泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

TVタックル政界時代劇ロケ

2007-09-29 20:53:46 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜は12時ごろ就寝。なんか寝つきが悪い。やるべきことがたくさんあって気になっているからだろう。自主公演が終了したら一気に片付けなければならない。

 4時半に起きて駅へ。今日はTVタックルのロケ。プレイバッカーズのリハーサルがあるのだが無理を言って時間調整してもらった。なので7時に目白駅(T.T)
 例によって管直人さんの役。いつもの現場、いつものメンバー。

 国会で自民党の強行採決での乱闘シーン(江戸城内という設定)で、自分は管直人さんの役で、隣には民主党現職議員の某氏。
 彼は自分が言った台詞をも一度やるわけで妙にリアリティがある。「なんか(強行採決されたの)思い出しちゃって熱くなってきちゃうな」と。

 撮影の合間に話す。
 「こういうときって菅さんも席立っていくんですか?」「行きますねえ」「へえ」なんて会話からはじまり、「荒れて成立したという経緯は公式記録に残るんですか?」「残ります」
 「議長前の速記者は、もうめちゃくちゃにされます。速記録ひったくっていくやつとかいるんですよ」
 「だから国会には花瓶がないんです。危険ですから。国会というのは殺伐としたところですな」「!」「しかし、暴力は行かんですよ」とのこと。

 そして、彼は「採決に移ります」という議長役の台詞を聞くやいな、真っ先に立ち上がって「強行採決反対!」と議長(役)に飛び掛っていくのであった。。。

 撮影を終えて目白駅までおくってもらい山手線に飛び乗って上大岡の稽古場へ。自主公演のリハーサル。重い話がでる。みんなが仕上がってきている証拠だ。
 さて、明日は旨い酒飲むぞ!
 
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The Story form Ten 無事終了

2007-09-28 17:53:53 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は同志社大学京田辺校・ローム記念館の劇場空間で学生たちとつくった舞台「The Story from Ten」の本番。前日、23時には布団にもぐりこんだのに、3時半にぱしっと目が覚めてしまった。。。
 役者をやっているとこんなことはない。実は、今まで演出を担当する時はいつも通行人でもいいから出演してきた。今回、はじめての出演しない体験。
 紫帆さんやとんちゃん(矢中鷹光)の音の出番もなるべく削り、学生たちだけで作る場面を多くしている。なんだかんだ言っても気になって眠れないのだ。

 そしてこの一日のチーム・ビルディングのリチュアルをはずさないように気をつけた。ゆっくりとからだをほぐし、ゲームで心をほぐし、チームの一体感を確認し、通し稽古。いくつかの指示を出して、いったん解散。45分間のブレイク。後はみんなを信じればいい。
 この間、自分は紫帆さんと来年の企画の為に別の劇場を視察。学内のコンビニでそばを買い、かっこむ。

 直前の時間も全員ですごす。もう一度心とからだを覚醒させて、チェックイン。舞台に臨む。自分は、パソの前に陣取って、照明・音響の指示とパソからの映像出し。

 映像は、オンタイムのテレビ放送も使った。「わたしを見て」と繰り返す女たちが「溶けて」いき、男たちが椅子の上から飛び込んで自害するシーンで背後の巨大スクリーンには、偶然にもミャンマー情勢のニュースが流れた。
 そのシーンのあたりから空気がぐっとしまってきて客席との一体感が濃くなってきた。
 無事終了。続けて紫帆さんととんちゃんのミニライブ。紫帆さんの即興のお題は「愛」。とんちゃんのハイトーンボイスが空間に響き渡り通りすがりの学生も足を止めた。

 控え室でクロージング。コーディネーターのN教授も満足そう。事務局の方からもお褒めのことばをいただいた♪

 打ち上げは新田辺の居酒屋で。ちょっと頭痛がしていた。出演していないとおかしくなるのだろう。酔っ払って学生たちに「演説」したらすっかりよくなった。と思いきや、2次会は学生たちの希望でカラオケ。しかも全員ソフトドリンク。ビールたのんだの自分だけ!? 

