夏の終わりの季節が苦手

前夜はズンバで汗を流し、プールに入って身体についたものを流し、もちろんアルコールも抜いて布団に倒れ込んで眠る。
なので、まるで旅先のように早朝目が覚める。
体重もがっつり下がりいい感じ。
さくさくと家事をこなし、昨夜えりちゃん（高橋江利子）が送ってくれた原稿を印刷しに横浜駅まで出かける。
午前中に全て終了、なんて初めてだな♪
気温がすっかり下がり楽なんだけど、切ない。
この夏が終わっていく季節がどうにも好きになれない。

「ミサイル」関連で改めて「領空」の定義を調べる。
ニュースなどでも「上空」と言っていて「領空」は使っていない。
なので「領空」のように語ることは本筋から外れる。
ま、東京や沖縄の上空が誰のものか、って話もあるから「上空」だよな。

午後、ピーター・オトゥールの「クリエイター」をみる。
学生時代にあんな風に「自分で決める」恋をしたかったなあ。
ま、オトゥール演じるおっさんが手助けするんだけど。
彼が研究しているのが人間の”クローン”で。
カール（・ジェラッシ）を思い出すなあ。
明日１日は、朝からプレイバッカーズ自主公演のリハーサル。
２日は本番。
３日は１０時から振り返りも兼ねたリハーサルなので諸々片付けて集合。
そして、早めに終えて羽田から新千歳に飛んで、４日は朝から本番。
それぞれのパッキングがほぼ終了し部屋の中に並んでいる。
自主公演では、ブータンで購入したチベタンベルなど金属系もメインに使う予定。
スーツケースが重い(-_-;

人のスマホを勝手にいじるのはやめてもらいたい

火曜日の朝、函館のホテルでiPhoneがけたたましくなり目が覚める。
アラーム音も初めてで、手に取って「警報」の字は読めたんだが、スイッチを押してみると警報の文章は消えてしまうのだった。
北朝鮮の字がかろうじて記憶に残ったので、「なんだミサイルか」と寝直したら、また鳴った。
今度も字が消えてしまったので、情報がほしくてFBを開いたら、操作する音が全部アラームの大きなホワイトノイズの音になっていた。
あのアメリカ人が言ったように外からスマホを操作するのは簡単なことなのだった。
再起動したらリセットできてよかった。
人のスマホを勝手にいじるのは止めてもらいたいもんだ。
「なんだミサイルか」と思ったのは、現時点で北朝鮮が日本目指してミサイルを発射することはないと思っているからで。
アメリカの領土に向けて発射することもないだろう。
後で知ったのだけど着水点は、カムチャッカ半島の南あたりで、襟裳岬沖、とかなんとかいうなら太平洋は全部日本列島の東沖か。
着水点は、あまりにも襟裳岬から遠い。
こういう「ことばの操作」が「ことば」への信頼を低下させている。
先日観た舞台でも日本人俳優の発語がこちらに届かない。
まず「おと」が聞こえてこない。
外国人の俳優の台詞は、意味はわからないけど「おと」を真似することは出来る。
演出家も含めてこの舞台に参加した日本の若い演劇人は「ことば」を信じていないのではないかと感じた。
そんな中で一人の女優のことばだけが切なくこちらに届いてきたのは嬉しかった。

ミサイルは飛行機とは違って、放物線を描いてうんと高いところを飛んでいく。
それを撃ち落とすことは出来るのか？
もちろん高いところは「領空外」だ。
そんなこと言ってたら上空を通過する人工衛星や国際宇宙ステーションはどうなるのか。
ミサイルが着水した後から電車止めたり。。。
国民をあたふたさせて一体何をしようとしているのか。
あの原発事故の後の意味不明な計画停電を思い出すなあ。

函館から帰宅

函館の北日吉小学校、２日目は６年生。
昨年、ご一緒した子どもたち。
昨日も今日も、アクター一本やり！
北海道では、どこも独特の重さがあり、そしてそれを救う大きな自然がある。
さすがかよさん（宗像佳代）、子どもたちの心が動いていくのが（舞台からは）よくわかる。
今日、一番心に残ったメッセージは「自分で決める」ということだった。
長い間、自分は、これが出来なかった。
大抵が与えられた選択肢の中で決めていた。
少しずつ「自分で決める」練習をするのはいいことだ。
伝わったかなあ。。。
とにもかくにも無事終了。
とりあえず空港へ移動。
朝、もずくスープとコーヒーしかとっていなかったので空腹。
鮭フライ定食がっつきながら水割り♪

