泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

Watch with Me~卒業写真

2007-05-30 21:29:13 | 丹下一の泡盛日記
 三浦半島は、ぐずぐずの雨模様。散歩もあきらめた。わんこたちはやってきてはすりすりと催促。ごめんね。
 レーズンブレッドのトーストに大ママのジャム。コーンクリームスープにチーズオムレツ食べさせて子どもを送り出した後、車とばして病院へ。
 大ママがかみさんのためにと持ってきてくれたくるみの佃煮と煮豆を届ける。かみさんはデイケアで皿を焼いていたそうだが、会えずにそく引き返し事務所へ。
 そして、電車で東京へ。久しぶりだぞ、東京。この頃月に1~2度来るくらいだ。

 銀座の東映の試写室で瀬木直樹監督の新作「Watch with Me~卒業写真」の試写。瀬木さんは熊野での天女座のドキュメンタリー撮影でお世話になった。

 末期がんの報道カメラマンが生まれた街に戻り最後を迎える。いつも通り直球勝負の時間を積み重ねていく。ハリウッドやテレビのスピードとは別世界。こういう仕事をしている人がいる事がうれしい。

 6月からロードショーだそうだ。どこかでお見かけの節はぜひご覧ください。
 
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かみさんとランチ

2007-05-29 22:05:27 | 丹下一の泡盛日記
 眠い目をこすり娘2のご飯を用意する、が、どうもおかしい。娘2発熱。今日から試験なので、知らん振り。ただ駅までは車で送っていく。ちょっと心配。
 
 雑事をすませかみさんの病院へ。途中、ガソリンを入れる。セルフでハイオク143円! 高すぎる。1月に静岡に行ったとき126円だ! と喜んでいた記憶が。

 かみさんと城ヶ島にドライブ。一緒にランチを、と思っていたが城ヶ島には洋食屋がなかった。病院食にへきえきしているに違いないと思い、美味しい西洋料理を食べさせたいと思った。海が見れたのはよかったんだけど。
 思いきって葉山のレストランへ。ここは一度二人で来たことがある。いつだっけ? と聞くと「3年前だよ」と。かみさんの方がよく覚えている。

 久しぶりに幸せな外食の時間だった。病気になる前、静かに美味しく二人で食事した。今日も静かな幸せな時間だった。

 かみさんを病院までおくり家に戻る。娘2も病人だからね。
 
 
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松岡農相の自死に思う

2007-05-28 19:44:25 | 丹下一の泡盛日記
 子どもを送り出し、かみさんの病院に行こうと思っていたら「美容院に行きたいので来るに及ばず」とか。洗濯したり家の中を片付けたり、仕事のメールの返事を書いているうちに一日がすぎていく。ちょっとエネルギー値が落ちている。

 そんなところに松岡農相自殺のニュース。なんともやりきれない気持ちになる。まず亡くなった方には心からの弔意を。そしてとても残念に思う。
 松岡氏は農相として否定されたかもしれないが、個人として否定されたわけではない。だから今回の問題にも最後まで農相として政治家として対応して欲しかった。

 現役の大臣が自殺するというのは異常な事態だ。大臣には大臣としての責任がある。24時間その職務からは逃れることは出来ない。たとえばアメリカの大統領であれば24時間核のスイッチと一緒にいる義務と責任がある。
 日本の大臣だって基本的には同じはず。一個人の自殺とは違うのだ。日本社会の未熟さを感じる。
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サロメの稽古

2007-05-27 21:02:02 | 丹下一の泡盛日記
 今日は「サロメ」の稽古。お弁当持って出かける。
 稽古の方は大分渦中に入ってきたが高校生たちは試験が近く、昨夜は1時間しか眠っていない、とか夜明けまで勉強して、とか。それでも集まってきてくれるのがありがたい。
 個別の稽古も含めていい時間になった。

 帰宅して娘2と晩ご飯。久しぶりに一緒に雑誌など眺めながら過ごす。娘2いわく「最近いいなって思った言葉。こってりした人生を過ごそうぜ。」「お前なあ、俺もう充分こってりだと思うけどなあ」「あ、そりゃそうだ」