 そのカラオケで、自分はカラオケが嫌いなのだが、マイクを握って歌い。その上、たみおにギターを借りて弾きながら歌ってしまった。こんなことは、はじめてのこと。次回からは自分も出演すべし、と密かにしかしかたく心に決めた。

 そして今日は、朝ご飯食べて、紫帆さんとんちゃんに駅までおくってもらい近鉄で京都へ。自分のための時間を過ごそうと思った。

 駅から歩いて東本願寺にお参り。そして四条河原町から八坂神社へ。歩きなれた道。どちらも修復工事中だったが、きちんとお参りはした。
 とにかく暑い。京都駅のコインロッカーに荷物を預け上着を持って歩いたが、Tシャツは汗でぐしょぐしょだ。クラフト・センターでかみさんにピアスを買い、自分のために漬物を買う。

 お昼ごはんに、「冷汁」の文字が目を引いて立ち止まる。「おめん」だった。
銀閣寺の「おめん」は、ずいぶん昔に入ったことがあり「ま、こんなもんか」みたいな味でその後、足がむかなかった。
 カウンターに座って生ビール。エビスしか置いてない。くう、旨い。そしてハモと茄子の冷汁を赤いごはんにぶっかけて食べる。からだの水分を搾り取られるような日に最高だった。
 (ちなみに会社が納める税金の額が明らかになり、こちらも乾いた雑巾を絞るような金額で、くらくらしている)

 寒雲さんから電話。10月18日から始まるツアーのスタッフと打ち合わせ。はやく台本上げないとな。しかたがないから帰ろうっと。
 明日は7時入りでTVタックルのロケ。続けてプレイバッカーズのリハーサル。日曜日は、自主公演の本番。前売り券はソールドアウト。岐阜から近藤さんも見に来てくれる。新幹線の中でこのブログ書いてます。メールボックス見るのが怖いなあ。
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京田辺から

2007-09-26 21:41:23 | 丹下一の泡盛日記
 朝一番にかみさんに起こされて新横浜から京都へ。近鉄に乗り換えて南へ。田んぼの中を走っているとなんだか若い子が増えてきて、そして三山木駅に着いた。

 N教授に迎えに来てもらい会場に着くなり打ち合わせ、照明手直し、カメラチェック。がんがん仕事して教員食堂でご飯。旨い。琵琶湖もそうだったが、同志社は美味しい♪

 午後は、なつかしの面々とリハーサル。気合入れすぎたかも。。。

 紫帆さん、とんちゃんとホテルに入り、とりあえずビール。そしてこのホテルは不思議なことにPHSでパソはつながるのに携帯がつながらない。寝る前にかみさんと話せないとちょっとストレスなんだよな。

 明日は、いよいよ本番。打ち上げで旨いビール飲むぞ!
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見つからない本が一冊

2007-09-25 15:51:50 | 丹下一の泡盛日記
 今日は、夕方から稽古でそれまでは雑用。といっても郵便局や銀行に出かけやらねばならないことがたくさん。
 朝食をつくってかみさんを送り出し、大事に取っておいた残りの糠漬けでお茶漬け♪ かみさんには、トマトのオムレツとツナとキャベツのマカロニ。トーストとカフェオレ。体重を考えると逆がいいかもしれない。。。
 
 久しぶりに車を運転してスーパーに行った。このところ買い物どころか、ろくに犬散歩もしていない。
 豆太郎は、自分がいるのがうれしいらしく椅子に上ってきてぴとぴとくっついている。

 娘の学校から督促状が来た。学費ではない。娘2は学校の図書館から本を借りたままアメリカに行ってしまったのだ。平身低頭して部屋から3冊発見するも、あと1冊が見つからない。オハイオにあったらどうしよう。娘2へ怒りメール。
 娘にはコンタクトを取らないようにしている。一回メールしたがもちろん返事はない。それでいいのだ。日本から余計な雑音が入らないほうがいい。
 しかし、これは別問題。なんとか発見して返却しなければならない。

 明日から京都。同志社のリハーサルと本番。週末はプレイバッカーズの自主公演。その後もプレイバッカーズの舞台が2本あって、桐生へ。
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おじの法事

2007-09-24 22:03:28 | 丹下一の泡盛日記
 糠漬けが好きだ。新宿に住んでいた頃は糠床も持っていて旅公演に出る時は友人に預かってもらったりした。今は、さすがにあきらめているが、かといってスーパーのを買う気にはなれない。
 かみさんの友人がかぶときゅうりの糠漬けをくれた。そのためにご飯を炊き、きゅうりの糠漬けに七味を振ってお茶漬けで朝ご飯。うう、幸せだ♪