「縁」のちかちゃんが自分ちの畑で取れたじゃがいもとハーブをどっさりくれた。
帰宅して色々と実験：）
美味しいなあ！

ラペにするには水分が多いのだけど、これはこれでお好み焼きの様で美味しい。
函館は年内に後２回予定されている。
来週は（北海道の）伊達。
おっと、その前に自主公演があるんだった。

函館から

月曜日、１年ぶりの函館北日吉小学校へ。
地元チーム「縁」との本格的な共闘の時間も始まる。
「縁」のリーダーのさっちゃんはプレイバックのスクール同期生。
オープンで真っすぐ。
そして前へ前へと進んでいく素敵な人だ。
授業は午前中に終了。
いつもの回転寿司でお昼ご飯。
ホテルに戻りお風呂入って爆睡。
夕方目覚めて、さっちゃん推薦の居酒屋にさげちゃん（捧箸一男）、あきちゃん（小森亜紀）と出かける。
これが大当たりで。
昨年不漁で食べることが出来なかったイカのおいしさを満喫した。
この３人で飲むのも珍しい取り合わせで。
イカのおいしさで酒が進む進む進む進む♪

「いじめ防止授業」後半戦がスタート

日曜日はプレイバッカーズの稽古。
お弁当持って出かける。
稽古場から空港直行なのだけど、北海道だけでなくプレイバッカーズのツアーは箸と弁当箱を持っていると「よいこと」があるんだもんね♪
かよさん（宗像佳代）とあきちゃん（小森亜紀）は１１月に開催されるアジア大会の準備で広島に行っていた。
シンガポールからマイケルを呼びよせてのワークショップ。
彼とは２００５年からの付き合いだけど、一緒だった昨年１１月のスクールで宿舎に泊めてもらったり（酔いつぶれて朝帰り、とも言う）。
一緒にパフォーマンスもして一気に距離が縮まった。
ディック・リーのことばに衝撃を受けたのも共通の体験。
そして、いかに彼が頭脳明晰で（さすがシンガポール大学卒業！　関係ないか）、そして気配りの出来る素晴らしい人間かますます理解した。
そんな彼との土産話も聞きつつ、新しい領域の稽古に踏み込む。
アメリカで生まれたプレイバックシアターの身体論はどうしても欧米的な理論に基づく。
ミュージシャンとしてかなりな種類の楽器を試した。
多分、日本でこれだけの種類を試したのは自分だけだろう。
（広く浅くだもの）
そして、結果どうしても打楽器以外は西洋（特に西欧）ベースの楽器に落ち着いていく。
「抽象的な身体」は、日本のアングラ世代が得意とする分野のはずだが、舞踏が和楽器と融合させて生み出した空間はプレイバックシアターにはない。
自分も、この頃はピアノとリコーダー、そしていくつかの打楽器があれば充分。
もちろんプレイバックシアターでの話で。
「平家物語」では太鼓と篠笛を使うことになる。
プレイバッカーズの稽古はどんどん深くなっていく。
今回、アクターとして体験するのではなくミュージシャンとして見つめているのも天の采配か。

「いじめ防止授業」の後半戦が始まる。
５０日ぶりの（夏休み明けだ！）羽田空港。
例によってぎりぎりまで搭乗せずスマホでお仕事する迷惑な乗客のわしら(-_-;;;

上空で富士山が見えた。
中学校の初海外以来、大事な時は富士山が見送ってくれる。
実は、後半戦はこの函館から始まり函館で終わる予定。
深い時間をもがきながら旅する季節がまた始まった。

幸せな本番

土曜日はお仕事で都内へ。
オペラ歌手の方たちの歌の会。
プロの声が響く。
気持ちいいなあ。
細かいところへの気配りもさすが。
しかも日程の関係で仕込みとバラシがほぼなし。
こんな幸せな日が会っていいのだろうか(^O^)/
そして、帰宅してばったり倒れて眠る。
今日はリハーサル、後に羽田からツアー再開。

