泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

夏休み、だったのかも、しれない

2013-08-30 23:01:15 | 丹下一の泡盛日記
朝、横に寝ていた豆太郎がトイレに行きたいと感じていたので目が覚める。
彼が起こそうとしたわけではない。
こちらが感じて目が覚めるのだ。

そのまま起きてパソ立ち上げる。
まあ自宅で事務仕事をしているから楽と言う部分もかなりあるのだけど、人から見たら家に籠っているので、仕事してるんだか遊んでいるんだか区別がつかないかもしれない。
午前中は、結構働いた。
たくさんの文章を書いて、修正し、または書き加え、校正し、メールを次々に送った。
DMもほぼ終了。


3日目の豆太郎は、すっかりここの住人になっている。
自分が床に座っていると、やってきて背後にごろりと横になり背中をぴたりとくっつけてくる。
うう、ういやつじゃ。。。
豆太郎の後にもらわれてきたわんこがいて、彼女はかなり「びびり」だった。
虐待を受けていた可能性もあり、警戒して固まるちび子ちゃんをいつも膝に抱いて机に向かっていた。
そんな時、豆太郎は部屋にやってきて、じっと見上げていた。
お兄ちゃんは我慢していたのかもしれぬ。
時々は無理矢理二匹をだっこしながらパソに向かったが、時間がタイトになってくると、さすがにこれは無理。
なので、この2泊3日の間になるべく彼を膝に抱くようにしている。
夕方、散歩に出かけ晩ご飯を与える。
そして、娘が迎えにきて連れて行った。
次はいつ会えるかな。
もしかして自宅で仕事していたけど、この3日間が自分の「夏休み」だったのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豆太郎ステイ

2013-08-29 17:40:34 | 丹下一の泡盛日記
昨夜、娘が帰って行った後も豆太郎は自分の膝に乗っている。
お泊まりするのだ♪
自分はひたすらDM作業。
9月8日(日)のプレイバッカーズ自主公演vol.25「風景」、まだお席に余裕がございます。
ぜひ!!

そして9月27日(金)28日(土)の「渇き」(シアターΧ)も。
おまけに、10月3日(木)、ヒグマ春夫さんの「連鎖する日常/非日常の21日間・展」(キッド・アイラック・アートギャラリー)でのソロパフォーマンスもある。
9月には夏休み中だったワークショップ「二十四節気を感じよう」も再開。
10月はもう1本。11月は「天女神楽」。
そして、12月はProject Rと「もういいかげんにせよ」と言われても仕方がない状態なのだ。
ついでに書けば、来年の5月と6月に大きいのがあり、こちらも楽しみ♪
4月、ほんとに香港行けるかなあ。。。


豆太郎に手枕。
ひゃうひゃうと騒がしかった豆太郎も爺さんになったもんだ。。。
いやいやそんなわけはないだろう、とちょこちょこ出かける時に一緒に連れて行く。
リードがないし、第一足下もおぼつかないので、バッグに入れて。
外の風を感じると顔つきが変わってくる。


池子(いけご)の豆太郎は男だぜ!
郵便局で切手を買うときも、もちろんこのままで。
局員さんはちろちろとバッグを見るが、無視。
豆太郎も場所をわきまえて静かにしている。
マナーを知ってる大人だぜ♪
そして顔をぐいとあげて真っすぐ前を見るようになる。
いいねえ、そうこなくちゃ!




夕方、丘の上の公園に。
風と土の中で子犬に戻ったみたいだ。
と見ていたら誰かの食べ残しに齧りついている。
ったく油断も隙もないやっっちゃ(-_-;;;



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豆太郎が来る

2013-08-28 21:51:03 | 丹下一の泡盛日記
娘が豆太郎を連れてきた。
「久しぶりだな♪」と顔を寄せると、ぺろぺろといつまでも自分の口を舐めている。
この1年ですっかり爺さんになって大人しくなっちまった。