 今日は叔父(父の兄)の七回忌。市川駅で父と弟と待ち合わせてお寺へ。6年前の一周忌は築地の本願寺で行い、それにあわせてバリ島から帰国した。昨日かついだジャンベを担いでスーツケース転がして行ったのを思い出す。叔父の法事はそれ以来だ。
 叔父の子ども、2人のいとこ夫婦と久しぶりに会う。逗子によく遊びに来てくれる神戸のKの両親でもある。また、弟の方のいとことは下の弟の結婚式以来。
 父の妹(自分の叔母)夫妻も来ていて、久しぶりのファミリーな時間。

 寺ではみんなで経を読んだ。そして会食へ。とにかく美味しいものが好きな一族なので、いとこが選んだこの料理屋も実に美味しい♪
 Kの父親でもあるいとこの夫は物理学者で、先日自分がワークショップで行った神岡町のスーパーカミオカンデに向かって素粒子を打つ装置を茨城で開発している。もうすぐ完成するとか。思わぬところでつながるもんだ、とびっくり。
 もう一人のいとこは叔父同様に大学の先生。最近は野球部の部長でいつもベンチにいるそうだ。この法事も試合の合間をぬって行われた♪ 
 父も久しぶりの再会に嬉しそうだった。

 会を辞して六本木へ。カフェでパソ開いてお仕事。そして、10月の舞台の稽古。

 その後、なんとなく心定まらず飲み屋へいきそうになったが、本屋に入ると静まった。ワンカップ飲みながら帰宅。即刻風呂に入り、これからかみさんとビール♪
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プレイバッカーズの稽古

2007-09-23 21:29:22 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜はへろへろで早めにベッドに入ったのだが、妙に寝付けなかった。といっても普段は3秒で眠りに落ちるので、まあ、寝付けないといってもおして知るべし。
 そして、なぜか4時には目が覚めてしまった。例によって頭の中にはことばが渦巻いている。しかたがないので5時には仕事場でパソを立ち上げて、熊野の台本に手を入れた。

 そして、かみさんと犬散歩。わんこたちは自分と出かけるのが久しぶりなので大興奮♪ 朝ご飯を食べてプレイバッカーズの稽古へ。
 こんどの自主公演のために天女座で回収してきたジャンベを担いでいく。5年位前にバリ島でつくってもらったものだ。前回はミュージシャンだったが今回は役者に復帰する。ジャンベはつかさとともちゃんが叩くことになる。

 稽古はハードだが、定点観測のようなもの。忙しい仲間が集まって集中して深い時間を過ごすのはいいものだ。ミュージックトレーニングで汗も流す。稽古の後は全体でミーティング。その後も打ち合わせ。。。
 
 かみさんが神武寺駅まで迎えに来てくれる。帰宅して久しぶりに台所に立つ。冷蔵庫をあさり、胡麻豆腐、ちくまよ(ちくわのマヨネーズ焼きね)、紫玉ねぎのサラダ、ぴーたん、そしてツナとキャベツのマカロニ。さっとこれらを並べてビール♪
 台所に立つのはやっぱりいいな。

 秋のシーズンで舞台のお知らせがどんどん送られてくる。この日程ではほとんどうかがえそうにない。もちろん観たい舞台はたくさんある。なんとか立ち会えないものかと思案中。
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イー・ウーマン講演者養成講座

2007-09-22 20:06:43 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜は神楽坂のディー・プラッツで「白鳥の歌」をみた。10年位前に、と昨日書いた。そして、このエピソードが当日パンフに書かれていて、田辺氏によるとそれは7年前のことなのだそうだ。
 劇場にはサロメチームのマンゾーともずくが来ていて久しぶりの再会。色々話せてうれしかった。

 今朝は早起きして表参道へ。イー・ウーマン講演者養成講座へ。この講座の参加者はモチベーションがとても高い。そして、感受性のゆたかな人が多いのでとても楽しみ。
 今回は、いつになくその場で組み立てることが多かったが、これも最近の自分の傾向だ。プログラムも即興♪ 

