泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

有機農法の玄米が美味しい!

2014-02-27 08:48:19 | 丹下一の泡盛日記
昨日は実家に出かけて晩ご飯をつくった。
とりあえず柔らかいものを、と思うと意外にキャパが狭い。
それでも「珍しきは花」なので喜んでもらえる。
お返しに、と父が鰹の内蔵の塩辛を出してくる。
父方のファミリーは鹿児島県の鰹漁港の近くにあり、こういうものが身近にある。
自分も好きな食べ物だが、酢をかけて食べるとは50をすぎるまで知らなんだ。
これがめっぽう旨い。
ついつい燗酒が。。。
それでも酒は控えめにして帰宅。


新潟に頼んでおいた特別有機農法のお米が届いた。
嬉しいことに玄米で送ってくれる。
昨夜出がけに水につけておいて朝炊いた。
旨い!
あかるガーデンの梅干しと大根葉の塩揉みと。
白米にしたり3分にしたりとこれからが楽しみだ♪
あかるガーデンといいこのお米といい、こういうものを作ってくださって本当にありがたいです。

ウクライナの混迷が激しい。
ソ連崩壊前にも独立運動が盛んだった。
そして当時から東西の対立が水面下にあった。
その頃は「ルフ(光)」という民族運動団体が主に活動していたが、法的根拠なしに覆面をして治安維持にあたったり、歩いていると市民がよけるようなグループではなかった。
みんな堂々と顔を出してソ連政府に抗議していた。
たくさんの逮捕、拘留者を出していたのはもちろんだ。
今のウクライナはソ連統治時代よりも危険な状況ということなのか、それとも、あの人たちは顔が出せないようなことをしているのだろうか?
コメント (1)
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ソチ五輪閉会式に大感動

2014-02-26 10:47:10 | 丹下一の泡盛日記



福岡で天女座との公演を終えたあかるちゃんが横浜に。
中華街で会うことに。
いくつもの門を抜けて待ち合わせの関帝廟へ。

ベジタリアンのあかるちゃんのために横浜中華街でただ一軒の素食料理の店へ。
中華と言えば素食、とも思うのだけど、一軒しかないのは残念。
香港辺りだと数ブロックに一軒はあるんだけどな。

12月以来の再会で話すことはたくさん。
ランチの後は悟空でお茶。
そろそろ解散と歩き出したら「おなか減ったあ」というので盛好苑で晩ご飯。
ゆっくりと時間をかけて話すことができてとてもよかった。

帰宅してソチ五輪の閉会式の録画をみる。
ショーのスケールの大きさに感動。
図書館での多くの文学者の登場とモスクワ+サンクトペテルブルグのバレエ団の演技が嬉しい。
日本の五輪のショーで舞踊またはダンスの発想はあっても文学者はあるだろうか?
そして、次期会場の韓国のパート。
一人の男性(韓国/朝鮮の歴史を象徴する)がゆっくりと歩み出て、天から降りて来た琴(伽倻琴)を弾きだす最初の場面が印象的だった。
日本でも同様に、かつて琴は神とつながる特別な楽器だった。
「古事記」には神意に逆らった天皇が琴を弾きながら絶命する場面が出てくる。
そして「かつて/だった」と過去形で言わなければならないことが残念。
今でもお正月に琴の音があちこちで流れてくることにその残滓を見る思いがする。

そして、あの五つ目の輪が開いていく場面に大感動。
開会式のアクシデント(マスコミは「ハプニング」という言い方でお茶をにごしているけど)を素晴らしい演出でプラスの場面に変えた。
この大逆転の発想が心に刻み付けられた。


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シルク・ド・ソレイユ素敵!

2014-02-24 23:40:44 | 丹下一の泡盛日記
シルク・ド・ソレイユが大好きだ。
彼らの「伝説」と「思想」に強く共感している。
それは東京で見た舞台に感銘してわーわー騒いだらNYの岸本一郎さんに「べガスで見てから言え」と教わり、ラスベガスまですっ飛んで「O」を見たからだ。
そして「ズーマニティー」にも興奮(♪)した。
だから東京でシルクドソレイユを見るつもりはなかったのだけど、今回お誘いをいただいてお台場まで出かけた。


