屋へ。こういうものを観た後は飲まないといけない。
 ほんとお互い酒飲みでよかったね♪

 デセイがすごいのか? トリノがすごいのか? それともイタリアがすごいのか?
 イタリアは8年前に一度だけ行ったことがある。
 ものすごいアクシデントがあって、そしてイタリア人が好きになった。
 やっぱりイタリアって体質的に合うのかなあ? ちなみにデセイとナウリはフランス人だけど。。。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シェイクスピア朗読で「授業」

2010-07-28 18:39:47 | 丹下一の泡盛日記
 今日は某大学の看護学科の特別授業にシェイクスピア朗読チームで参加。
 建物の中に入ると吹き抜け中央にナイチンゲールの大きな像が目の前にどーんと。。
 実習なのか、ピンクの看護士の制服を着た女の子たちが通り過ぎて行ったりする。

 いつもは江戸馨さんの解説と司会進行で朗読をメインに進めて行くのだが、今日のメインディッシュは江戸さん。
 シェイクスピアを専門にやり続けているだけあって彼女の解説は実に面白い。そして実践(翻訳・演出、そして俳優)している演劇人でもあるので学者とは違ったからだを通した話が具体的で面白い。
 いくつもの翻訳に触れてきたし舞台上で演じてもきた。そして自分は彼女の翻訳が素晴らしいと思っている。
 彼女との作業のおかげでシェイクスピアの面白さに目覚めたと言ってもいい。

 本番の方はなんたって江戸さんの話がメインなのでいつもに比べれば楽だ。
 お題は「ハムレット」。いつものように場面を朗読する他、江戸さんのプランである会話を5種類の訳で読み比べたり、志賀直哉のハムレットを下敷きにした小説の一部を自分が読んだり。
 楽師の佐藤圭一さんのリュートのソロもいつもより多く、楽しい「授業」になったのではないだろうか。

 この大学は梅屋敷駅の近くにある。
 ちょっと思い出のある駅で商店街を一人歩きながら10年前を懐かしんだ。
 あの頃、ちょっと夢見たんだよな。甘い記憶、辛い記憶がわき上がる。

 懐かしい店でぬか漬け購入。
 帰宅してさっそく刻んでお茶漬けに。からだにしみる。
 気分を変えて、わんこたちを引き連れて長い散歩に。
 昼間にシェイクスピア朗読をしたのは(自分は)はじめて。明るいうちに打ち上げも無く帰宅はなんか変。
 わんこたちと歩くのがいい時間になった。

 帰宅したかみさんとこれから打ち上げ♪
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うなぎ♪

2010-07-27 08:27:41 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は土用。
 それに合わせて昔の先輩のお母様がうなぎを送って下さった。以前にも何度か送って頂いていて、この千葉産のうなぎの美味しさを知っているかみさんと自分は素直に大喜び。
 昨日から家に泊まりに来ているかみさんのおばも「うなぎを食べに行きたい」と言っていた。「出かけるよりも美味しいうなぎが」と。
 さっそくご飯を炊き、白焼きで届いたのを蒲焼きに。

 旨い! 暑さで疲れが抜けきっていないからだが大喜び。
 近頃はビールを飲まない自分もうなぎにはやっぱりビール。コップに半分ほど飲む。
 その後は(胃が膨らむ前に)例のオーガニック日本酒に♪
 合気道の稽古を終えて帰宅した娘2にもちゃんと食べさせた。はぐはぐ食べる。やっぱりこの時期にからだがほしがるものなんだろうなあ。

 ところで先日のビジネス会議で名刺交換させて頂いた方に「ゴドーさん」がいた。
 商売柄苗字に興味があり、また様々な苗字に接して来たが、(漢字は伏せますが)「ごどう」さんは初めてだ。
 その方もベケットの「ゴドーを待ちながら」のことを知っていて、学生時代、英文学の授業に遅刻したら担当の教授が「君は遅れても登場したのだから特に許す」といい「ゴドーを待ちながら」について話してくれたそうな。
 日本にはまだまだ知らない苗字があるんだなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥歯が崩れた

2010-07-26 15:58:16 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、東京シェイクスピアカンパニーの「じゃじゃ馬はいかが?」をみる。
 シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」をベースにしているが、そのひ孫の世代のストーリーを江戸馨さんが創作したものだ。一緒にみた人はシェイクスピア原作を構成したものと思っていたくらい「シェイクスピアらしい」本だった。
 それにしても、朗読会のパートナー(ズ)のくみちゃん(牧野くみこ)とまりちゃん(つかさまり)はここ数年、みるたびに新鮮な趣がある。安定している部分と新鮮な顔の両方を楽しめる。
 しっかり飲んで(そんなつもりじゃなかったんだけど)帰宅。