娘、「この頃食べ過ぎなのでランチはそんなに入らない」と言うので、2つの選択肢をご用意。
「両方食べる」。
「は!?」。

で、ゆで卵と茄子のカレーランチだけでなくピザも焼いた。


もちろん自分もご相伴。

久しぶりにクレープ焼いた。


はちみつとレモンのシンプルなのだけどなかなか美味しい。
娘「これ久しぶりに食べた♪」。

豆太郎をバッグに入れて担いで丘の上の公園へ。
顔を出して風を感じているうちに顔つきが変わってくるのがわかる。
途中から自分で歩かせる。
目が見えないので絶え間なく声をかけて導く。
芝生の上になると、もう嬉しそうだ。
すっかり何かを取り戻している。
久しぶりに「豆太郎のうた」を歌ってやる♪

帰宅して娘と買い出し。
晩ご飯。


豆乳でビシソワーズをつくってみたが、ねばりが出てしまってとろろ芋みたいになっちまった。
が、これはこれでディップのようで旨い。
娘、自分で選んだスイーツがちょっと違ったらしく、リクエストにより昼間のクレープをもう一度焼く。
豆太郎は食事制限があるのでちょびっとフードを食べさせたら後は水だけだ(T.T)
いいんだもん。
お前を膝に乗せてパソを打つ日をずっとずっと待っていたんだよ♪



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑の並木と青い空

2013-08-28 01:26:43 | 丹下一の泡盛日記
月曜日夜遅く、というか火曜日朝方に動画完成。
最後の段階で、また問題が起きたが、これはうちのパソが「爺さん」のせいだろうと思い素直に電源を切って休ませた。
朝になったらなんの問題もなく完成♪
ああ、このパソはもう身体に馴染んでいてずっとこれを使いたいくらいなんだけどなあ。
今新しいのを購入する予算もない。。。。(-_-;;;
なんせ自分の企画だけでも年内だけで5本同時に進行させている。

午前中、稽古場を予約しに出かける。
一晩「引き蘢り」状態だったので一駅歩く。



桜並木の緑が気持ちいい。


空も青い。
朝方は肌寒かったが昼にはいい感じだ。
エクササイズ代わりに早足で歩くので汗ばむ♪

帰宅してお昼ご飯は茄子とズッキーニのカレー。


この小さなジャガイモがぎっしり詰まった袋が150円だった。
小さいと料理するのが面倒だから安いのだろうか。
こんな風に八百屋でその日安かった食材を求め、それをお題として食事を作る生活が理想だ♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ミュージカル、訂正

2013-08-26 13:43:37 | 丹下一の泡盛日記
先日感動した韓国のミュージカル。
主演のチェ・ジョンウォンさんは、執事役の方、とのご指摘がありました。
ご指摘ありがとうございます!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしい町に娘と出かけた

2013-08-26 13:07:58 | 丹下一の泡盛日記
今朝は寒くて目覚ましよりもずっと早く目が覚めた。
まずは風呂に入って身体を暖める。
でないと風邪をひきそうだ。
頭も重い。
昨夜は3時くらいまで踏ん張ったんだけどパソがフリーズして、終了。
それにしても、5年で使えなくなるような機械つくったらいかんぞね。

早起きしたのは、娘の所用につきあうため。
というか名義人が自分なのでしかたなくお出かけ。
以前、オフィスを持って通っていた懐かしい町。
娘、駅で会った時、一瞬わからなかった。
きれいに化粧して髪もまとめている。
太めの体形もこのところのダイエットで随分とすっきりしてきた。
ヒールのサンダルで背も高く見える。
もとが(日本人としては)低い方ではないので、並ぶと自分と同じくらいになる。
所用の方は、駅から大分歩くのだけど、着いてしまえばささっと終了。
「ありがと。はい、これ」とお駄賃くれた(^o^)/


「飯でも食うか? いい蕎麦屋があるんだ」と訊くと、これから新大久保で韓国料理の約束イッソヨ(がある)、ダンサーの友人♂と、だそうな。
二人して一緒にダイエットしてるんだとか。
なるほどね。
それでそういう「戦闘態勢」に入ってるんだ♪
ランチだぞ。
ディナーじゃないぞ。
いやいやディナーはなあ。。。。そいつの写真見せろ(とは言えない。。。)
む、色白な足をそんなに出さんでもよろしい(-_-);;;; (もちろん絶対に言えない)
大体、役者とかダンサーとか、ミュージシャンはなあ(と昔言ったらくってかかられたので、もう言わない)
お茶飲んで別れる。


