高雄からの使者

２９日（日）はホールでお仕事。
香港からは引き続きインスタグラムやFBなどで様々動画が配信される。
佳代さん（宗像佳代）も何人かの投稿に登場。
お仕事終了後、都内某所に移動。
台湾・高雄在住の楊琴奏者Sの生徒のT君が来日するので会ってほしいと連絡が。

カフェで落合い、もちろんそのまま居酒屋へ。
Sからのプレゼントのサングラスと台湾の形をしたオカリナを持って。
その場でこの写真をSに送る。
即返事が来る。
便利な世の中になったよなあ。。。
T君との話は盛り上がる。
台湾の歴史と日本の歴史って似てるよね、という話から原住民の話まで。
香港に行けなかったストレスをがっつり修復。
実はT君、基本的にベジタリアンだとか。
肉は食べないけど魚なら、と。
自分と一緒で助かる。
「台湾には美味しい素食（スーシー）レストランがたくさんあっていいよねえ」。
「♪」
刺身も初めて体験。
「生ものはちょっと。。。。」というのを食べさせたら「！」。
「これは美味しい」
ちょっとだけ醤油をつけて食べてから、わさびを追いかけるように口に放り込むべし。
と「通」の食べ方を伝授。

「関所」に入る

２８日は１２月に毎年催される芸能祭の会議で厚木へ。
相鉄線で海老名まで出てそこから小田急線に乗り換える。
この改札前に「関所」があることは以前から意識していた。
なかなか寄る機会が無かったのだけど、会議終了が午後６時。
何事も無く帰宅となり、ああ１８時３０分に「関所」の前に。
通過する事は出来ず、すっと入ってしまうわし。

海から離れた内陸なのにまぐろの刺身がうちのスーパーよりも美味いのは何故なんだ！？
マグロのカツも鯵フライも安くて美味しい。
お湯割り進む進む♪

香港からぞくぞくとメッセージ届く

２７日も香港から様々な写真や動画が届く(-_-;
無理矢理行けばよかったかなあ。
もちろん本当に日程的に無理。
様々思い出しつつベジ麻婆豆腐（激辛）。

香港とのご縁は深い。
２０１０年にブラックボックス劇場でのパフォーマンスに飛び入り参加したり、色々と。
２０１２年に４日間のワークショップに招かれたのが今のところ最後の訪問。
初めて労働ビザで入国（境）した。
例によって「観光地」よりも裏町に詳しい。
今回のアジア大会が開催されているあたりにある中文大学にも何度か。
教員食堂で（その頃は肉も食べたので）鶏の脚の蒸し物を注文。
連れていってくれたTingTingを驚かせた♪
「自分でこれ（鶏の脚）頼んだ日本人初めてみたよ！」。
先日の「ノスタルギガンテス」のスライドで猫のぬいぐるみを抱いていた（かつての）可愛い女の子、Hが演出した舞台の写真をばしばし撮りまくっていたトリリンガルなクール女子大生だったTingTingも今では美しいお母さんだ。
この大学の先にある大埔（タイポ）という街から山奥に入ったところにある祈願樹にお参りし、その後民家を改装したレストランでホー・インフンと２５年ぶりに再会したのだった。
そんなこんなが走馬灯のようによみがえる。

明日からアジア大会なんだが。。。

冷蔵庫の中の食材の残りで晩ご飯。

明日から香港で第３回APG、プレイバックシアターのアジア大会が開催される。
FBではアジアの友人たちの「香港に向けて出発します！」投降が相次いでいる。
２００３年の日本大会を機に２００５年にシンガポールで第１回が開かれ、２００９年の台湾大会で大きく発展。
（この時の事務局長が先日うちに泊まっていったJoだ。）
その時に全員の前でコメントを言う機会があり「次の大会に香港を押してほしい」と事前に頼まれて応じたのだった。
その香港大会、２０１３年の開催が流れ、２０１４年も流れ。
もう無いかと思っていたぞ。
この間、香港の事務局長Eとは２０１１年の南京で一緒になり、１２年には香港でノンアルコールで話した。
７月のモントリオールでも再会し、二人でかなり突っ込んだ話も出来た。
「なんで１１月なんだよお。プレイバッカーズ、絶対行けないじゃん！」。
「ごめんね。色々あってさあ。あれでね、これでね。。。」。
「そうかあ。大変だったねえ」。
「来てよ。頼むよお。プレイバッカーズから３人、せめてKayoと二人でもいいからさあ」。
「無理だよお。。。」
なんて話があった。
FBでは「え！　来ないの！？　まじ！？」「一緒に飲みたかったのに。。」
なんてコメントもあって悔しい。
あのとき「僕は香港でみんなを待っている」なんて言わなきゃよかった(-_-;