 今日はかみさんのおばを病院に連れて行く日。
 都内で仕事のかみさんと一緒に早起き。おばのお弁当もつくる。
 おばは毎食後に薬を飲む。月に一度のこの病院の日は、4時間くらい院内にいて昼食もとる必要があるが、食堂はなくどこか外に出るのも面倒だ。
 最初は仕方なくコンビニで巻き寿司なんぞ買って来た。が、月に一度の「外出」でコンビニご飯じゃいくらなんでもかわいそうだ。
 次の時からはお弁当を持参することにした。
 と言っても90歳なのでかなりこじんまりとしたランチ。
 今日は、黒米を混ぜたごはんにごまをふり、出し巻き卵、いんげん豆のごま和え、うちの庭のプチ・トマトに梅干しと塩こぶをちょびっと。デザートに水ようかん。

 昨日酒を飲んでいたらかなりやばくなっていた奥歯がかけた。というよりぼろりと崩れた。
 明後日の午後、某大学の授業でシェイクスピアの朗読をすることになっている。
 病院で待っている間、小声で台本を読んでみる。時々尖ってしまった歯の角がひっかかるが、ま、なんといけるだろう。
 それにしても父親が最初に駄目になったのと同じ場所の歯だ。これも遺伝なのかなあ。
 先日、娘1が自分の髪をしみじみみながら「白髪増えたねえ」と。
 そんなこと言われる時代が来たんだねえ。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際女性ビジネス会議

2010-07-25 07:58:22 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は国際女性ビジネス会議。午後の分科会を1本担当。
 この会議は数百人の女性が集まってくる年によって違うが1200人を超えたことも。98%が女性だが男性の参加者も増えつつあるようだ。
 開幕から立ち会うべく9時半にはお台場のホテルに入る。
 
 元講師仲間の友人の江端貴子さんと講師控え室で久しぶりの再会。彼女は昨年の衆院選に立候補、自民党の首相候補の一人とも言われた現職女性議員を破って当選を果たした。
 藤田大兄がファシリテーターをつとめる分科会に社民党党首の福島みずほさんと参加する。
 「忙しいだろうから午後から参加だと思ってた」
 「あたし、乾杯の時だけ来て帰っちゃうなんてことしません!」
 やっぱり江端さんだ。議員になっても性格変わらない(当たり前か♪)。
 いつも明るい彼女の過去の努力の人生を(少しだけど)知っている。素敵な人だ。

 同じ病院で生まれ誕生日が数日しか違わないので、新生児室で一緒だったはず。で以前盛り上がった。
 「生まれた時から知り合いだったんだ。どうりで初めてあった気がしないね!」。
 時間が重なっていなければ、絶対に参加した分科会だ。
 
 藤田大兄、気合い充分。控え室で打ち合わせしてる横を通ったが、これ「打ち合わせ」じゃないよ、議論だよ、ってのりで福島さんに突っ込み入れてた。
 こちらの分科会に参加した娘1は「一番面白かった」と。そして「江端さん、正直な人って印象でよかった」。

 自分の分科会も盛り上がった。他は椅子に座って話をきくのが基本。ここでは動き回って遊ぶのだから笑い声が絶えない。
 なんせ元からモチベーションが高い人たちが集まっているので、話も(意識も)速い。
 「からだを動かしてすっきりして、そして学びがあって楽しかった」とたくさんのフィードバックをいただいた。嬉しいな♪

 また、基調講演では15回目にしてはじめて「ビジネス」ではなく、シエラレオネ内戦の報告を基調に戦争に至る前段階への取り組み「Hikeshi(火消し)」プロジェクトの代表者による講演があった。
 豊かな資源(主にダイヤモンド)を持ちながらも世界最貧国で「有名」なシエラレオネで起こった悲惨な内戦は両手を切断された子どもたちの映像で記憶に新しい。そして少年兵の存在も大きな問題となった。
 リーダーの一人は外語大の教授の方、彼らの指導による学生たちの作品も発表された。
 韓国系カナダ人による「竹島」問題、クルド系イラク人によるハラブジャ事件(サダム政権によるクルド人への化学兵器攻撃)をあつかったもので非常に興味深いものだった。