お台場はイーウーマンの国際女性ビジネス会議でも何度か来ているし、なんだか懐かしい場所。
それにしてもこんなもんが立っているとは知らなんだ。


というわけで「OVO」を観た。
まあラスベガスでシルクだけでなく、エルトン・ジョンの「ホーム」でのコンサートも観てしまった身としては、ツアー用のプログラム、と思う。
とはいえども、さすがシルク・ド・ソレイユだった。
特にこの作品は日本用にポップに作ったんじゃないだろか、とも思う。
ちょっと薄まっている感じはあるけれども、最後の盛り上がりはさすが。
もうバク転とか普通のことに見えてしまうし、あんな高い壁もわしわし登れるんだよね、と思ってしまう。
以前、別の作品の公開リハーサルを観たときにはがっかりしたが、今回はもちろんそんなことはなく。
「うお~~」「うお~~」と叫んでいた♪


新橋に戻り居酒屋で鍋をつつく。
ここも懐かしい飲み屋。
ふっくらした牡蠣に燗酒が進む。
あれ、昨夜は飲み過ぎで眼鏡なくしたような。。。。
はい。明日からは(マジで)しばらく抜きます。

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というわけで眼鏡をなくして帰宅

2014-02-24 23:32:08 | 丹下一の泡盛日記

江ノ島での合同稽古は最高に素晴らしい時間となった。
実はプレイバッカーズは稽古を公開したことがない。
それはプレイバックシアターの性格にもよるもので。
見学希望というのはしばしば来るのだけど「見学」は不可能で「参加」していただくしかない。



今回の合同稽古は、それぞれの土地/上越でMと、彦根でWithとの合同公演を想定してのもの。
そしてプレイバッカーズの自主公演のリハーサルもかねている。
そのリハーサルに立ち会ってくれた二つのグループのメンバーからは、プレイバッカーズは「できる」人たちなので、ほとんどリハーサルもいらないのだろうと思っていたが「ここまで稽古するんだ」とフィードバックが。
もちろんです。
でなきゃ怖くて立てないもん。

合同稽古は無事終了。
その後ミーティングなどあって解散。
いのちゃんと島のご飯やさんに。
何度来ても稽古中の晩ご飯、刺身定食で飲んだことはない。
逗子に暮らしているときに香港のTとかお客さんを連れて来たことも何度か。
いつも運転手で飲んだことはない。
14年で初めてお刺身で飲んだ。
表通りからは一番外れにあるプレイバッカーズ御用達のお店。
二人きりでがっつり飲んだ♪


この橋もしばらく来ないんだよなあ、とセンチメンタルおっさん二人。
その後なぜか逗子でビールを飲み、眼鏡をなくして帰宅(-_-;;;

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「江ノ島最後の」合宿稽古

2014-02-24 13:48:03 | 丹下一の泡盛日記
土曜日、講演者養成講座の最終スピーチにどうしても立ち会いたかったので、出かける。
受講生たちの一人一人が素晴らしくて感動。
立ち会って本当によかった。
実はちょっとうるうるしたりもしたくらい。
前を向いている人間って本当に美しい。

お昼に終了後、すっとんでとんぼ返り、江ノ島へ向かう。
プレイバッカーズと上越市拠点のM、彦根市拠点のWith、プライバックシアターの2チームと合同稽古。



プレイバッカーズは20年近くここの女性センターで合宿稽古を行ってきた。
自分も14年はこの橋を渡ってきた。
そしてここでの合宿稽古は今回が最後。
何度か書いてきたのだけど、神奈川県の女性センターが「老朽化」のために閉鎖されてしまうからだ。
築31年で宿泊施設の雨漏りがひどくなり閉鎖、とはあまりにも県民をなめた話だと思う。
高いお金を出して建てた家が30年で雨漏りがひどくなって住めなくなったら訴訟ものではないのだろうか。
「女性センター」は別の場所に移転するという。
残された土地は江ノ島という観光地のど真ん中の一等地だ。
きっと高く売れるに違いない。
その収入で県の帳簿としては「つじつまが合う」ことになるのだろう。
ここは「研修施設」なので使用にあたっては、民間の宿泊施設と違って自己管理が要求される。
それでも大自然の中の素晴らしい環境で泊まりがけで様々な研修やセンターの劇場でのイベントのためにいつも予約がいっぱいだった。
そんな施設が消えてお金だけ入ってきても、と思うのは自分だけなのだろうか。
そして築31年でこの巨大なセンターが使用不可になるってどういうことなのか、行政サイドで誰も回答しようとしないのはなぜなんだろう。
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「死者の書」の稽古

2014-02-22 01:53:33 | 丹下一の泡盛日記
朝、都内に出て懐かしの稽古場で懐かしのチームと稽古。
故・関弘子さん追悼で弟子たち「すずしろ」の3人が中心になって上演した「古事記」に参加させてもらったのは2010年のこと。
その後、2011年に一部を再演。
今回もその流れで、同じ青山の銕仙会能舞台で折口信夫の「死者の書」を上演することになった。
なんせ原作があまりに巨大で、もう大変なことになっている。
そして、20代からの女優3人との時間は本当に楽しい。
不思議なことに台詞がすいすいと入ってくる。
本番は5月11日。
乞うご期待!