「絶対飛行機」でVinciと再会

香港の舞踏家Vinciと知り合ったのは「いつだっけ？」と聞いたら「昔むかしあるところに〜」と始めたのだけど、多分２００９年頃。
香港に行くたびに会って話す機会があったり、一緒に舞台を観たりしていた。
こちらが香港にご無沙汰していた頃、プロトシアターの企画で日本に来たり、彼らとアジアをツアーしたり。
この日本と香港の共同プロジェクト「絶対飛行機」の舞台を最初に観たのは３年前の横浜か？
この頃、観るものやるもの多すぎて時間軸が怪しい。。。
まあ、そんなこんなの彼女が我が家から電車で２駅のワーフで「絶対飛行機」に出ると言う。
２週間前から滞在して稽古を重ねて来たそうだけど、こちらも隣の南太田で稽古を重ねていたりですれ違い。
初日の今日、立ち会うことに。
会場入り口に近づくと大きなガラス窓から中が見えて彼女と目が合う。
出演者たちが客入れをやっているのだ。
料金にはドリンク代が含まれていて「ビールにする？」。
「ノンアルコールがいい？」
「えっ！　まじで！？」
そんなに驚かんでもよろしい。
香港でいつも飲んだくれているみたいではないか(-_-;
今回は日本語、英語、広東語、北京語が混じる多言語バージョンとかで。
あんなに台詞を喋るVinciは初めて見た。
「あたしシアターもやるんだよ」と。
終演後、先日井村さんに紹介して頂いた素敵な女優さんにも再会。
３人でしばし話す。
戯曲がある「芝居」しかしてこなかった彼女は、この作品にとても興味を持ったようだった。
その後、Vinciと二人で話す。
香港の状況は、朝のBSニュースでいつもチェックしているが、かなり大変そうだ。
彼女は、この後１月一杯（旧正月前まで）台湾でのパフォーマンスが待っている。
全力疾走の季節が来ている。
今日はノンアルだったけど、今度は飲んで話そうね。

「アメリカ」の稽古

前夜アルコールを抜いたので、さくっと目覚める。
泳ぐっていいなあ。



今日は夕方から都内へ。
夕景が誘う、と見える時は大丈夫。
来年５月に参加する「アメリカ」の稽古。
一言一言を大事にする稽古は本当に勉強になる。
若い役者が苦しんでいるのだけど、きっとここから跳ねる日が来るに違いない。
もちろん自分だってもっと先に行かねば話にならん。
日曜日からはプレイバッカーズの学校ツアー再開。
昨年よりも日程はタイト。
うかうかしていると（していなくても）あっという間に年末なのだろう。
その時に台詞すら入ってない、なんてことのないように備えていくべし。

久しぶりにズンバで汗流す

昨夜の晩ご飯はラペだった。
こんなもんばかり食べてるから体重が戻ってしまうのだ(-_-;
朝早くに目覚めたのでそのまま起きて掃除したり洗濯したり。
リセットの日。
家の中を片付けるのも身体の掃除をするようなもので。
午前中にたまっていた新聞に目を通し終えたところで、どんよりと疲れが。
エアコンをつけないので、座っているだけで汗が流れおちる。
思い切ってお昼寝。
午後は二子玉川へ。
早めに移動して軽く蕎麦でも食べたかったのだけど、蕎麦屋が見つからない。
以前なら商店街に蕎麦屋が一軒はありそうなもんなんだけど。
夜はスポーツクラブでズンバ。
久しぶりに汗を流した後、プールで泳ぐ。
心身ともにすっきり。
こういう時間がほしかった。
今夜はノンアルコールビール♪

都内でお仕事

昨夜、自殺防止イベントの重いエネルギーはお風呂に入ってもどこか残り、
QT=クエンティン・タランティーノの映画を最後まで観てしまった。
大好きな監督なんだけど、どこかAクラスの匂いをさせるBクラス感が好き。
常に画面から死の匂いがただよいまとわりつく。
いきなり殺人、ばかり。
そして結局２５時まで眠れず。
４時に目が覚めるも、もうちょっと眠る。
６時半には駅にいて、都内のお仕事へ。
東西線は「My LINE」だった。
多分、全部の駅で降りたことがある。
この駅にも思い出がたくさん。
大好きだった立ち食い蕎麦屋もとうに無くなり、駅前のコンビニでカップそば。
仕事に行く前、または帰宅前の男たちに混じってカップ麺をすする。
いいもんだ。
気合いが入る。
あのアパートを改造した飲み屋ももうない。
あちらこちらの都市にある（のに都内では寡聞にして知らん）ああいう店（？／場）で、みんなで飲みたい。
よーするに（知っている人は知っている）静荘を飲み屋に改装したような。

知人をよく知る女優さんとご一緒できて待ち時間も楽しい現場になった。
お昼ご飯をまたいでお仕事は無事終了。
帰りの電車内で爆睡。
睡眠不足が応えるお年頃、か。
体重減らしたい、んだけど「アジフライにはわさび醤油！」を試したくて。
帰宅して風呂は入り、ハイボールとアジフライ（わさび醤油）が晩ご飯に。
明後日は「アメリカ」の稽古。その後、お仕事があり、日曜日のリハの後羽田からツアー再開。
今年の後半戦が始まる。
明日、準備を整えるべし。
なんといってもメールのやり取りが出来なくなっている。。。。
なので写真がアップできないのだった。