 ちなみに今年はかみさんも招かれて分科会を一つ担当。こちらも自分のほどからだは動かさないがワークショップ形式で。全編英語で、通訳は無し。最初の30分だけのぞかせてもらったがこちらも盛り上がってた。
 終了後、デザイナーの64(八木知美)とかみさんの3人で新橋の居酒屋で打ち上げ。
 帰宅してシャワー浴びたらベッドに倒れて幸せな爆睡♪

 今日はこれから東京シェイクスピアカンパニーの舞台をみに行きます。
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は国際女性ビジネス会議

2010-07-23 14:32:49 | 丹下一の泡盛日記
 ここ数年来、果物に興味が無くなっていた。ある先輩も「子どもの頃あんなに好きだったみかんに興味が無くなった」と。
 かみさんや娘たちは喜んで食べるので、様々な果物が冷蔵庫には入っている。そしてそれらの皮を剥いて刻んでテーブルに出すのだが,自分で口にすることはめったにない、はずだった。
 
 今朝、何が食べたいかとからだに聞いたら「フルーツ」という答えが。
 ほんとかな、と思いつつバナナとイエローキウイを食べたら、すごく美味しかった。
 これもオーガニックご飯のおかげかしらん。
 朝は、これとコーヒーだけ。充分に満足。体質が変化して来ているのかも。

 からだが動きたがって仕方がないのでとりあえず床に寝転がって腹筋を40回ばかり。
 自分が床に寝るとわんこたちがさっと寄って来て群がる。なぜなんだろうねえ。

 ランチは時間に余裕があったので、ベジミートを使った麻婆豆腐、レタスのオイスターソース炒め、自家製ゴーヤの卵焼き、わかめと自家製オクラのベジスープ。ま、20分もあればできる。
 ご飯は母親がくれた雑穀米を炊いた。食後にオレンジ。
 肉は一切使ってない。オイスターソースとスープの隠し味にカツオだしを使っただけ。

 これで酒さえ飲まなけりゃ、かなり健康的になるんだろうけど、そうはいくものか♪

 明日は国際女性ビジネス会議。お題は「相手を動かすコミュニケーション」。
 プログラムは出来上がっている。もちろん例によって参加者(事務局からの連絡によると100名を越える申し込みとか。皆様ありがとうございます!)と一緒に作り上げる時間なのでそのままで行くとは限らない。
 それがわくわくして楽しみなのだ。
 この会議はもう何度も参加させて頂いているが、参加者のモチベーションがものすごく高い。そして「善」のエネルギーもとても強い。
 毎回、「まだまだ世の中捨てたもんじゃないぞ」って気持ちになる。
 実はかみさんも久しぶりに講師として参加する。彼女の分科会は全編英語で通訳はつかないんだとか。
 講師陣に久しぶりにお会いできる人もいて、楽しみだ♪
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驚きのオーガニック日本酒

2010-07-22 13:29:08 | 丹下一の泡盛日記
 昨日朝、仕事に出かけたかみさんから緊急コール。ベム子出動。
 都内までぶっとばす。なんかこの頃「ぶっ飛ばして」ばかりだ。
 とりあえず無事に。

 気がついたらiPhoneしか持っていない。サイフも鞄もなし。
 池子に引き返し、身支度整えて再度都内へ。何やってるんだろうねえ。。。

 どうもからだがもぞもぞする。
 座業ばかりで稽古場でからだを動かしていない。動きたいよお! ってからだが訴えている。
 犬散歩で一緒にジョギング。からだ喜ぶ。でも、まだ足りない。

 午後、お待ちかねの「オーガニック日本酒」が届く。
 晩ご飯で試飲。肴はうに。
 なんだろうこれは。ひっかかりが何も無くすいっと喉の奥、胃袋に吸い込まれていく。
 水のような、それでいてあきらかに酒だ。
 初めての味。なんともいえないうまみ。
 かみさんとおちょこ2杯でやめた。これはぐいぐい飲む酒ではない。

 実はオーガニック・ワインも届いている。
 こちらの方は先日レストランで飲んだ。そういえば、このすいっと入る感じが似ている。
 そしてその後に飲んだ「いつもの」日本酒がなんか喉にひっかかり「ケミカル」な匂いがする。
 