稽古終了後、場所を移して井村昂さんと打ち合わせ。
こちらは3月に樋口一葉原作の舞台を上演。
自分は舞台監督で参加。
もちろん「井村組」なのでチラシにはなじみの名前がずらりと並んでいる。
楽しみだ。
井村さんとは、色々な話ができるのが嬉しい。
それにしても「こないだ***が亡くなって」の話が増えた。

明日の夜は江ノ島でプレイバッカーズの合宿稽古。
20周年企画で全国で合同公演をご一緒するグループも参加。
楽しみだ♪

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事務仕事だけしてるのに何故腹は減るのか。。。

2014-02-22 01:35:35 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、自宅でわらわらと事務仕事に追われる。
それにしても肝心なことが大抵後回しになってしまうのはいかがなものか(-_-;;;
パソを叩いたり書類を封筒に入れたり、ファクスを送ったりしているだけなのに、なぜ腹は減るのか。。。



ツナのディップでトーストのサンドイッチ。
我ながら旨い、と思う。
齧りながらパソに向かう。


そして、ツナ缶は一人分には多い。
余ったディップは夕方、ジャガイモのクレープを焼いて一緒に食べた。

録画したあった「ブーリン家の姉妹」を観た。
10年以上シェイクスピアの朗読会に関わっている。
歴史物などではこの映画の時代のちょっと前までが題材になっている。
以前はシェイクスピア作品を映像で見ることはあまり無かったのだけど、これは(シェイクスピアではないけれど)実に興味深く、面白く観た。
ヨーロッパの美術館で観た当時の絵画を彷彿とさせる映像はかなり美しく完成度も高い。
お辞儀などちょっとした儀礼の仕草、食事の場面の食器や座り方など、一つひとつがシェイクスピアの戯曲の場面やその雰囲気を思い出させてくれる。

その後、CGで復元された江戸城の画像の番組をみる。
こちらも非常に興味深かった。
大名が将軍に謁見する時に最初から最後まで顔を上げてはいけない、とか。
外様の南部藩主は部屋の外の廊下で平伏し身体を左右に揺する、とか、また「雑学」が増えた♪
笑ってしまったのは、大奥で将軍の前に女性たちが集められて平伏するのだけど、同様に顔を上げることが許されなかった、という話。
将軍は、きっと女性たちの顔を見たかったろうにねえ。
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食材を使い切るべし

2014-02-20 12:06:02 | 丹下一の泡盛日記
前日の本場と稽古、そしてきっちり風呂に入ったおかげか、さくっと目が覚める。
身体も軽い。
稽古と本番はありがたいもんだ♪

大雪の影響で野菜が高騰している。
もっともこの頃は購入する野菜が限られているのであまり影響が無い。
というのも近くのスーパーで買うほうれん草や小松菜に納得できないからだ。
「おいしんぼ」じゃないけど、子どもの頃のあの味がしないんだよなあ。

ランチ、アボカドが半分残っていたので刻んだタマネギといただいたタルタルソース(1回分の小パック)で合える。
隠し味はわさび醤油ちょびっと。
サラダ用のはっぱちょこっととトーストで挟んでアボカドディップのサンドイッチ♪
年末からお正月にかけて食材がど~んと豊富だった。
ちょこっと残ったりしているものもたくさん。
それを使いきろうとしている。
もちろん色々と買い足しながらなんだけど、手つかずのものも色々とある。
3年前に香港のお土産でもらったインスタント粥なんかも「発見」された。
他には震災の年にドイツで購入した極細パスタやポーランドのスープ。
封を切ったお茶、日本のものだけでなく台湾、香港、上海などで購入したもの。
作った人たちのことを考えると無駄にしてはいけないと思う。
そして、食べるからには美味しくしないと申し訳ない♪
そうやって台所をリセットしたい。