この町にはオフィス時代によく通った八百屋がある。
このニラの束が50円。
ちなみに小さなジャガイモ一袋ぎっしりで150円。
小玉ねぎ6~7個で150円。
交通費のモトは充分とりました。
井土ケ谷のどこかにこういう八百屋あってもいいのになあ。
娘にふられたので、帰宅して蕎麦クレープのお昼ご飯。
牛乳の代わりに豆乳を使ったが、卵とバター(焼く時に)を使ってます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前をみつめたエネルギーに励まされた

2013-08-25 22:52:35 | 丹下一の泡盛日記
朝起きると涼しい、というよりも肌寒い。
半袖のTシャツなんかで油断して寝ているとやばい季節になってしまった。
午前中、やたらと雑事がやってくる。
まあ、物事が進んでいる証拠なのだけど、予定していた作業になかなか取りかかれない。。。
今日、いくつかの舞台のお誘いをいただいて、ああ、なんとか行けないか、と思いつつも、もう徹夜でばりばりやることはできないのだよなあ。。。

ネットで気になる「ことば」をみた。
自分はお腹のそこから笑うこと、涙を流すことは浄化につながると思っている。
そして、怒りは人をねじ曲げてしまい「浄化」にも本質にもつながらないと思っている。
人を怒らせ、その感情を利用する演出家は自分から一番遠いところにいるし、そのような人の舞台は見ても悲しくなるだけだ。
プラスのエネルギーが満ちている世界になってほしいものだ。

以前、腹が出ている役者の写真を「妊婦じゃあるまいし」と小馬鹿にした人がいた。
まあ商売道具の身体を絞ることをさぼっているのだから、小馬鹿にされても仕方がない。
そして、「妊婦じゃあるまいし」という言葉で、この男性の「妊婦」に対する気持ちがわかる。
多分、このことばを書いた人は他の男性の子どもを妊娠している女性には興味がないのだろう。
いつのころからか、自分はお腹に赤ちゃんのいる女性を美しいと思うようになった。
「いのち」を育んでいる。男性の自分には決してできないことだ。
いいなあ。素敵なことだなあ、と。
まあ、自分にはその機会がなかったからかもしれない。

昨夜、実は以前励ましていただいたHJさんにも再会した。
真っすぐに舞台に向い合うことができた「幸運な」人生を送ってこられている。
その前をみつめたエネルギーに触れることで再び励まされた。
やっぱり現場に出て人のエネルギーに触れないといけないね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下北沢の夜

2013-08-25 00:56:29 | 丹下一の泡盛日記
4時半に目が覚める。
目覚まし時計の一瞬前にさくっと目が覚めるのだ。
窓を開けると涼しいというより、ちょっと寒い。
都内では暑さで騒いでいるようだが、井土ケ谷まで来れば季節の移り変わりを感じることはできる。
6時前に起きるのは久しぶりなので前夜(というか3時間前なんだが)ちょっと緊張して、起きたらあれやってこれやって、とシミュレーション。
おかげでさくさくと事は進む。
ピザと野菜のお弁当。


気がついたらめちゃ時間に余裕。
5時起きでよかったな。
じゃ、30分ばかり寝ようかな、なんてことはしない。。。

なので池袋駅で20分ばかり待って嵐山の女性教育会館へ。
久しぶり。
そして、素敵なエネルギーの中で本番は無事終了。
彦根からペコちゃんが見に来てくれた。
大好きなんだ彼女のエネルギー♪

その後、下北沢へ移動。
演出家の笠井賢一さんと女優の坪井美香さんの舞台「言葉の海へ」。
仙台の大兄、茅根利安さんが出演している。
不思議なご縁がこのプロダクションを生んでいる。
茅根さん、大人の演技。
本当にかっこいいと思う。
大人が一生懸命やってる姿っていいなあ。
もちろん美香ちゃんもさすが♪

終演後、会場でパーティー。
以前、大きく励ましていただいた舞踊家のHJさんも。
坪井さんと。
笠井演出の「古事記」(銕仙会能舞台で上演)では大国主と正妻スセリヒメだったのだ。




パーティーが終了した後も数名で残り話はつきない。
この30年の流れが走馬燈のように。。。。

帰宅すると寮さんからPCに素敵な原稿が届いていた。
12月の「Project R」第2弾までは突っ走るのみ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「In art, no minority」再び