 ま、そんなこと言っても昨日の夕方は娘2と二人して駅のスタンドでラーメンはぐはぐ食べてんだから、オーガニックに染まることは考えられない。
 ただ「オーガニック料理」は大好きな逗子駅のスタンド・ラーメン(ちなみにこのそば・うどん+ラーメンのスタンドは美味しい。その辺の蕎麦屋行くならここがいい、と地元でも評判)と同じくらい旨い。
 やっぱり今夜はオーガニック・ワインだな!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアコン切って子どもの頃の夏を思い出す

2010-07-20 22:24:55 | 丹下一の泡盛日記
 今日は朝から仕事の電話が、というスタートだったが概して「暇」である。
 もちろん資料本、DVD、CDが机の上に積み上がってる。
 なんというか、ぎりぎりまで事務仕事して飛び出して稽古場に向かい、車中で台詞入れつつ、てな時間が続いていたので,その違いにまだ慣れていないのだ。
 エアコンを切って窓を開けて仕事する。
 大掃除しているかみさんを手伝いつつ、雑事で家の中と仕事部屋を整えていく。

 プレイバッカーズのくみちゃん(佐藤久美子)チームは先日タイでのプロジェクトを終了して無事帰国。
 なによりなにより。
 去年の7月、自分も一緒にタイに出かけた。あの時の暑さ/熱さを思いだす。
 その後、8月の台湾でのアジア会議へと続き、季節が大きく変わっていった。
 
 いつの間にやら夕方に。
 わんこたちを連れて歩く。
 この蒸し暑さが夕方にちょっと緩んだ感じが懐かしい。
 子どもの頃の夏を思いだす。
 見上げると広い空。錦の色の空と雲。
 ダイナミックな夕景。池子に暮らしてよかったね♪
 子どもの頃を思い出すのだが、それは東京での思い出ではない。
 昨日耕太とあったせいか、またはこの広い空のせいか、鹿児島のことばかりだ。

 子どもの頃、何回の夏を鹿児島で過ごしたのかもう記憶に無い。1回か2回だったのかもしれない。
 祖父母の家の縁側の端に小さな机、そこが自分の場所で、夏休みの宿題をやっていた。
 祖父が将棋盤をつくってくれて将棋をさした。
 終戦直後に立った家は五右衛門風呂で、毎夕入ってはスイカを食べた。
 朝には苦瓜(ごーや)とオクラ。オクラは関東の納豆のような存在だった。こまかく刻んでねばねばしたところにおかかと醤油。
 昨日コンサートに出かけた耕太の家にもよく泊まりにいった。

 そういえば世間の子どもたちは夏休みに入ったんだね。
 今時の子どもの夏休みはきっと多彩で「典型」なんてないのだろう。
 夏休みってんじゃないけど、夏になると1ヶ月ぐらいどっかに行ってしまいたい、という気持ちがわき起こる。
 そういう時間がなかったからね。(そんなことないぞ、という声が聞こえてきそうな。。。)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウイーントリオのコンサート♪

2010-07-20 10:20:50 | 丹下一の泡盛日記
 日曜日、気がついたら高橋君が出演していた新大久保のテントでの舞台が終わっていた。ごめん!

 昨日、朝ベッドの中で「もしかしたら今日は耕太のコンサートでは?」と思いついてしまった。
 いとこのバイオリニスト森川耕太はフォルクスオーパで来日公演をしている他、パートナーの敏子さん(森川敏子/チェロ)にピアノの黒木由香さんとトリオを組んで活動している。
 そういえばかみさんをはじめて両親に会わせたのも、10年前の彼らのコンサートで♪

 岐阜県可児市の文化創造センターは以前から興味があった空間でもあるし、アポのある仕事は無いし、連休で空は晴れ渡っている。
 今日はおうちをきれいにしましょう、といそいそと起き出して洗濯物を干しているかみさんに「耕太のコンサートに行こう!」
 「いいわね。いつ、どこ?」
 「今日これから岐阜県の可児市に車で!」
 「!!!????」

 すったもんだのあげくに20分後にはシャワーを浴びてベム子に乗っていた。
 カーナビをつけると到着時間は15:48と出た。
 コンサートは14:00開演だ。耕太のことだからアンコールをたくさんやって16:00までは演奏してるだろう。
 かみさん「1曲も聴けないのはちょっと(-_-;;」
 「コンビニでサンドイッチでも買う?」
 「何もいらないから1分1秒惜しんで走るのよッ!」
 なんだかんだ言ってもこういうことに即座につき合ってくれるかみさんは最高だ♪

 道はそれほど混んでいない。こんなときのためのベム子ちゃん。
 なんたってこの車、速度計は260キロまでメモリがついているのよん♪
 もちろんそんなに飛ばせるほどがら空きでも直線があるわけでもありません。
 