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自衛隊員の活躍には頭が下がる

2014-02-19 01:20:22 | 丹下一の泡盛日記

この頃夜更かしの癖が抜けなくて困っている。
昨夜も早めに寝ようとしたのに1時過ぎまでぱしっと覚醒。
それでも6時半には起きて都内の「なじみの」小学校へ。
プレイバックの特別授業。
立派なひな壇が飾られている。
コンダクターのくみちゃん(佐藤久美子)、がっちりエネルギー出し切って無事終了。
給食いただいた後、みんなと別れて5月の舞台の稽古場へ。

稽古に入る前に、ふふふ♪ 手作りのお弁当をいただいた。
ブログなどでさんざん愚痴ったおかげか「もう見てらんないから、たまには差し入れ(お通し)てあげるわよ」ということなのか。
なんでもよろしい。
だってものすごく美味しかったんだもん♪

稽古場で大雪が話題に。
山中湖に本宅がある女優さんが「村では大変なことになっていて」と。
やはり気になるのは「取り残された」お年寄りたち。
震災の記憶もまだ新たなうちにこんなレベルの対応というのは信じられない、と眉を吊り上げている。
自衛隊員が手で雪かきをしている映像が流れていたそうだ。
隊員の方たちには本当に頭が下がるが、それをさせてしまっている「政府」にも目を向けるべきであろう。
「原発は安全です」と騒ぐ人たちはなぜ原発の近くに家を購入しないのかなあ、という素朴な疑問と同じだ。
自衛隊員を賞賛しているだけでは身体を張って「闘っている」彼らに申し訳ない。

お弁当はずいぶんとたくさんあって、しっかり持ち帰った。
ワークショップなどで終了後は髪を洗うべし、と告げているが、お風呂わかしながら、熱燗でしっかりいただいてしまった。
やっぱり旨い。
ふらふらになってお風呂に入ったが、身体の求めに応じて髪を洗ったらもうすっきり。
これで今夜は爆睡だ。
明日はアメリカ山ガーデンで19時からワークショップ。
当日参加も大丈夫。
ご都合つくようでしたらぜひぜひご参加くださいませ!
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こうたろうの初戯曲上演に立ち会う

2014-02-17 13:48:10 | 丹下一の泡盛日記

こんなことするから太るんだけど。
夜遅くなってからなんだか妙に食べたくなって、たらの芽の天ぷら。
ついでにズッキーニやししとう、ウドの皮のかき揚げも。

プレイバッカーズのこうたろう(秋山耕太郎)はクラーク国際高校のパフォーマンス科の先生/教員でもある。
ラッパーである彼は全国でただ一つという「ラップの授業」も担当。
この高校の「発表会」/舞台公演のレベルはめちゃくちゃ高い。
(柴野さつきさんのミニオペラ「ブラヴァンのジュヌビエーヴ」の時も、ここの生徒2人に出演してもらった。)
今回の舞台は、こうたろうが台本を書いた。
戯曲を書くのは初めてだという。
1年以上をかけた作業の話は本人からも聞いていた。
これは必ず立ち会わねばならないと出かける。

舞台は、やっぱり素敵だった。
彼らは基本16~18歳。
パフォーマンス科だから当然演技に加え、うた、ダンス、殺陣など舞台人としての訓練を受けている。
それらのレベルは決して低くないし、彼らが「できること」を上手く組み合わせて一段高いところに持っていく周囲の大人たち(講師陣)もすごい。
その上でなんだけど、「演劇」は音楽や絵画と比べると技術から一番遠いところにあることもよくわかる。
20代後半になってしまったら見ることができないと思われる瞬間がいくつも。
「時分の花」がたくさん開いている。
あんな「魂の叫び」の声は10代の今しか出てこないだろうなあ。
と、時折うるうるしながら観劇。
劇作家・秋山耕太郎の誕生に立ち会えたことも嬉しい。

すべての劇中歌の作曲は、プレイバッカーズにゲストミュージシャンで参加してくださったこともある「えりなっち」こと田村依里奈さん。
こうたろうとも作詞・作曲のコンビの曲がたくさんある。
ガムランベースの曲のうたが自分には大ヒット。
集団の歌声のひびきが本当に美しい。
そして、客席には見知った顔がたくさん。
これもこうたろうの人徳だろう。



夜、イー・ウーマンの受賞をお祝いしていただいた。
ここで食べる寿司と日本酒はやっぱり別格だな。

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