泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

それぞれの思いの深さに感動

2020-06-28 11:35:52 | 丹下一の泡盛日記

土曜日はジャケットを着てお仕事へ。
人が集まる小さな会場は、エアコンで冷気を流しつつ
空調も入れて、そして窓は全開。
そして「いつものメンバー」が久しぶりに集まれたことをとても喜んだのだった。
残念なことに午後には別件が入っていて、
中途で退場。
コンビニでサンドイッチを買って地下鉄の駅へ。
コンビニのお兄さんのテキパキ素早い対応が嬉しい。
滞在時間は1分を大きく切っていたんじゃないか。
助かった。昼を抜きで「次」はちょっと厳しい。
色々と抱えるほうなので、移動のスピードはかなり早いほうだと思う。
ただし、仕事は遅い(-_-;
駅では大抵の人は自分よりもとても余裕を持って動いているので、
それを躱しながらすり抜けていくのも、いつものこと。
しばらくご無沙汰だったそんなスイッチがパチンと入った。
ホームでサンドイッチを食べて、ちょっと離れた次の現場に移動。
10年をご一緒してきた方たちと「新しい時代」のための会議。
思いもかけず、大人たちの深い話し合いの時間になった。
それぞれの方が率直に、そして丁寧に礼節を持って(つまり反対意見を述べる他者も尊重しつつ)
自説を展開。
それぞれの思いの深さに感動した。
なので結論(自分の思いとは少し違ったけど)には本当に納得。
15時に終了後の打ち合わせもコーヒーとサンドイッチで、いい時間。
だったのに夜は、ちょっと飲みすぎたかな。。。
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「連れて行ってもらう旅」では得られない

2020-06-28 11:21:46 | 丹下一の泡盛日記
金曜日、とても久しぶりの中華屋へ。
20代の頃、ここで一人でビールを飲むのが好きだった。

今は、みんなが本当に一人にならないといけないのだった。

帰宅して、夕方帰宅した連れ合いと出撃。

ものすごく久しぶりにタイ料理のお店で飲んだ。
ここにはラオラオ、ラオスの米の焼酎もあって。
ボトルでくれと言ったら品切れで。
ショットでごぶごぶ飲んでしまった。
ラオスやタイの思い出はつきない。
30歳で初めてタイに行った時、水上タクシーに乗せられて
その支払いで真っ青になった。
まあついて行った自分が馬鹿だったのだけど。
そのタイ人は日本人がみんなとんでもない金持ちだと思っていたようで。
本気で怒った自分にコーヒーを奢ってくれた。
15円のバス代も払えず炎天下を歩き、
無料で入れるシルク王の記念館で過ごしたり。
若くて可愛い女の子に声をかけられたのだけど、
舞い上がることもなくこれは危険だと判断できたのも、
ポケットには50円くらいしかなかったからで。
この年では、もう二度とごめんだと思いつつ、
ま、なんとかなるもんさ、という楽天的な思いになれるのも、
一人で旅をして、なんとか帰ってきたという体験が宝物だからで。
「連れて行ってもらう旅」では絶対に得られないものなのだった。
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お昼ご飯はカップ麺

2020-06-26 18:40:43 | 丹下一の泡盛日記


久しぶりに納豆汁を作ったり、何度目かのネギの卵焼きもいい感じに慣れてきた。
そして、ついに「いつもの」稽古場が再開されることになった。
その手続きをしたりなんちゃらの申請書を書いたり、
土曜日には午前午後でそれぞれ大事なワークショップと会議が(リアルで)ある。
その準備をしていたらお昼ご飯は、カップ麺に。

台所に立つ気がすっかり失せているのだった。
当たり前だけど。

金曜日は、こんな蛍の絵を横目で見ながら所用で都内中心部へ。
さくっと用事は済ませ、いつものお宮にお参り。

60年のお付き合いの「船乗りの神様」。
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新作の稽古へ

2020-06-25 01:32:04 | 丹下一の泡盛日記
昨夜、野菜のスープを作っていたら仕事仲間でもある大学の同級生から電話。
すでにコプっていたこともあり長い話になった。
民俗芸能のことをちゃんと話せる相手がいることの幸せ。

そしてそのまま爆睡。
スープは朝ご飯に。

珍しくお餅なんか食べて、出陣。
来年の舞台の稽古初日。
一昨年ご一緒させていただいたチームから再度のお声がかかり嬉しい限り。
新作。もちろんテキストは巨大。
そして、素敵な役者たちとの時間は幸せだ。
若い人が多いけど、役者陣には大事な相方だった先輩も。
彼の言葉で場が活気づく。さすがだ。
これから週に一度の稽古が続く。

それにしてもこの稽古場、なんかすごい言葉が書いてある。
そして、自分のチームの稽古場も再開した。
何かが動き出し、「首が繋がった」気分。
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無事帰宅

2020-06-24 08:36:04 | 丹下一の泡盛日記
昨日、久しぶりの旅先のホテルでの目覚め。
そして学校へ。
子どもたちが大人を信用している素敵な「場」。
後半、脳のキャパを超えてクラクラしたけど、なんとか無事終了。
地元チームとおしいランチ、そして新幹線で帰宅。
京都まで在来線で千円しない。
名古屋だって1500円だ。
呼ばれるなあ。
いつもだったら、さくっと京都まで移動してあんなことやこんなことして最終で帰宅、
なんだけど。
それよりも大事な「仕事」があり、速攻で帰宅。
念のためシャワー浴びる。手違いがあってはならない。
所用は無事終了。
彦根にいる間、そして移動の車中から広い空が気持ちよかった。
都内に入ってからの都市空間が、なんだか違って見える。

我が家から見える広い空も好きだ。


軽くこぷりつつ、眺める夕景。
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新しい「年」が始まった気持ち

2020-06-23 18:19:02 | 丹下一の泡盛日記

たった一泊なのに荷造りにも時間がかかった。
朝の品川駅。
ものすごく懐かしい。

お連れ合い様が早起きして「スナック」を用意してくれた。
チーズとスモークサーモンのマフィン。
NY大好きな人なのだ。

車中からの風景も見慣れたものだけど「懐かしい」。
そして米原駅で迎えにきてくれた旧知の地元チームのメンバーに、
「あけましておめでとうございます」と言いたくなる。
新しい「年」が始まった気持ちなのだ。
彦根市の現場に直行。
教室は「狭い」ので体育館で20名ほどの子どもたちとご一緒する。
午前午後で2本終了。
久しぶりだしマスクやフェイスシードをつけて演技するなんて初めてだけど、
やっぱり現場はいい!
例のよってホテルに一度戻りシャワー。50分ほど眠る。
体が沈み込むような疲れ。
夜は昼間参加できなかった大好きなMちゃんも加わって大宴会。
4日酒を抜いていたおかげもあって、もう、何もかもが美味しくて♪
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行ってきます!

2020-06-22 05:52:18 | 丹下一の泡盛日記
日曜日の晩ご飯。

海苔にチーズ。

寒かったので久しぶりに野菜のスープ、ちょっとだけ米を落とした。

ズッキーニのチーズオムレツ。

ナスとマッシュルームのトマトソース。
あまり眠れなかったけど、気合は充分。
プレイバッカーズ、ツアー再開。
完全防備で、行ってきます!
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久しぶりの旅支度がもどかしい

2020-06-21 15:34:13 | 丹下一の泡盛日記

昼ごはん。昨夜の残り物と冷蔵庫で遭難寸前だった葉っぱたち。
お客様には出せないが、味は充分に美味しい。
昨日から映像編集の手が止まってばかりいる。
舞台公演の映像配信の難しさは以前から大抵の演劇人が感じていることだろう。
もちろん、面白いこともたくさん。
最前列から見るよりもアップになった役者の表情や動きから舞台以上の「生」を感じ
見える/わかることもある。
そして、映像を作成している側の視座と、見ている方の視線の欲求にズレが生じるのは仕方のないところで。
セリフ喋っている人じゃなくて、それを黙って聴いている方の表情が見たい、だの。
大騒ぎしている背景でじっとしている役者が気になるなど、
まあ舞台の楽しみ方は十人十色、当然といえば当然。
だからと言って「映画」やテレビのドキュメンタリーではない。
あくまでも舞台を映像化することが主眼。
その中間に配信用の映像のポイントがあるように思えてならない。
劇場にいる観客のみを対象にするときとは台本レベルから変えないといけないような。
そして、できればその作業に立ち会う、というレベルで観客もその場に招きたい。
できるかなあ。
明日は朝早くから移動。
久しぶりの旅支度がもどかしい。
ま、マスクとフェイスガードさえ持っていれば、あとはなんとかなるさ。
砂漠の真ん中に行くわけじゃなし。
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パペットと人間の共演

2020-06-20 22:29:36 | 丹下一の泡盛日記

土曜日の午前中はいい天気でもちろん洗濯。
なんか胃の調子が良くなって(自宅作業の日々のおかげか?)、じりじりと太り始めている。
おかしいなあ。

なので特に必要なものはないのだけれど、スーパーや銀行まで歩く。
明後日から現場復帰する予定なんだけど大丈夫かな。

帰宅した連れ合いと晩ご飯。
とにかく野菜が食べたくて。
彼女が持ち帰った「パペット大捜査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)」というアメリカ映画を観る。
原題が「The Happytime Murders」で、こちらの方が内容を反映している。
人間とパペットたちが共演する2018年の作品で、
今のアメリカを見るにはいい映画だった。
もちろん「コロナ前」だけど。
「コロナ」のおかげで人は分断され、互いの距離は遠くなった。
嗅覚と触覚が閉ざされている。
その「生」の感触を強く求めている都市空間で「演劇」は何ができるのだろう。
パペット同士、そしてパペットと人間の共演を観ながらもついついそんなことを考えてしまう。
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取り戻したいものもあるような気がする

2020-06-19 10:48:42 | 丹下一の泡盛日記

この頃朝ご飯が汁物になるのは何故だろう。
明るい曇り空で朝から洗濯!
ビデオで提出する「作品」の手直し。
平栗萌香さんに急遽ZOOMでの出演をお願いして撮影していた。
そんなこんなで1日は過ぎていく。
こんな生活に慣れてしまって、来週からツアーが徐々に再開されていくのに大丈夫だろうか。
この3ヶ月で緩やかに失われてしまったものがいくつもあるように思う。
もちろん「時代」が変わってしまったのだから「喪失」はつきもの。
ただ、中には取り戻したいものもあるような気がする。
また訃報。
多すぎる。
みんなこの先を見たくないからとっとと旅立っちゃうのだろうか。
もうちょっと付き合っていて欲しかったなあ。
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