 膝の上には豆太郎。2日稽古が続いたので、ちょっと家事はお留守。ま、とりあえずがっちり眠りたい。稽古のメモは明日見ることにする。メモといっても基本的には頭に入ってるからな。
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あちらこちらの週末

2007-05-27 01:05:24 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、病院から自宅に戻ると娘1から電話。「風邪ひいたの。来て」
 というわけで、オフィスに出てちょっと仕事した後、娘1のアパートへ。一緒にスーパーで買い物し彼女のアパートで晩ご飯つくる。
 スープは豚肉と竹の子の中華風。しょうがとにんにく、ねぎをたくさん。そして野菜たっぷりのちゃーめん。お酢をかけて食べさせる。

 小さなテーブルに向かい合って晩ご飯。彼女にここで食べさせたことは何度かあるが、こうやって一緒に食べたのははじめて。
 食後、具沢山の洋風スープを仕込む。ご飯を入れて卵を落としたらうまいぞ♪

 車とばして帰宅。早く寝るつもりがつけたテレビで「大魔神」やってるんだもん。最後まで観てしまった。。。。

 眠い目をこすりながら起き出して犬散歩。今日は終日プレイバッカーズの稽古。ファシリテーターも。
 稽古の後ミーティング。その後、久しぶりに懇親会。上大岡にこんな旨い中華料理屋があるなんて知らなかった。かなりはまりそうだ。
 遅くまで話す。こういう時間はほんと久しぶり。24時に帰宅。そのまま犬散歩へ。 

 明日は「サロメ」の稽古だ。
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雨の中の見舞い

2007-05-25 16:09:46 | 丹下一の泡盛日記
 てなわけで昼過ぎにはかみさんの見舞いで病院へ。顔色もいいし携帯使用許可も出て元気そう。見たことない素敵なシャツを着ているが、明るい色がよく似合っている。
 かみさんは知らない間に実にたくさんの服を仕入れていた時代があり、素敵なボーダーの未使用のカーデガン(色違いあり)など今シーズンも未使用のまま終わろうとしている(-_-+)まだまだクローゼットの中には隠れていそうだ。

 病院からの戻り道、以前から気になっていた中華料理屋に。ここは横道に入って畑の中の道を500メートルも進んだ民家。以前、かみさんと来ようとしたが、2~300メートル走ったところで、挫折した。
 農家らしい倉庫や物置の先にある自宅入り口が店の入り口。入ると思ったよりも広く立派なつくりでエンヤなんかかかっている。
 
 味の方はまあまあだったが、一組いた他の客が帰った後、一人で降り続く雨を見ながらぼうっとできたのはよかった。

 なぜか高校生の頃、こんな雨の中でもリュックを背負い山に入っていったときのことが思い出される。
 ずぶぬれになって汗もかき、表裏両面から濡れて不快指数100%。小さな農作業小屋の軒先で雨宿りしながらコンロで食事を作った。しょっちゅう滑って泥だらけになりながらも、開けた場所から眺めた尾根伝いに低く垂れ込めた雲と雨に濡れそぼる低山の風景は忘れがたい。

 山を歩いていた時代が懐かしい。そして体力的には他人にはるかに及ばなかったが、歯を食いしばりながら自分のペースで歩き続ければゴールは必ずやってくることを学んだ。

 帰り道は高速ではなく下道を選んでみた。すいていたのでそんなに変わらない時間で帰宅できた。

 明日はプレイバッカーズの稽古。今回はファシリテーターを担当。明後日は「サロメ」。月曜日までかみさんとは会えない。
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かみさん入院

2007-05-24 20:57:22 | 丹下一の泡盛日記
 具合の悪いかみさんを連れていつもの病院へ。不思議なもので土気色していた顔が病院に着くなりなんだか晴れやかに。そういえば自分も痛かったお腹がほとんど大丈夫になったりしたことがある。
 こっちの方が顔色悪く、待合室で人目もはばからずソファーに横になっていた。どっちが患者だかわからんね。

 結局かみさんは入院。ま、2度目だから慣れたもの。そのつもりの準備もしてきた。「明日来るね」と別れた。(第7病棟に入ったわけではない。演劇人なのでちょっと気になっただけ)