 ただ、アンテナを張り続けるのでちょっと疲れが出る。電車の中でうつらうつら。帰宅してすぐにシャワー、そしてビール♪

 となりのデスクのかみさんはパソが苦手でしょっちゅう困っている。困ったもんだ。。。

 明日は終日プレイバッカーズのリハーサルだ。
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無事帰宅そしてお出かけ

2007-09-21 17:13:38 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、稽古の後、大ちゃんがどんと山形の日本酒置いて「今日は飲みましょう。俺泊まります」と。つまみは手作り豆腐のゆし豆腐を柚子胡椒で。そして4年熟成させた雲丹の焼酎付け。豆腐の燻製。
 くうう、旨いよお。さすが料理人。懐石まで極めた男。みんなも残ってわいわいと。気がついたら12時まわって、もうめろめろ。大ちゃん、飲ませ上手。

 今朝はゆっくり8時に起きて紫帆さん、とんちゃんと朝ご飯。来週は京都で再び同志社ワークショップ。

 新幹線からは富士山が♪
 しかし、なんでこういうときに留守電がたまるのかね。新幹線の中でパソ立ち上げたのだが、しょっちゅう回線が心もとなくなって仕事にならん。新横浜と名古屋の間くらい何とかしてもらいたいもんだ。
 帰宅、というより事務所に戻ってそのままお仕事。

 今夜は東京に芝居を観にいく。ルームルーデンスの田辺さんがチェーホフを演出する。
 10年前、話すうちに「その方向だとチェーホフなんかやってみたらいいんじゃない」「いや、全く興味ありません」「いつかやることになると思うけどな」なんて会話があった。(言われて思い出した)
 「予言があたりました。ぜひ見に来てください」
 これは行かざるを得ない。サロメチームのマンゾーも来るそうなので再会が楽しみだ♪
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天女座から3

2007-09-20 12:19:11 | 丹下一の泡盛日記
 昨日の稽古、はじめて台本の一部を渡して本読み、立ち稽古。イメージをたくさんもらい今朝から手直し。昨年の舞台が3年目でひとつの到達点にあったと思われる。それを一新するのに苦しむ。うう、難産だ。
 全部同じで再演したいとさえ思うが、メンツが違うし絶対同じものにならないことはわかっている、んだけど、ねえ。。。

 朝ご飯の後、みんなで海へ。今日はすっかり晴れていい天気。海もちょっとうねりはあるが今までで一番透明、ものすごくきれいだ。魚もたくさんいて大感動。カタクチイワシやきびなごの「無数」の群れやコバルトブルーの魚の群れ、イカの稚魚、カマス、くちぼそ等々。
 今まで何度も泳いでいるが、過去最高だった♪ 紫帆さんでさえ今日はすごい、と興奮。

 天女座に戻り、シャワーを浴び、パソを開く。これから午後はずっと格闘することになりそうだ。
 
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天女座から2

2007-09-19 18:36:33 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜はとんちゃん(矢中鷹光)の具合がよくなくて、スタッフのかよさんが晩ご飯を用意してくれた。シチューがしみた。旨い。だが、とんちゃんがいないと酒も進まず、早々と部屋に引き揚げた。

 今朝は曇り空。波も荒い。なんだか蒸すなあと思っていたら、やっぱり降ってきた。出かける用事もない日に静かな雨音を聞きながら仕事するのもいいもんだ。

 朝ご飯の後、パソに向かい同志社の台本に手を入れる。ごめんね、みんな。毎日、最新版が届いて。最初なかったタイトルをつけてほしいと言われ「The Story from Ten」とした。

 その後は、ひたすら「天女神楽その4」の台本。今年は稽古の参加者が流動的でなかなかフォーカスが定まらない。今固定されているメンツを核にして書いていく。以前は、出演者が確定した段階で書きはじめていたので、大きな違いがそこにはある。

 とりあえず今の段階でのピースを書き上げて、紫帆さんのピアノ曲聴きながら台湾本を読み出したら、眠ってしまった。長い長い午睡。
 先月は、ゆあみかいめんの3人がいたり賑やかだったが、今月はなんだか静かだ。ちょっと自分を持ち上げないといけないな。いい稽古して、今夜はゆっくり飲みたいな。

 とんちゃんは復活、隣のスタジオからギターの音ががんがん聞こえてくる♪
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