時節柄、分科会などでは突っ込んだストーリーがでるだろう。
昨年の座り込みに参加して催涙弾に傘で立ち向かった友人たちもいる。
一緒になにか作ろうと約束したままのアーティストたちもたくさんいる。
彼らからも「来るの？」とメールやLine。
天女座で一緒にやったSや東京や横浜でパフォーマンスしたVからも。
それにしても世界中を飛び回っているJoがうらやましいぞ。
今回もLAから香港に移動だ。いつ台湾に戻ってるんだろうなあ。
プレイバッカーズからはかよさん（宗像佳代）が一人で参加。
キーノートスピーチと特別ワークショップを担当する。

ヒグマ春夫さんのソロパフォーマンス

２５日はヒグマ春夫さんのパラダイムシフトへ。

＊作者の許可を得て公開しています。
前日、安藤栄作さんのパレスチナの子どもたちへの展覧会を銀座で観たばかりだったので、このつながりはなんだろう、と。
今回のパラダイムシフトはゲストがいなくてヒグマさんのソロパフォーマンス。
いいものを観た。
だから終了後雨の中をいつもの居酒屋へ。
８月の記録もはじめて読んだ。
http://higuma.art-studio.cc/p/paradigm-69.html
次のイメージが膨らんで来る夜。

「無謀」が好評で安堵

久しぶりのシアターχ。
クリスマスな気分が街に溢れているがクリスチャンでないのであまり気持ちは動かない。。。
オニールチームの会合。
過去３年間の振り返りから。
アンケートというものを初めて見た。
おかげさまでお褒めの言葉もあって素直に喜ぶ。
やっぱり、褒めてもらうのは嬉しいなあ。
そして今年上演した「無謀」が非常に評判が良いと聞き安堵。
そしてこれからどうするか。
率直な話し合いがあり前向きに終了♪
もちろん「いつもの」居酒屋に移動してわいわいとその続き。
ちょっとのつもりがやっぱり終電間近に辞する事に。
この４年間を歩んで来たチームなんだもの。
来年も楽しみだ♪

「地獄の黙示録」素晴らしい

冷蔵庫の野菜の残り、ジャガイモ、マッシュルーム、インゲン豆、玉ねぎにアンチョビソース、たくさんのパセリをぶち込んでオムレツに。
久しぶりに映画「地獄の黙示録」を観た。
前日に観た４５年前の「小さな巨人」（この１週間で４回くらい観てるなあ）をベトナム戦争中に製作したことに驚いたが、こちらも米軍の協力を得られずにフィリピンで撮影とか。
ハリウッドで製作される映画の３０％以上に米軍が協力している。
そして、その作品の中には戦争映画でなくても、米軍からの「メッセージ」が折り込まれている。
「地獄の黙示録」のように米軍が協力していない戦争映画をみると逆にそのあたりのこともよく見えてくる。
もちろん映画自体も素晴らしい作品だ。
３０年ぶりかで観たのだけど今観るとたくさんのことが見えて伝わって来る。
その頃は「後半は。。。」などと言う人もいたけど、全編ぐいぐいと伝わってくる。
カットされた場面を復活させた「完全版」をみたくなった。

寮美千子さんと都の文化財でもある求道館で林洋子さんが主宰するクランボンの会の公演をみる。
林さんは寮さんのファンで「父は空　母は大地」や「ノスタルギガンテス」などの舞台に立ち会って下さった。
宮沢賢治の作品の語りを続けていらっしゃる。
初めて観たが３５年続けているというその深さが伝わってくる素敵な舞台だった。
世の中、色んな人がいるんだなあ。

２３日は寮さんの誕生日。
終演後、奈良に戻るという寮さんとご友人たちと中華料理屋に。
もちろんスパークする寮さんを中心に談論風発♪

マダガスカルのピンクライス

前夜こないだ連れて行ってもらったブータン料理屋がテレビで紹介されていた。
ああ、もう大混雑なんだろうなあ。。。
それでスパイシーな料理が食べたくなりタイカレーを激辛に。
ニューヨークで買って来たマダガスカルのピンクライスを初めて炊いた。
赤米（玄米）なんだがスープをしみ込ませて食べたくなる感じ。
タイカレーとの相性がすごくいい♪

２日続けて長唄の人たちと仕事をした。
発表会に参加しているお弟子さんはともかく、プロの古典芸能者にはときどきはっとするような素敵なエネルギーをさりげなく発している方がいる。
女性が着物を着ているだけで素敵に見える、なんてことは、もうない。念のため。
むしろ自分で着る事さえ出来ないくせに「もうちょっとちゃんと着てくれよお」などと思っていたりする事が多い。
この時も、おとが聞こえて来た瞬間に「あれ！」と思い、見てみると立ち姿が実に美しい。
舞台上で集中している姿はむろんだが、そうでない時も内側に凛としたエネルギーが潜んでいる。
当たり前の事だけど美しいおとは美しい姿勢から生まれて来る。
これが「美しい」こえ、となるとちょっと違うのは何故だろう。

おやすみ 豆太郎

おやすみ　おやすみ　豆太郎
おやすみ　おやすみ　夜も更けた
おやすみ　おやすみ　豆太郎
おやすみ　おやすみ　目を閉じて
ルークじいちゃん夢の中
どらおの寝息がささやくよ
ミルクも一緒に待っている
月夜に海が光ってる
おやすみ　おやすみ　豆太郎
たまおがとなりで　歌うから

２０１５年１１月２１日朝２時過ぎに豆太郎が逝ったとメールが来た。
４年前に自分が家を出る時、一人だけケージの中から出てこずに撫でてもぴくりとも動かなかった。
今の家に連れてこられて再会したとき、永遠かと思うくらい長い間自分の口をなめていた。
２年前に一緒に２泊３日を過ごしたのが最後だった。

合掌

我が国でも「女性からの求婚は神の意志に反する」と

昨日、宮崎土産のゆず唐辛子をいただいたので、うどん。
「ノスタルギガンテス２」のシーズン中よりも2.5キロ程体重が増えている。
トレーニングもしていないので筋肉が落ちてあぶらだらけになっている気がする。。。

昨夜は谷崎潤一郎の原作を映画化した「鍵」を観た。
結局途中から飲み始めてしまい。。。
それでも早めに起きだして前日の打ち合わせを落とし込んだシートなんぞ作り出す。

ブラックバイトのニュースに心が痛む。
仕事を卸している会社が下請けに押し付ける無理難題をバイトの学生に押し付けている。
情けない大人たちだ。
誰かが、そうやって目が上に行かないような仕組みを作っているのかなあ。

作業をしながら、IS関係のドキュメンタリーをいくつかみる。
家族の女性を拉致されたイラクの人が「あなたの国なら一人でもさらわれたら政府が連れ戻そうとしてくれるだろう」と泣きながら話していたが日本政府がそんなことしてくれるとは到底思えない、と思いつつ。
個人的にチームを組んで拉致された女性たちを連れ戻す作業に従事している弁護士のドキュメンタリーの救われた女性たちの証言が凄まじい。
また決死の覚悟で隠し撮りしたであろうISの兵士たちがカフェでくつろいでいる映像の会話もそら恐ろしい。
ここまで女性の人権を踏みにじる発想はどこから出て来たのだろう。
日本でも「女性からの求婚は神の意志に反する」とする新施政方針の表明が１３００年前にあった。
しかも最初に相手の女性に「いい男」と言わせた上で。
「娘」（息子ではない）に殺され、黄泉の国に岩で封印された彼女は、誰だったのだろう。
以来、男性の暴力がこの国を支配するようになり、集団外ではかなりな暴力を女性に対してふるう男性も未だにいる。
さすがにここ（IS）までではない、とは思える。
彼らのその「気持ち」はどこから来るのだろう？
欧米の政治家たちが「まだ利用価値がある」と思っているうちは、この惨劇は終わらないのかと思うとあまりにも悲しい。