 前回は8日ほど入っていたが、ほぼ毎日面会に行き、仕舞いには「そんなに来るな」としかられた。一人で過ごす時間も大事なのだ。

 この病院は祖父母の墓に近いので大抵は墓参りをして帰る。夕暮れの墓地。ちょっと違う波動も感じたが大したことはない。
 記憶にない、写真でしか知らぬ祖父と記憶に残りすぎるほど鮮烈な祖母。100年ほど前にこの地で生まれた祖父はどんな風に育ったのだろう。

 朝鮮半島に渡りその後帰国。柔道を教えながら絵を描いていた。山口県で生まれ「~小町」と言われ美人で有名だった祖母と一緒になった。それくらいしか知らないのだ。

 すべての人生は波乱万丈。そしてかみさんは世界で一番大切な存在だと改めて思う。
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げほげほしながら起き出す

2007-05-23 14:46:32 | 丹下一の泡盛日記
 げほげほ咳が止まらない。娘2、起き出して様子を見てこりゃだめだと思ったのか、降りていったら自分で食事を作っていた。

 「ご飯炊いてあるんだぞ。もういいのか? げほげほ」「あるなら食べる」「わかったげほげほ」で竹の子の味噌汁とご飯とソーセージを彼女の食事に追加。
 かみさんの具合も悪く、よくわからんのだが無理やり起き出す。わしの方が寝てる場合ではないかと思うのだが。

 昼すぎ、とても遅くなったが犬たちと外に出る。誰もいない原っぱに連れて行き、リードをはずして思う存分走らせる。3匹とも「わ~い♪」という声が聞こえてきそうにいきいき。それを見て元気をもらう。
 
 「サロメ」組の高校生たちから連絡メールも飛び交う。

 高校生たちもわんこたちも娘たちもみんな僕の支えだな。
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CNNとNHK

2007-05-22 19:45:44 | 丹下一の泡盛日記
 すっかり風邪にやられているが、とにかく起きて娘の朝ご飯とお弁当。その間にCNN。 「サロメ」のためにニュースの音源を探している。

 娘を送り出した後、ちょっと仕事した後ベッドに。枕元に携帯と電話の子器。こんなにダメージ受けているのは久しぶりだ。色んなことがたまっているのだろう。

 昼過ぎに一度起きてもう一度CNN。すごい映像が流れていたのに、撮り逃した。残念!!

 夕方、帰宅した娘が犬散歩。ご飯つくってまた、CNN。今度はNHKも見てみるが、流れているニュースのあまりの違いに改めて驚く。

 日本では報道は平等で、その映像はありのままの真実を映し出すなどと笑止千万なイメージをもたれている。困ったものだ。
 NHKではレバノン国軍が3万人以上が暮らすパレスチナ難民キャンプを砲撃していることも、イギリスでカティー・サーク号が火事で焼けてしまったことも、イラクで行方不明の米兵3人の捜索が続いていることも報道されなかった。
 というか、海外のニュースが流れなかった。

 普段テレビを見ることはめったにないのだが、逆の意味で時々チェックしなければいけないと思う。
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風邪再び

2007-05-21 20:38:28 | 丹下一の泡盛日記
 朝起きた時からどうも具合が変。風邪は終わったはずなのだが、どうもくすぶっていたらしい。午前中出かけて戻ると完全に発熱。

 帰宅してマンゴーのお酢を炭酸水で割って飲む。これがからだにしみて旨いと感じる。近頃我が家には、マンゴーやカシスの酢がある。ドレッシングなんかにも使えるのだが、もっぱら飲料用。

 ふらふらしながらかみさんを車に乗せて事務所に送り、戻るとたまらずベッドに。ちょっと横になるつもりが夕方まではあはあ言いながら眠ってしまった。汗びっしょりかいて、ちょっと楽になった。

 娘2が帰宅していたので犬散歩と買い物。かみさんも帰宅し大ママが仕込んでくれた肉じゃがで晩ご飯。美味い♪

 かみさんは、日豪関係のシンポジウムの通訳業務。「60年安保の話から始まった。何故かしら」と聞いて、ちょっと火がついてしまい演説。

 が、食べているうちにまたくらくらしてきたのは、ビールのせいだけではなさそうだ。まいったなあ。とにかくベッドに入って横になるしかないな。
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