2013-08-23 23:53:54 | 丹下一の泡盛日記
突然、娘がやってくる。
必要な書類を作り、押印。
の前に、もちろんお昼ご飯なのである。
パソの前に張り付いて仕事してるので大したものはできない、とメールすると「チャーメンでいいから」と。
ああ、いそいそと買い物して、もやしなんかきちんとひげ根をとって水につけて準備。
基本的に金は無いが心で貢ぐタイプなのね~。
ランチ後、娘が買ってきてくれたあんみつ♪
そして、あの「In art, no minority」のドキュメンタリーのダイジェストを見せる。
年配のアーティストがこの言葉を発した瞬間、娘「う、やばっ」とうめいてぼろぼろと涙をこぼした。
自分と同じだ♪
やっぱりね。
ふふふ、わかっていたのだよん。
一人だったら号泣したかも、と。
だろうだろう、わかるよ♪


夜はお弁当もってホールへ。
今日も落語のスタッフ。

帰宅して明日の準備。
久しぶりに早起き、4時半には動き出していないといかん。
行き先は、ここ10年以上毎年でかけていた嵐山。
プレイバッカーズは毎年行ってるけど、自分は昨年は金沢、一昨年は、と3年くらいご無沙汰だ。
本番終えたらとんぼ返りで下北沢へ。
笠井さんと坪井美香ちゃんのチームに茅根利安さんが参加している。
立ち会うべし!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日の最後に幸せな時間♪

2013-08-23 01:01:57 | 丹下一の泡盛日記
朝起きて昨夜保存した編集中の画像をチェック。
ソフトが古くて短い動画を保存するだけで2時間近くかかっている(らしい)。

酒を抜くと不思議な夢を見る。
リアルで、登場するのも知人だ。
膝くらいまでの草原の庭に縁側から足をぶらぶらさせて草の感触を楽しんでいたら、どさりと焼いた太刀魚が自分の横に飛び込んできた。
あれ、焼き魚、と思っていると、どさりと今度は焼いてないのが。
誰が放り込んでくれているのか?
横にいたIさんに今晩はこれ焼いて食べましょう、などと話している。

お弁当を2つ作った。



お昼には両国の「渇き」の稽古場にいて、ピザを食べて持参したコーヒーを飲んだ。
その後、新橋の劇場に入る前に小さな公園で弁当を使い、持参した中国茶を飲んだ。
もうこういう食事が一番で、外食するよりずっといい。
夜の仕事は落語会。
ゲストの漫才に笑った。

その後、新宿へ。
NY在住の岸本一郎さんが大阪市庁舎前での路上パフォーマンスを終えて帰京。
帰米前に彼の昔の劇団仲間が集まる席に顔を出した。
合流したのは22時20分くらいか。
夕方から飲みはじめ、すっかり出来上がっている先輩8人の男たちの半数がご縁のある方で。
みんなびっくり。
「なんだ丹下じゃないか!」。
演出家のKさん「丹下と会うのは20年ぶりか!?」。
いえいえ、15年ぶりくらいです。。。

末席でお茶を飲みながら、先輩たちの気合いの入った会話を聴いていた。
酔いがまわっているから蛇行するのだけど、やっぱり言葉が深い。
そして、一緒に仕事したことを誇りに思っている演出家のSさんが、くぴくぴぷかぷかやりつつも、実に明晰に会話を主導する。
さすがだ。
自分は彼の「ことば」で舞台に立つ喜びと深さを知った。
評論家でヨーロッパのある美術館の館長までつとめたOさんも「こういう会話してるの、今の日本じゃ珍しいんじゃないか!?」などと迷言を吐き、がんがんに突っ込まれていた♪
自分も秘かに同じことを思っていた。
なぜ路上か、なぜ劇場か、なぜ演劇なのか、こういう先輩たちにきちんと説明できなければ舞台はやれない、と思っていたし、今も思っている。
終電ぎりぎりまでねばったが、明日の予定がなければ「参戦」し、朝まででも、と思う。
後ろ髪を惹かれつつ失礼したが、今日の最後に素晴らしいエネルギーをいただいた。
この幸せな、すっきり感♪


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする