もちろん「お仕事」はさくさくと進める毎日なんだけど、肝心の自分の舞台の方が滞っている。
何がどう、と詳しくは言えるのだけど、実感として「滞っている」。
こんな「気分」が続く時は、身体が「アート」を欲しているとき。
「心の栄養」がすかすかでカラータイマー点滅。
Mが午前中なら車で出かけてもいいと言ってくれたので、海を見に行く。
この立石海岸には逗子で暮らしているころには何度も来た。
夏にシュノーケルで潜ったこともあるし、小さな子どもたちを引き連れて来たこともある。
冬の寒空の中、江ノ島の向こうに沈む夕日を呆然と眺めていたこともある。
人生のステージか変化した後に、同じ場所に立つ体験は悪くない。
午前中しか時間がなく、さっと戻って来たのもかえってよかったかもしれない。
途中の緑や海、空だけで充分だった。
帰宅して、ついつい昼寝。
目覚めて南太田まで歩いて所用、と一気にスイッチが入る。
昨年は、自分で演出したものだけでも6本。
シェイクスピア朗読やプレイバッカーズの自主公演を入れれば出演作は合計で10本になる。
今年は「死者の書」に集中したこともあり、なんだか静か。
そして何よりも「心のご飯」が足りてない。
何も趣味的に自分の好きなことに集中したいのではない。
そこを充実させた上で「お仕事」する楽しさも知っている。
9月の頭には「ご飯」たくさん食べに行く計画があり、楽しみ。
もちろん、その前に、8月の稽古場が楽しみだ!