 岡崎辺りでちょっと渋滞。
 はっきりいってこの程度の車の量で渋滞が起こるのは人災だと思う。
 追い越し車線を100キロで走るならさっさと左の車線に戻ってほしい。第一、追い越したらすみやかに左車線にって教習所で習ったぞ。
 とろとろ走るちょっとの車のために業を煮やした何台かは左の走行車線を使って追い越して行く。ほんとは違法なはずだけど、追い越し車線を塞いでいる車がいて、そのことにも気がつかないのだから仕方がない。
 ほんと困ったもんだ。

 途中でトイレ休憩を挟んで、最後の地元高速に入った段階で到着時間は15:09。40分短縮した♪
 そこから大きな声では言えないが、もう一踏ん張り。
 会館に着いたのは15:00前。
 ちょうど中盤にさしかかったところからコンサートを楽しんだ。
 耕太のバイオリンをソロで舞台上で聴くのは久しぶりだ。敏子ちゃんのチェロを舞台で聴くのは10年ぶりか。
 彼女のチェロも自分は好きだ。黒木さんのピアノも冴えていてかみさんも自分も大満足。
 ほぼ満席のお客様も楽しんでいる様子。
 
 終演後楽屋で話す。息子のT君とも久しぶりに再会。自分より背が高い耕太よりも背が伸びてびっくり。
 京都に向かう彼らを見送り、かみさんと再びベム子に。
 途中でショッピングセンターに寄る。
 かみさんが家のものを購入している間に自分はCDショップでブラームスなんぞ購入。
 今聴いたばかりのハンガリー舞曲やドビュッシーを聴きながら走る。すぐに影響されちまうわしら♪
 「行ってよかったねえ♪」
 午前1時前には帰宅。
 連休らしいオフ(?)もとったし、今朝はもう朝一から電話が来るし。始動してます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cちゃん再び

2010-07-18 00:01:06 | 丹下一の泡盛日記
 朝もはよから東京へ。
 所用の買い物を済ませると練馬の病院へ急ぐ。
 一番下の弟に初子誕生♪ かみさんと2人して、いそいそと会いに行く。

 自分はこの弟と10歳近く年が離れているので生まれた日のこともはっきり記憶にある。
 そして、母が間にいる弟2人を幼稚園からつれて帰ってくる間など、留守番しつつ彼の傍に座っていた。
 おしめも代えたし、ミルクも温めて飲ませたり。
 具合が悪くなったときに友人に傍にいてもらい小学校にいる母のところまで走ったこともあった。

 そして40年前に戻ったような小さな男の子がガラスの向こうでうごめいている。
 なんだこりゃ。弟にそっくりだぞ♪
 幸運なことにかみさんと二人して抱かせてもらった。一週間遅れて生まれて来たせいかずしりと重い。
 ああ、これからこいつに貢いじゃうんだろうなあ♪ 
 その後衣装を探しに入った店で、自分の服よりも赤ちゃん服にばかり目がいってしまう。。。

 一昨年から昨年にかけて我が家に滞在していたAFS留学生のCちゃんが別の交換留学生プログラムで愛知県滞在。
 そしてショートトリップで東京に。
 娘2と合流し会いに行く。
 
 再会し、わ~いとハグ♪
 なんかブランク感じない。このまま4人で逗子に家に帰るような気がする。
 彼女はなんと今お肉食べないベジタリアン。
 かみさん喜び、銀座のマクロビオティック・レストランへ。
 料理は実に美味しかった。そして、何とも言えずにからだが喜んでいる。
 オーガニック・ワインもすいすい入っちまう♪
 
 その後、銀座をぶらぶら。(Cちゃん11ヶ月日本にいたが銀座は初めてなのだ)
 そしてなぜかカラオケに。
 彼女が選ぶロックはなかなか珍しい。彼女が家にいた時もかなりレアなバンドをいくつも教えてもらった。
 
 ここで日本酒を飲んだ。
 なんか味が変だ。いつも飲んでいるものなのに、オーガニックなものの後のせいかケミカルな味がするのだ。
 味だけでなく頭痛までしてきて,珍しく悪酔い。
 Cちゃんをホテルまでおくり東京駅で電車に乗ってから、逗子まで目を閉じていた。
 恐るべしオーガニックご飯。
 いつものご飯が食べられなくなってしまうのは困るなあ。あ、特にお酒が。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする